ライプシュタンダルテ SS アドルフ・ヒトラー連隊 クリスラ峠の戦い
「ライプシュタンダルテ SS アドルフ・ヒトラー連隊 クリスラ峠の戦い (プラモデル) (ドラゴン 1/35 '39-45' Series No.6643 )」です
●第2次世界大戦初期におけるドイツ武装親衛隊の兵士4体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「SS第1師団 ライプシュタンダルテ・アドルフヒトラー」について 】
●武装親衛隊は、親衛隊内の武装実行部隊「特務部隊」が発展したもので、第2次世界大戦の開戦時にはドイツ各地に分散していた武装親衛隊部隊の一部を纏める形で第1師団、第2師団が編成、強制収容所の看守で構成される「髑髏連隊」から第3師団が編成されています
●この3個師団は、高度な訓練と質の高い補充兵からエリート師団へと成長、第2次世界大戦を通じてドイツの最強師団として各戦線で活躍を見せています
●ただ当初、武装親衛隊はナチス党の私兵集団という認識から、国防軍用の装備の調達が難しく、その装備は親衛隊で独自に揃えなくてはならず、やむなくドイツへの併合により接収したチェコ軍の装備が使用されました
・ 大戦初期のこれらの師団の活躍により、国防軍も武装親衛隊を地上兵力の重要な一員と捉え、独ソ戦頃から国防軍と同様の装備が支給されるようになります
●1940年、イタリア軍はイタリア領であったアルバニアからギリシャに軍事侵攻を開始、イタリア軍とギリシャ軍との間で激しい戦闘が繰り広げられましたが、準備不足のままに戦闘に投入されたイタリア軍は劣勢となります
●その頃、ユーゴスラビアで親英政権が樹立、ギリシャ方面にイギリス軍が派遣されると、バルカン半島の平定化を図ってドイツ軍が急遽同方面に進出します
●イタリア軍同様、ドイツ軍はギリシャ軍や急峻な地形に苦しめられ、イギリス軍との交戦も行いましたが、士気の高さと装備の優秀さ、そしてドイツ空軍の支援によってギリシャ・イギリス連合軍を撃破しました
●SS第1師団「ライプシュタンダルテ SS アドルフヒトラー (LSSAH)」部隊は、クリスラ峠での戦いでギリシャ歩兵部隊を攻撃、「LSSAH」は軽微な損害だけで1000名以上のギリシャ兵を捕虜とし、ギリシャ侵攻作戦を有利に導いています
【 「クルト・マイヤー」について 】
●「クルト・マイヤー」は、1931年に親衛隊に入隊、当初は一般親衛隊(アルゲマイネSS)でしたが1930年代中頃に武装親衛隊に転属、「SS第1師団」に配属されます
●ポーランド戦では対戦車中隊の中隊長でしたが、フランス戦ではオートバイ部隊の中隊長を拝命、部隊が拡張される形で装甲偵察大隊の大隊長となります
●ギリシャ戦では、「マイヤー」の装甲偵察大隊は目覚しい働きを見せ、クリスラ峠の戦いで勝利、その後も進撃を続けました
●独ソ戦においても「マイヤー」の装甲偵察大隊は活躍、その後、「マイヤー」は「SS第1師団」内での異動を繰り返しながら激戦を戦い抜き、「SS第1師団」の兄弟師団として「SS第12師団」が編成されると、同師団の装甲擲弾兵連隊長となります
●「SS第12師団」は、ノルマンディ戦に参加、師団長が戦死すると「マイヤー」は師団長代理として就任、物量で迫る連合軍相手に苦しい戦いを繰り広げました
【 「ライプシュタンダルテ SS アドルフ・ヒトラー連隊 クリスラ峠の戦い」のキット内容について 】
●この第2次世界大戦初期におけるドイツ軍兵士を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●戦線付近において待機もしくは、戦闘中のシーンが表現されています
●フィギュアの内訳は、将校1体、下士官1体、機関銃兵2体の合計4体です
●服装は、将校が将校用の野戦服を着用、将校用のブーツを履き、将校帽を被っている姿、下士官、機関銃兵は野戦服の上に迷彩スモックを着用、ブーツを履いた姿です
・ 将校は大戦を通じて見られた姿で、下士官、機関銃兵も大戦を通じた姿となりますが大戦後期では迷彩スモックとヘルメットの迷彩カバーには偽装用のループが付いたタイプが多くなります
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目、スモックの紐などの細部は、深めのモールドで彫刻されています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成です
【 「ライプシュタンダルテ SS アドルフ・ヒトラー連隊 クリスラ峠の戦い 」のフィギュアのポージングについて 】
●将校のフィギュアは、片手に手榴弾を持ち叫んでいるポーズです
・ このフィギュアは、武装親衛隊の将校「クルト・マイヤー」の有名な写真を元に造形されています
●下士官のフィギュアは、片膝を付いた状態で前方を注視しているポーズ
・ 手には「エルマ EMP-35 サブマシンガン」を抱えています
●機関銃兵のフィギュアの1体は、片膝を付いた状態で機関銃を抱えているポーズです
・ 大戦初期の武装親衛隊の軽機関銃の主力であった「ZB vz.26 軽機関銃」を装備しています
●機関銃兵のフィギュアの1体は、両手で機関銃の弾薬箱を持ち、背を低くして前進しているポーズとなっています
■装備品類
●フィギュランナーに付属している装備品類
・ 将校帽 ×1
・ 迷彩カバー付きヘルメット ×3
・ 手榴弾 ×3
・ ガスマスクケース ×3
・ 機関銃用工具入れ ×2
・ 機関銃弾薬箱 ×2
・ エルマ EMP-35 サブマシンガン ×1
・ 双眼鏡 ×1
など
●ドラゴン製「GEN2 Gパーツ」「武装 Wパーツ」が付属、フィギュアの一部の装備品は、このパーツの中から選択して使用します
<ドラゴン GEN2 Gパーツ>
・ ヘルメット ×4
・ 双眼鏡 ×1
・ P-38 ピストル ×1
・ P-08 ピストル ×1
・ 飯盒 ×4
・ 柄付き手榴弾 ×3
・ MP-40用マガジンポーチ(2種) ×2
・ MP-43用マガジンポーチ ×2
・ P-38用ホルスター ×1
・ P-08用ホルスター ×1
・ ワルサーPPK用ホルスター ×1
・ 機関銃用工具入れ ×1
・ 雑嚢 ×4
・ マップケース ×1
・ ポンチョ ×4
・ 防毒シート ×4
・ モーゼル Kar98k用マガジンポーチ ×6
・ 銃剣 ×4
・ ガスマスクケース ×4
・ 水筒 ×4
<ドラゴン 武装 Wパーツ>
・ モーゼル Kar98k ライフル ×4
・ MP-38 ×1
・ MP-40 ×1
・ MP-40(ストック展開状態) ×1
・ MP38、MP-40用予備マガジン ×2
・ モーゼル Kar98k用5連弾クリップ ×4
・ MG-34 ×1
・ MG-42 ×1
・ Gew43 ×1
・ MP-43 ×1
・ 機関銃用50発入りドラムマガジン ×3
・ MP-43用予備マガジン ×2
・ Gew43用弾薬クリップ ×3
・ この他、携帯シャベル ×4が付属しています
●2012年 フィギュアランナー 完全新金型