アカデミー M3A1 スチュワート 軽戦車 1/35 Armors 13269 プラモデル

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M3A1 スチュワート 軽戦車

販売価格

2,640円 2,376円(税込)

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「M3A1 スチュワート 軽戦車 (プラモデル) (アカデミー 1/35 Armors  No.13269 )」です


●第2次世界大戦におけるアメリカ軍の軽戦車「M3A1」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット

●第2次世界大戦中期までアメリカ軍戦車部隊の主力として活躍した軽戦車「M3A1」を再現、リベット接合構造の車体に円筒形の砲塔を装備した特徴的なフォルムを再現した内容となっています

【 「軽戦車 M3A1」について 】


●第2次世界大戦前、アメリカ陸軍では他の国と同様に、戦場の主役となった歩兵と、伝統ある兵科ながら機械化により存続が危うくなった騎兵との間で主導権争いによる駆け引きが行われていました
●歩兵科が扱う軽戦車「M2」と、ほぼ同一の車体ながら騎兵科が扱う戦闘車「M1」が生産され、この結果アメリカ陸軍では軽戦車を重要視する傾向が強くなります

●戦闘車「M1」は機関銃しか装備していないことから非力であり、第2次世界大戦の気運が高まると軽戦車「M2」に生産と開発が集中されます
●「M2」シリーズは37mm砲を搭載した「M2A4」まで開発が進んだものの、その前面装甲は25mm程度であり、対戦車戦闘を考慮した装甲の強化が計画されました
●ただし、この装甲の強化は重量の増加を招き、幅の狭い履帯と下部転輪の接地部の長さにより接地圧が上昇、これを改善するために後部の誘導輪を大型化して接地状態とした「M3」が1941年3月に登場します

●軽戦車「M3」は、最大装甲を50mm厚に強化、主砲は「M2A4」では「37mm対戦車砲 M3」をそのまま転用したのに対して車載用に改造された「37mm戦車砲 M6」が搭載されています
●エンジンには7気筒の空冷星型のガソリンエンジンを搭載、その最大速度は57km/hに達し、他国の軽戦車よりも重装甲で機動性能も優れているのが特徴となっています

●軽戦車「M3」は、アメリカ軍の実戦参加前にイギリス軍とソ連軍により実戦に投入、軽戦車ながら厚い装甲とアメリカ戦車らしい機械的信頼性から高い評価を受けています

●1942年5月には最初の改良型となる「M3A1」が登場、同車では「M3」で採用されていた車長キューポラを廃止し、砲の安定装置「ジャイロスタビライザー」(1軸式)を装備、砲塔旋回も従来の手動式から油圧駆動式へと変更されています

●アメリカ軍の軽戦車「M3」(「M3A1」は生産時期の関係で配備されていません)は、太平洋戦争の緒戦のフィリピン戦において日本軍と対峙、日本戦車を大きく上回る性能により奮戦しましたが、戦いの趨勢は日本軍側に有利で、フィリピン戦では壊滅の憂き目に会います
●ただし、その後のアメリカ軍の反撃による島嶼やニューギニアなどの戦いにおいて戦場に投入された軽戦車「M3」「M3A1」は対戦車能力に劣る日本軍相手に活躍、火力の関係で「M4中戦車」に交代させられるまで充分な働きを見せました

●ユーロッパ方面のアメリカ軍では1942年のチュニジア戦から実戦に参加、ところがこの時期になるとドイツ軍戦車の装甲と火力は大幅に強化されており、軽戦車「M3」「M3A1」は厳しい戦いを強いられました
●軽戦車としては装甲は厚いものの、避弾経始を考慮していない垂直面で構成された車体、そして「37mm戦車砲」ではドイツ軍戦車に対して非力さが目立ち、軽戦車では太刀打ちできない状況となります
●チュニジア戦の後は、戦車戦力の主力は中戦車が占めるようになり、軽戦車は補助的な役割へと移行、偵察や警戒などの任務に従事しています
 ・ 軽戦車「M3」「M3A1」の後継として「M3A4」「M5」「M5A1」が登場、イタリア戦、ノルマンディ戦以降の軽戦車はこの後者3タイプがメインとなっています


【 「M3A1 スチュワート軽戦車」のキット内容について 】


●このアメリカ軍の軽戦車「M3A1」を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●アカデミー社の1/35シリーズのフォーマットに則り「軽戦車 M3A1」を再現、全体のフォルムを捉えながら同社スタンダードとなる造形力により各部のボルト、砲塔部の溶接跡、複雑な足周りなどのディテールを表現した内容となっています

●キットは、砲塔内部、戦闘室部分を中心とした車体内部が再現されています


●「軽戦車 M3A1」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」「車体内部」の4ブロックで構成されています

【 砲 塔 】
●砲塔は、「M3A1」の特徴となるキューポラのない円筒形の形状を再現、扇形のハッチ、各部の溶接跡、前面のボルトなどが表現されています

●「37mm戦車砲 M6」の砲身は一体成型で、砲口部分は別パーツとなっています
 ・ 砲尾部分も再現され、閉鎖器を含む砲尾、防危板、照準器、操作ハンドルなどがパーツ化
 ・ 防盾は1パーツで再現
 ・ 防盾(砲身)は、完成後も上下可動式とすることができます

●砲塔は上下分割式で、前面パネルは別パーツです
 ・ 車長ハッチ、装填手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
 ・ 側面及び後面のピストルポートは別パーツです
 ・ ペリスコープはペリスコープ本体と蓋の部分とで構成
 ・ 対空機銃架は5パーツで構成、機銃架に装備される「M1919A4 機関銃」が付属しています

●砲塔の内部が再現されています
 ・ 砲塔部のバスケットがパーツ化、これに車長用と装填手用の座席を取り付けます

【 車体上部 】
●車体上部はその複雑な形状と特徴的なボルトが再現されています

●車体上部はフェンダー、スポンソンも含めて一体成型されており、戦闘室前面パネル、固定機関銃部のパネル、後部パネルは別パーツです
 ・ 視察口を兼ねた操縦手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
 ・ 固定機関銃部分は、「M1919A4 機関銃」を装備した状態と、機銃口を塞いだ状態とを選択できます
 ・ ライトガードはプラパーツとなっています
 ・ 燃料給油口の蓋は、形状が異なる2種のタイプが付属しており、選択して使用します
 ・ 車載工具類には固定具が一体成型されています

【 車体下部 】
●車体下部は「M3/M5軽戦車」系列の特徴であるボギー式サスペンションを再現、履帯はベルト式と接着連結式とを選択することができます

●車体下部は、バスタブ式に一体成型されており、後部パネルは別パーツです
 ・ サスペンションユニットは転輪も含めて7パーツで再現(全4ユニット)
 ・ 下部転輪、誘導輪は、スポーク式の「初期型」となっています(プレス式の「後期型」の転輪、誘導輪パーツも付属)
 ・ 起動輪は左右分割式で、歯の部分に肉抜き穴がある「初期型」を再現(肉抜き穴のない「後期型」のパーツも付属)

【 履 帯 】
●履帯は、ラバー製のベルト式履帯と、1枚ずつが分割された接着連結式履帯とが付属しており、選択して使用します
 ・ 履帯は、ラバーで覆われたダブルピン式履帯「T16」(フラットラバータイプ)が再現されており、モデルカステン製「M3/5スチュワート軽戦車用履帯」がこれに対応しています

【 車体内部 】
●戦闘室及び操縦席部分の車体内部が再現されています
 ・ エンジンルームとの隔壁、戦闘室床面、トランスミッション、ドライブシャフトカバー、後部弾薬架がパーツ化
 ・ 操縦席部分は、操縦席、前方機銃手席、操行レバー、メーターパネルなどが再現されています


●アクセサリーパーツが付属しています
 ・ 予備燃料タンク ×1
 ・ 「M1919A4 機関銃」用弾薬箱 ×7
 ・ 木箱 ×1
 ・ 雑嚢 ×2
 など


【 塗装とマーキング 】
●「軽戦車 M3A1」のマーキングとして、5種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ アメリカ陸軍 第1機甲師団 第1機甲大隊 C中隊 第3小隊 (チュニジア / 1942年12月)
 ・ アメリカ海兵隊 第3海兵戦車大隊 (ブーゲンビル / 1943年12月)
 ・ アメリカ海兵隊 第3海兵戦車大隊 (ブーゲンビル / 1943年12月)
 ・ ソ連軍所属車両 (1943年)
 ・ ソ連軍所属車両 (1942年夏)

●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊マーク、車体番号、スローガン、パーソナルネームなどを再現したデカールが付属しています


●2002年 一部新金型



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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