ドラゴン T-34/76 Mod.1943 フォルモチカ キューポラ装着型 1/35 '39-'45 Series 6603 プラモデル

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T-34/76 Mod.1943 フォルモチカ キューポラ装着型

販売価格

7,920円 7,128円(税込)

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「T-34/76 Mod.1943 フォルモチカ キューポラ装着型 (プラモデル) (ドラゴン 1/35 '39-'45 Series  No.6603 )」です


●第2次世界大戦時におけるソ連軍の戦車「T-34/76」の「1943年型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●第2次世界大戦の中期におけるソ連軍の主力戦車「T-34/76 1943年型」のバリエーションとなる「フォルモチカ 車長キューポラ装備型」を再現、プレス式の丸みを帯びた砲塔「フォルモチカ」に「車長キューポラ」を装備した特徴的なフォルムを再現した内容となっています

【 「T-34/76 Mod.1943 フォルモチカ キューポラ装着型」について 】


●1940年、ソ連軍は「BT戦車」の後継車両として革新的な中戦車である「T-34/76」を開発しました

●この「T-34/76」は、傾斜した装甲、優れた火力、そして高い機動性能という3拍子揃った戦車で、当時のドイツ軍戦車を凌駕する性能を誇り、その存在は同軍の最大の脅威となります

●ただ、同車はドイツ戦車と比べて、視察、照準装置の悪さ、2人用砲塔による車長の負担の大きさなどの欠点を抱えており、スペック上では優れていたもののその真価を発揮できませんでした

●ソ連軍では、このような「T-34/76」の欠点を掌握していたものの、緒戦による劣勢や、ドイツ軍の進攻に伴う工場疎開により生産自体が優先されたために抜本的な改良は実施されず、生産効率を向上させる仕様変更が中心となります

●1942年の後半になると戦局は落ち着き、ソ連軍は「T-34/76」の改良に着手、それによって登場したのが「1943年型」(資料によっては「1942年型」と呼ばれる)で、砲塔形状は6角型へと変更され、不評だった大型の一枚物の上部ハッチは小型のタイプ2個となりました
●ただし、車長はハッチを開けないと周囲を見ることができないという欠点は変わらず、続いて登場したのが「車長キューポラ装備型」です
●この「車長キューポラ装備型」は、視察装置を備えたキューポラを砲塔上部に装備したタイプで、従来の劣悪な性能のペリスコープを使用した視察方法とは異なり、格段に視察能力が向上しています
 ・ ハッチから身を出して視察を行うドイツ軍に対して、ソ連軍では原則的にハッチを閉じて戦闘を行うように厳命されており、この視認能力の低さはソ連軍戦車の欠点となっていました

●一方、この「1943年型」の砲塔は鋳造式でしたが、「T-34/76」の生産工場の1つである「ウラル重機械製作工場」では鍛造プレス式によりこの砲塔を生産、同砲塔は鋳造式と比べて丸みが強いのが特徴で、同タイプは「フォルモチカ」、もしくは「チェリャビンスク」と呼ばれています
●この「フォルモチカ」も、通常の「T-34/76」の改良に合わせて後に車長キューポラが装備されるようになりました
●「T-34/76 1943年型 フォルモチカ」の「車長キューポラ装備型」は1943年夏から実戦に投入されており、クルスク戦などにおいてドイツ軍と激闘を展開、ソ連軍の勝利に貢献したのでした

T-34/76 Mod.1943 「フォルモチカ」 キューポラ装着型の商品画像

【 「T-34/76 Mod.1943 フォルモチカ キューポラ装着型」のキット内容について 】


●このソ連軍の戦車「T-34/76 1943年型 フォルモチカ」の「車長キューポラ装備型」を再現

●ドラゴン社の1/35シリーズのフォーマットに沿って「T-34/76 1943年型 フォルモチカ 車長キューポラ装備型」を再現、大量生産された「T-34」らしく各部は一体成型が多く用いられており、同社のキットとしては組み易い内容となっています

●ドラゴン社らしくディテール表現も重視され、「フォルモチカ」砲塔の特徴と表面の表情を細かく再現、車体部分は溶接跡やエンジンデッキなどの細かなディテールが表現されています

●「T-34」のポイントとなるエンジンデッキ後部のグリル部分は、プラパーツとエッチングパーツとを選択することができ、ユーザーのスキルに合わせて製作することが可能となっています

●キットは、サイバーホビー社製「T-34/76 1942年型 フォルモチカ」をベースとして、「車長キューポラ装備型」を再現するために砲塔上部パーツを変更、車長キューポラパーツを追加したバリエーションキットとなります


●「T-34/76 1943年型 フォルモチカ 車長キューポラ装備型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています

【 砲 塔 】
●砲塔は、「フォルモチカ」の独特の形状、鍛造プレス式による装甲板表面の微妙な凹凸、そして砲塔上部下部の切断面などが質感高く表現されています
 ・ 砲塔前部には、平滑なタイプの鋳造肌が表現

●「76.2mm戦車砲F-34」は一体成型となっており、砲口部分が開口処理されています
 ・ 防盾は、前部の装甲カバー部を含めて4パーツで構成
 ・ 砲尾部分も再現、7パーツにより砲尾、防危板、排莢受けなどが表現されています
 ・ 砲身は、完成後も上下可動式とすることができます

●砲塔は、上部、下部、前部の3分割式となっています
 ・ 車長用ペリスコープ、ベンチレーターは別パーツです
 ・ 装填手用ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
 ・ 装填手用ペリスコープは、装備なし、ペリスコープ装備、円筒状のカバー付きの3タイプから選択することができます
 ・ 砲塔周囲の手摺りは、棒の部分がプラパーツ、砲塔との接続部分はエッチングパーツです

●車長キューポラは一体成型となっており、周囲の視察口がモールドされています
 ・ キューポラ内部の視察装置は別パーツです(成型色パーツ)
 ・ 車長ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
 ・ 車長ハッチに装備された「Mk.4ペリスコープ」は、ペリスコープ本体と上部のリング状のガード部分との2分割式です

【 車体上部 】
●車体上部は、「T34」の特徴である傾斜装甲で覆われた形状や、エンジンデッキ上部の張り出し、サイドフェンダーのディテールなどが一体成型によって再現されています
 ・ 操縦手ハッチ、前部フェンダー、前部機銃マウント、後部パネル、後部エンジングリル部などは別パーツです
 ・ エンジンデッキの側面と上部のグリル部は別パーツで、各1パーツで再現されています
 ・ フェンダー上の防滑具固定具、及び固定バンドを再現するエッチングパーツが付属しています
 ・ 防滑具(×12)が付属
 ・ 前照灯、ホーンなどがパーツ化、前照灯のガラス部はクリアーパーツが用意されています
 ・ 車体側面の手摺りは、棒の部分がプラパーツ、車体との接続部分はエッチングパーツとなっています

●操縦手ハッチは開閉状態が選択できます
 ・ 操縦手ハッチは上下分割式で、クリアーパーツによるペリスコープパーツを挟み込んで接着します
 ・ 表面のペリスコープのフードは別パーツにて再現

●前部フェンダーは一体成型となっており、上部には取り付け用のヒンジがモールドされています

●前部機銃マウントは一体成型で、機銃、ボールマウント、防盾を取り付けて完成させます
 ・ 機銃は機関部も再現されており、銃口が開口処理されています
 ・ 機銃はボールマウントにより、完成後も可動とすることができます

●後部パネルは一体成型となっています 
 ・ 中央部の点検ハッチは別パーツで、後部パネルにはその取り付けベースが再現
 ・ 排気管は、排気管本体と装甲カバーとで構成
 ・ 排気管本体は先端部が開口処理され、上部には溶接跡も再現されています

●車体後部のエンジングリル部は、メッシュ部分が一体成型されたプラパーツと、枠の部分がプラパーツで、メッシュ部分がエッチングパーツとなっているパーツとを選択できます
 ・ メッシュ部分をエッチングパーツとした場合に使用する、内部の整風板を再現するエッチングパーツが用意されています

●後部フェンダーはエッチングパーツとなっており、車体上部に一体成型されたフェンダーを切り取って同パーツへと変更します

【 車体下部 】
●車体下部は、「T-34」シリーズの特徴となる「クリスティーサスペンション」の構造が、最小限のパーツ構成により再現されています

●車体下部はバスタブ式に一体成型されており、後部パネルは別パーツです
 ・ 「クリスティーサスペンション」は、スプリングが一体成型された内部パーツを車体下部の開口部分の内側に接着して再現します(片側4パーツ)
 ・ サスペンションアームは別パーツにて再現

【 足周り 】
●「T-34/76 1943年型 フォルモチカ 車長キューポラ装備型」の足周りは、「1943年型」での標準仕様となる、最前部と最後部の転輪がゴム付きタイプ、中央の3組が鋼製タイプとなった状態が表現されています ・ 転輪、起動輪、誘導輪は左右分割式で、ハブキャップは別パーツです 

●履帯は、1枚ずつが分割された接着連結式履帯が付属しています
 ・ 履帯は、ワッフルパターンの滑り止めが付いた500mm幅の「M42履帯」となっています


●操縦手用ペリスコープと前照灯のガラス部を再現するクリアーパーツが付属

●エンジンデッキのメッシュ、防滑具の固定具、固定バンド、手摺りのステー部分などを再現するエッチングパーツが付属しています


【 塗装とマーキング 】
●「T-34/76 1943年型 フォルモチカ 車長キューポラ装備型」のマーキングとして、ソ連軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 所属不明 (東部戦線 / 1944年)
 ・ 第1バルト方面軍 第119独立工兵戦車連隊 (バグラチオン作戦時 / 1944年)

●説明書の塗装例に基づく、部隊記号、車体番号などを再現したデカールが付属しています


●2012年 一部新金型



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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