川崎 C-1 FTB 飛行開発実験団 岐阜基地 (28-1001)
「川崎 C-1 FTB 飛行開発実験団 岐阜基地 (28-1001) (完成品) (ジェミニ ジェット 1/200 ジェミニ 200 (Gemini 200) No.G2JSD319 )」です
●「川崎 C-1 FTB 飛行開発実験団 岐阜基地 (28-1001)」です
●我が国の航空自衛隊が戦後初めて開発・実用化した中型ジェット輸送機「川崎 C-1」を1/200スケールで再現したダイキャスト製完成品モデル
●試作1号機の後身で、航空自衛隊の「飛行開発実験団」において各機材の実用テストに当たる「C-1 FTB (28-1001)」を再現した内容となっています
●彩色済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、そのままディスプレイすることができます 【 「川崎 C-1 中型輸送機」について 】
●「川崎 C-1」は航空自衛隊の中型輸送機です
●戦後より航空自衛隊・陸上自衛隊において輸送任務を担っていた「C-46 輸送機」は、耐用年数とメーカー消滅による保守部品の枯渇から、更新機体の必要性が持ち上がっていました
●保守部品調達のため、「C-46」の同型機を中華民国から格安で入手し部品取りに使うなどしていましたが、それも限界に近付きつつあることから、次の「中型輸送機」を防衛庁技術研究本部と日本航空機製造が開発を担当、川崎重工業が製造を担当する形で計画は進み、1970(昭和45)年11月に試作1号機「XC-1」が初飛行、1973(昭和48)年より生産型の「C-1」の運用が開始されます
●「C-1」完成に至る道は平坦ではなく、法律上の制限から当初より民間型の製造は不可能、専守防衛の観点から航続距離は限られたものにせざるを得ず、様々な足かせが当初より課せられていました
●そのような状況の下で完成した国産初の「C-1 中型輸送機」は搭載量最大約8トン、航続距離2,185キロメートル(積載6.5トン時)の能力を持ち、「C-46 輸送機」よりも性能は向上しているものの、この時代の「輸送機」としては若干物足りないスペックとなりましたが、やむを得ないものだったのかもしれません
●しかしながら、搭載能力を押さえられた反面、時速約800キロ超の最大速度と、輸送機としては過剰とも言える高い機動性を「C-1」に得たことは、後に大きなアドバンテージとなります
●この「C-1」の機動性を披露する事例として、たとえば、第1空挺団の支援機として活躍し、毎年1月習志野演習場で行われる「第1空挺団 降下訓練始め」での主役として、また、各地の基地航空際では戦闘機並みのダイナミックな展示飛行などで多くの国民を魅了しています
●また、「試作1号機 (XC-1)」は、岐阜基地の「飛行開発実験団」においてフライング・テスト・ベッドとして多くの機材の開発に携わり、国産エンジンなどを育てる重要な役割をこなしてきました
●近年では、海外展開能力の不足から「C-130」輸送機が輸入され、また老朽化してきたため後継機「C-2」が現在開発中で、その正式化後に交代する形で退役する見込みとなっています【 「川崎 C-1 FTB 飛行開発実験団 岐阜基地 (28-1001)」の製品内容について 】
●この「川崎 C-1 FTB」の姿を再現した完成品モデル
●「試作1号機 (XC-1)」として製造された後、航空自衛隊の「飛行開発実験団」において各機材の実用テストに当たる「C-1 FTB (28-1001)」を再現した内容となっています
●真円断面の太い胴体に外装式の降着装置、後退角を持つ高翼配置の主翼と懸垂式のエンジンポッド、後部ランプからの荷役の便を図った「T字」配置の垂直尾翼など、近代的輸送機のスタイルを整えた「川崎 C-1」のシルエットを再現
・ 機体全体にある主なパネルラインは1/200スケールを損ねない、線の数を選んだ凹モールドで再現、スミ入れ処理は施されていません
●エンジン部はポッド支柱部より別パーツで再現
・ 内部にはタービンブレードが再現されています
・ 支柱の内側に向かってカーブを描く形状が再現されています
●垂直尾翼のアンテナや、機首の長いピトー管は別パーツで再現されています
・ それぞれ1/200スケールに従った繊細さで再現されていますので、折損には十分に注意してください
●ランディングギアは展開された「地上待機状態」で再現されています
・ ギアカバーはスケール感を損ねない程度の薄さで成型されています
・ ランディングギアのタイヤはゴム系素材を使用、ホイールは金属引き物の別パーツなっており軸は独立、回転させる事が可能です
●キャノピーをは1/200スケールという小スケールを考慮し塗装で再現、フレームはシャープに塗り分けられています
●「川崎 C-1 FTB」の機体は試作機時代から引き継がれた無塗装銀色の機体を塗装で再現
・ 機首からコクピット前方に続く防眩塗装、主翼前縁のスラットや主翼上などの歩行帯内側、垂直尾翼の防氷ブーツなども、きっちり塗り分けられています
・ ひときわ目立つ「川崎 C-1 FTB」の固有装備、機首の長いピトー管も紅白で交互に塗り分けられています
・ 日の丸や、機体番号、飛行開発実験団のマーク、歩行帯のラインなどがタンポ印刷にて再現されています【 「川崎 C-1 FTB 飛行開発実験団 岐阜基地 (28-1001)」のパッケージ内容 】
・ 川崎 C-1 FTB ×1機入
●ダイキャスト製 彩色済完成品モデル
・ 彩色済の完成品ですので、パッケージから取り出しそのままディスプレイすることができます