イギリス 17/25ポンド対戦車砲 (キジ) 5体クルーセット 北アフリカ
「イギリス 17/25ポンド対戦車砲 (キジ) 5体クルーセット 北アフリカ (プラモデル) (ブロンコモデル 1/35 AFVモデル No.CB35135 )」です
●「イギリス 17/25ポンド対戦車砲 (キジ) 5体クルーセット 北アフリカ」です
●第2次世界大戦時の熱帯地域における「17/25ポンド砲」を操作するイギリス軍対戦車砲兵5体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット 【 「17/25ポンド砲」について 】
●イギリスは、火砲類の開発技術は世界トップクラスであり、対戦車砲「2ポンド砲」の後継として採用されたのが「6ポンド砲」です
●この「6ポンド砲」は、口径57mmという中口径の対戦車砲でしたが、装甲貫通能力が高く、また同国で開発された新型砲弾(「被帽付き徹甲弾」など)により75mmクラスに匹敵する能力を持っていました
●しかし、この「6ポンド砲」の後継兵器の開発も精力的に行われており、1942年8月には76.2mmの口径を持つ「17ポンド砲」が完成しました
●この「17ポンド砲」は、「6ポンド砲」を遥かに凌ぐ威力を持っていましたが、砲架部分の生産が遅れたため、「25ポンド砲」の砲架に「17ポンド砲」を搭載した「17/25ポンド砲」が急遽作られ、チュニジア戦に投入されます
●同砲は、その高い装甲貫通能力により対戦車戦闘に活躍、その後のシシリー戦、イアリア戦にも引き続いて使用されましたが、専用の砲架に搭載された「17ポンド砲」の生産が進むと、次第に姿を消して行きました
・「17/25ポンド砲」は野砲の砲架を使用したことにより、シルエットが高く、嵩張るため、あくまでも応急的な兵器でした
【 「イギリス 17/25ポンド対戦車砲 (キジ) 5体クルーセット 北アフリカ」のキット内容について 】
●このイギリス軍の「17/25ポンド砲」を操作する対戦車砲兵を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●イギリス軍対戦車砲兵が「17/25ポンド砲」を射撃中のシーンが表現されています
●フィギュアの内訳は、指揮官1体、照準手1体、砲手3体の合計5体です
●服装は、熱帯野戦服を着用、照準手と砲手2体は半ズボンにソックス姿、砲手の1体と指揮官は通常の長ズボンを履いた姿です
・ この服装は、北アフリカ戦、シシリー戦、イタリア戦線、太平洋戦線で見られた服装ですが、「17/25ポンド砲」の登場時期と配備の関係からチュニジア戦、シシリー戦、イタリア戦に使用できます
・ 熱帯用の服装ですから、イタリア戦の冬季や山岳地では適さないので注意して下さい
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目などのディテールは繊細且つシャープな彫刻となっています
●フィギュアの顔の部分は、スライド式金型により顎紐が一体成型され、顔自体もインジェクションキットとしてハイレベルな造形が施されています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成です
【 「イギリス 17/25ポンド対戦車砲 (キジ) 5体クルーセット 北アフリカ」について 】
●指揮官のフィギュアは、立った姿勢で片手で指を差し、大声で指示を与えているポーズです
●照準手のフィギュアは、座席に座り、操作ハンドルを持って照準しているポーズ
●砲手のフィギュアの1体は、砲弾を薬室に込めようとしているポーズです
●砲手のフィギュアの1体は、立った姿勢で砲弾を持ち、待機しているポーズです
●砲手のフィギュアの1体は、立った姿勢で両手を腰に置き、佇んでいるポーズとなっています
●付属している装備品類
・ ヘルメット ×4
・ 将校帽 ×1
●2012年 完全新金型
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【 「イギリス 17/25ポンド対戦車砲 (キジ) 5体クルーセット 北アフリカ」のワンポイント 】
●フィギュアのキット化の歴史が浅い「ブロンコ」社の製品ですが、顔の造形、服の皺の表現、各部のディテールなど、フィギュア専門メーカーに匹敵するものとなっています
●特に、スライド式金型で製作された顔の部分には、ヘルメットの顎紐が立体的に造形され、顔の表情も豊かに表現されており、「17/25ポンド砲」を製作する際に役立つことでしょう
●キットは「17/25ポンド砲」を操作する対戦車砲兵を表現しており、「25ポンド砲」に転用する場合は、指揮官、照準手が使用できます
●「25ポンド砲」の砲弾は、「17/25ポンド砲」とは異なり、分離装薬式ですから、「17ポンド砲」の砲弾を持っている砲手のフィギュアはそのままでは使用できず、腕の部分を改造する必要が有りますので注意して下さい