ドイツ GPF 155mm野砲 K 418(f) 1944年 ノルマンディ
「ドイツ GPF 155mm野砲 K 418(f) 1944年 ノルマンディ (プラモデル) (RPM 1/72 ミリタリー No.72601 )」です
●「ドイツ GPF 155mm野砲 K 418(f) 1944年 ノルマンディ」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の重カノン砲「155mm カノン砲 K418(f)」(フランス軍の「155mmカノン砲 GPF M1917」を捕獲使用したもの)を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●大西洋の壁などに配置されたドイツ軍の重カノン砲「155mm カノン砲 K418(f)」を再現、長大な砲身によりその威力と射程を誇った迫力有るフォルムを再現した内容となっています【 「155mm カノン砲 K418(f)」について 】
●フランス軍は第1次世界大戦時において有力な火砲を数多く装備しており、その優秀な性能により後の各国の火砲開発の際に参考にされています
●「155mm カノン砲 GPF M1917」は、そのようなフランス軍の火砲の一つで、最大19kmという長射程と大口径の威力により活躍、第1次世界大戦後期に参戦したアメリカ軍も同砲を使用しました
・ アメリカ軍では第2次世界大戦初期まで同砲を使用、後には国産化されて自走カノン砲「M12」の搭載砲となっています
●同砲は開脚式の砲架を装備、その長砲身により牽引時には砲身部を後座させるという機能も持っていました
●独仏戦の結果によりフランス軍の多くの装備を捕獲したドイツ軍はその多くを積極的に活用、「155mm カノン砲 GPF M1917」も「155mm カノン砲 K418(f)」の制式名を与えられ、重砲部隊の火砲として使用されました
●ただ、「155mm カノン砲 K418(f)」は、その砲架に装備されたタイヤから想像されるように接地圧が高いために牽引の際には重牽引トラクターが必要で、機動力を重視したドイツ軍の用兵とは異なるものであり、大西洋の壁(連合軍の上陸に備えて建設されたヨーロッパ西方の要塞線)に配置されて固定砲台として用いられた場合が多かったようです
・ 同砲用として用意されたフランス軍の牽引トラクターも存在しましたが、フランス軍の車輌は基本的に鈍足であり、特に道路事情の悪い東部戦線では致命的となりました【 「ドイツ GPF 155mm野砲 1944年 ノルマンディ」のキット内容について 】
●このドイツ軍の重カノン砲「155mm カノン砲 K418(f)」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●RPM社の新フォーマットによって「155mmカノン砲K418(f)」を再現、従来の素朴な印象を受ける同社製キットとは異なり、ディテール表現、パーツの成型状態共にレベルアップが図られており、ミニスケールキットとしてのシャープさが感じられる内容となっています
●「155mm カノン砲 K418(f)」は、「155mm カノン砲 GPF M1917」と同一であり、キットはフランス軍の「155mm カノン砲 GPF M1917」と、ドイツ軍の「155mm カノン砲 K418(f)」を選択して作成することができます
・ 「フランス軍」と「ドイツ軍」仕様の違いは塗装とマーキングのみです
●射撃状態と牽引状態とを選択できます
●「155mm カノン砲 K418(f)」は、「砲身部」「砲架」「砲脚」「牽引リンバー」の4ブロックで構成されています
●砲身は左右分割式となっています
・ 砲尾は1パーツで再現、閉鎖ハンドル、シリンダーなどがパーツ化されています
・ 閉鎖器は4パーツで構成され、累栓の溝も再現、閉鎖器の開閉状態を選択できます
・ 砲身下部の揺架は左右分割式です
●砲架は左右分割式で、下部の台座部分は別パーツです
・ 照準器は2タイプがセットされており、選択して使用します
・ 砲架は左右方向に旋回可動式です
●砲脚の主要躯体は各5パーツで構成されています
・ 特徴的な各部のリベットがモールドで再現
・ 砲脚は可動式となっています
・ 駐鋤は4パーツで構成されています
・ 各タイヤは一体成型となっており、砲本体のタイヤは4つのタイヤパーツで構成
●牽引リンバーは、5パーツで構成される台座部分にシャーシ、タイヤ、牽引装置などを取り付ける構成です
・ リンバー上部の座席、レバーがパーツ化
●「155mm カノン砲 K418(f)」のマーキングとして、12種類の塗装例が説明書に記載されています
・ 第1次世界大戦時のフランス軍仕様 ×6
・ 第2次世界大戦初期のフランス軍仕様 ×4
・ 第2次世界大戦後期のドイツ軍仕様(沿岸重砲大隊) ×2
●説明書の塗装例に基づく、砲番号、部隊表記、パーソナルネームなどを再現したデカールが付属しています
●2012年 完全新金型
・ RPM社製「M1918 155mm野砲 フランス 1918年フランス」「ドイツ GPF 155mm野砲 K 419(f) 1941年 北アフリカ」と同時発売