航空自衛隊機洋上迷彩色
「航空自衛隊機洋上迷彩色 (塗料) (GSIクレオス Mr.カラー 特色セット No.CS665 )」です
●わが国の航空自衛隊にて運用されている「F-2 支援戦闘機」や「F-4EJ改」、「UH-60J」などを彩る洋上迷彩色を3色を忠実に再現したカラーセット
●従来のMr.カラーでは調色が難しかった微妙な色合いを「あきやまいさみ」氏監修の元、徹底再現したカラーとなっています【 「航空自衛隊機洋上迷彩色」について 】
●「F-1 支援戦闘機」が陸地上空での迷彩効果を狙った緑系の戦術迷彩を施していたのに対し、後継機である「F-2A/B」は「ASM-1/ ASM-2 空対艦ミサイル」を主要兵装としているため、洋上での作戦行動を念頭に置いた青系の戦術迷彩を施しています
●塗料はレーダー波を吸収する特殊なもので、天候等により色調が異なって見える色です
●この配色は救難ヘリの「UH-60J」にも採用されていますが、これは本来の任務である洋上でのコンバットレスキューを意識したものです
●また、三沢基地の第8飛行隊で支援戦闘機として使用された「F-4EJ改」の一部にも、現場レベルでの作業により同様な洋上迷彩が施されていました
●「航空自衛隊機洋上迷彩色」は次のような内容となっています
・ C374 シャロウオーシャンブルー (半光沢) (航空自衛隊機色)
・ C375 ディープオ-シャンブルー (半光沢) (航空自衛隊機色)
・ C376 レドームグレー (半光沢) (航空自衛隊機色)
■セットされている各色について
●「シャロウオーシャンブルー」
・ 「F-2A/B」などの洋上迷彩の下面色として使われている色です
・ 「F-2」の場合レーダー波の反射を抑える特殊な塗料を使っている関係で、天候や光線の角度により色調の印象が変わる難しい色です
・ T.O.の指定色は「FS35109」ですが、実機では若干彩度が高い印象を受け、低視認性を狙ったつや消しとなっています
●「ディープオ-シャンブルー」
・ 「F-2A/B」などの洋上迷彩の上面色として使われている色です
・ 明度がかなり低く、海面を背景とした時の視認性が非常に低い色で、洋上を低空で飛ぶミッションの多い「F-2A/B」と「UH60J」にとっては、正にぴったりの戦術迷彩色です
・ 指定色は「FS35045」で、この色もつや消しです
●「レドームグレー」
・ 「F-2A/B 戦闘機」の機首レドームに使用されているカラーです
・ このレドーム部分には電波の透過性を考慮した特殊塗料が使われており、完全なつや消しである機体の迷彩色とは異なり、セミグロス仕上げとなっています
・ 指定色は「FS26231」ですが、実機では指定色よりも明度が高い印象を受けます
●本カラーセットの3色は全て「半光沢(セミグロス)」にて調色をしていますので、「つや消し」にしたい場合には塗装後につや消しクリアーでコートするなどして下さい
●カラーは小さめの模型に塗ると暗い感じで仕上がります、適宜「ホワイト (白) 」「つや消しホワイト」「ライトグレー」「ライトグレー FS36495」などを少量加えて調整して下さい【 「Mr.COLOR 特色セット」について 】
●「Mr.COLOR 特色セット」は、戦車、飛行機、艦船などで使用された専用色を忠実に再現したカラーセット
・ 頻繁に使用するカラーを中心に再現されており、面倒な調色を行うことなく手軽に再現することができる塗料セットです
●「Mr.COLOR 特色セット」は「Mr.カラー」ベースの塗料となっており、色のバランス、つやのバランスよくモデルにリアルな質感を与える事ができます
●「Mr.COLOR 特色セット」は「Mr.カラー」「Mr.カラーGX」「Mr.カラー スプレー」と同じ性質の「ラッカー系塗料」となります
・ 「Mr.COLOR 特色セット」同士はもちろん、「Mr.カラー」「Mr.カラーGX」「Mr.カラー色の素」「ガンダムカラー(単色)」や「ガンダムカラー (BOX)」「ガイアカラー」などのラッカー系塗料と互換性がありますので、共に混色したり、ないカラーを補完したりすることができます
(水性ホビーカラーとは混ぜ合わせて調色を行うことができません)
●塗料の希釈(薄め)の目安
・ エアブラシによる吹き付け塗装の際は、塗料「1」に対して「Mr.カラーうすめ液」などの溶剤を「2~3」の割合で薄めて下さい
・ 筆塗り塗装の際には塗料「1」に対して「Mr.カラーうすめ液」などの溶剤を「1」の割合で薄めて下さい
・ 乾燥スピードが早いので、筆塗りの際には「Mr.リターダーマイルド」をご利用されることをおすすめします
・ 希釈濃度はひとつの目安ですので、気温・湿度だけでなく、塗りやすさ、発色の好みがございますので、各自で調整し、お好みの希釈濃度でご利用下さい
●「光沢色」を「つや消し」にしたい場合には、「つや消し剤 (フラットベース) (C-30)」を「10~20パーセント以上」、「半光沢」を「つや消し」にしたい場合には「つや消し剤 (フラットベース) (C-30)」を「5~10パーセント以上」混ぜて下さい
●溶剤・洗浄には必ず模型用に調整された専用の「シンナー」をご利用下さい
・ Mr.カラー シンナー
・ G-color 溶剤シリーズ (T-01 ラッカー系溶剤)
・ ガイアノーツ G-color 溶剤シリーズ (T-04 ツールウォッシュ)
・ ガイアノーツ G-color 溶剤シリーズ (T-06 ブラシマスター)
・ ガイアノーツ G-color 溶剤シリーズ (T-07 モデレイト溶剤)
・ タミヤ ラッカー溶剤
など【 「航空自衛隊機洋上迷彩色」の製品仕様 】
●各10ml入り
●塗り面積の目安 : 0.1平方メートル (3回塗り)
●品名:合成樹脂塗料(いわゆる「ラッカー系塗料」に分類されます)
●第4種第1石油類 (火気厳禁)
●成分 : 合成樹脂(アクリル)、顔料、有機溶剤
●用途
・ プラスチックモデルなどの各種模型工作
・ アート・工作
など
●適応素材
・ スチロール
・ アクリル
・ 塩化ビニール樹脂
・ 木
・ 石膏
など
●ABS製パーツに使用すると、塗料の浸透によりパーツが割れる事がございます、ご注意下さい
●ご利用の前にはパッケージに記載されている取り扱い説明をよくお読み頂いた上、ご使用になって下さい 【 「航空自衛隊機洋上迷彩色」のパッケージ内容 】
・ C374 シャロウオーシャンブルー (半光沢) (航空自衛隊機色)
・ C375 ディープオ-シャンブルー (半光沢) (航空自衛隊機色)
・ C376 レドームグレー (半光沢) (航空自衛隊機色)
計3本セット
●このカラーセットは、実機のカラーを忠実に再現し、小さい模型に塗ると暗く仕上がってしまいますので、スケールに応じて適宜「ホワイト (白) 」「つや消しホワイト」「ライトグレー」「ライトグレー FS36495」などを少量加えて調整して下さい