ソビエト キャビントラクター スターリネッツ S-65
「ソビエト キャビントラクター スターリネッツ S-65 (プラモデル) (トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.05539 )」です
●第2次世界大戦時におけるソ連軍の火砲牽引トラクター「ChTZ S-65 スターリネッツ」の「キャビン装備型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●民間用トラクターとして開発され、軍用として転用された「ChTZ S-65 スターリネッツ」トラクターを再現、まるでブルドーザーをそのままトラクターにしたような特異なフォルムを再現した内容となっています
●トランペッター社製「ソビエト 砲兵トラクター スターリネッツ S-65」をベースとして、「キャビン装備型」を再現するために、キャビン部分のパーツを新規に追加したバリエーションキットとなります【 牽引トラクター「ChTZ S-65 スターリネッツ」について 】
●ソ連は世界一の国土面積を持ち、更に国土拡大の国策を持っていたため、第2次世界大戦の開戦時には世界最大規模の陸軍を保有していました
●また、ソ連陸軍は帝政ロシアの時代から伝統的に火砲火力を重視し、多くの各種火砲を装備し、歩兵部隊と並び、それらの火砲は陸軍戦力の中核となっていました
●そのため、ソ連軍では火砲を牽引する車両の充実化に熱心であり、火砲の大きさに合わせて各種の牽引車を開発、生産しています
●この牽引車の開発にあたっては、道路事情が悪いという国内の状況を反映して、装軌式の車両が多く採用されました
●「ChTZ S-65 スターリネッツ」は、民間用に開発されたトラクターを牽引トラクターとして転用した車両であり、1941年までに37000両余りが生産、大戦初期から中期にかけて重砲類の牽引に活躍しています【 「ソビエト キャビントラクター スターリネッツ S-65」のキット内容について 】
●このソ連軍の火砲牽引トラクター「ChTZ S-65 スターリネッツ」の「キャビン装備型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●トランペッター社の1/35シリーズのフォーマットに沿って「ChTZ S-65 スターリネッツ キャビン装備型」を再現、ボディなどの基本躯体は一体成型を多用する反面、その複雑な造りとなる足周りは細分化されたパーツ構成となっており、同車のフォルムと細かなディテールとを表現した内容となっています
●「ChTZ S-65 スターリネッツ キャビン装備型」は、「シャーシ」「ボディ」「キャビン部」「左右スポンソン部」の5ブロックで構成されています
【 シャーシ 】
●シャーシのメインフレームは、縦と横のフレームを組み合わせる方式となっています
・ 裏側から見える部分のエンジンカバー、トランスミッションカバー部が再現されています
【 ボディ 】
●ボディは、各パネルを貼り合わせる構成となっています
・ フロントグリルは一体成型となっており、前面と側面の文字も彫刻されています
・ ラジエターは別パーツにて再現
・ 前照灯と尾灯は、ライト本体とガラス部とで構成され、ガラス部はクリアーパーツとなっています
・ 上部の排気管は各1パーツで構成され、先端部は開口処理済みです
【 キャビン部 】
●キャビン部は、プレス式によるその金属パネル構造、上部のキャンバス張りの構造が表現されています
●キャビンは一体成型となっており、これをボディ部分に装着します
・ 左右のドアは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 各ウィンドーはクリアーパーツとなっています
・ 運転席部分は、操行レバー、変速レバー、各種ペダル類などが個別にパーツ化されています
・ メーター部分を再現するデカールが付属しています
【 スポンソン部 】
●スポンソン部は、パーツ分割によってその複雑でクラシカルな足周りを再現、履帯もブルドーザータイプの形状と構造とが表現されています
●スポンソン部は、転輪を挟み込むように各パネルを貼り合わせる構成となっています
・ 下部転輪は3分割式です
・ 上部転輪は2分割式、支持架は1パーツとなっています
●履帯はプラパーツによる連結可動式履帯が付属しています
・ 各履板は、表面上の履板部分と、内側の2分割された連結部の3パーツで構成されています
●各部のディテールを再現するエッチングパーツが付属
●前照灯、尾灯のガラス部を再現するクリアーパーツが付属しています
【 塗装とマーキング 】
●「ChTZ S-65 スターリネッツ キャビン装備型」のソ連軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています
●完成全長 : 114mm
●完成全幅 : 69mm
●全460パーツ
●2013年 一部新金型