ガリレオ出版 グランドパワー 2013年12月号 月刊 グランドパワー 235 雑誌

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グランドパワー 2013年12月号

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「グランドパワー 2013年12月号 (雑誌) (ガリレオ出版 月刊 グランドパワー  No.235 )」です

●「グランドパワー 2013年12月号」です
 (2013年10月26日発売)

【 「グランドパワー 2013年12月号」について 】



■ドイツ8輪装甲車(2)


●装輪式装甲車は、装軌式車両と比べて生産コストは低いものの、不整地での走破性能が大きく劣るという欠点を持っていました

●ドイツ軍ではその問題点を克服するために、8輪式や10輪式といった多輪式の装甲車の開発を1920年代という早い時期から開始、1935年の再軍備化の際には多輪式装甲車の技術的な蓄積は大きなものがありました

●再軍備化において、ドイツ軍は「4輪式」「6輪式」「8輪式」の装甲車を採用、第2次世界大戦初期まではその3つの車種で運用が行われましたが、「6輪式」は性能的に中途半端と見られ、1941年頃には「4輪式」の軽装甲車と、「8輪式」の重装甲車という2つの車種に絞られました

●8輪重装甲車「Sd.kfz.231」は、性能的には満足できる車両でしたが、設計は大戦前に行われた車両であり、各部の造りが細かく、足周りなどの構造も豪華で、生産コストが高いという問題点を持っていました

●そこで、1940年にはその後継車両の開発が始まり、1943年に制式化され、生産が開始されたのが「Sd.kfz.234」です
●この「Sd.kfz.234」は、「Sd.kfz.231」がシャーシと車体とが分離式となっていたのに対して、シャーシ一体のモノコック式の車体を採用、基本デザインも一体式を進め、凹凸が多い「Sd.kfz.231」と比べてスッキリとしたデザインとなりました
●「Sd.kfz.234」は、大戦後期におけるドイツ軍の装甲偵察大隊の主要車両として運用、ドイツ機甲部隊の目となって活躍したのでした

●「グランドパワー 2013年12月号」では、「グランドパワー 2012年1月号」の特集「8輪重装甲車」に続く「8輪重装甲車 (2)」として、この「Sd.kfz.234」を特集、開発の推移と、そのメカニズム、そして各型の違いについて解説します
●ドイツ機甲部隊の目となってその一翼を担いながらも、大戦後期の出現により資料的には恵まれなかった「Sd.kfz.234」を多角的に解説した貴重な一冊となっています

【 「グランドパワー 2013年12月号」の内容目次 】


●陸自「機動戦闘車」試作車公開
●平成25年度日米共同訓練
●北恵庭駐屯地創立63周年記念行事
●ドイツ8輪装甲車 (2)
 ・ 「Sd.kfz.234」シリーズ写真集
●ドイツ軍 重牽引ハーフトラック 12t&18t
 ・ ドイツ重牽引ハーフトラック写真集
●オペル・ブリッツ 3tトラック 「タイプS編-4」

【 「グランドパワー 2013年12月号」の内容について 】


■巻頭カラーページ (16ページ)
●2013年10月9日に行われた、陸上自衛隊の最新鋭の装輪式戦闘車「機動戦闘車」の試作車公開時における車体各部を紹介
●中盤は、2013年9月にヤキマ演習場で行われた平成25年度日米共同訓練(アメリカにおけるアメリカ陸軍との実動訓練)を収録、「74式戦車」や攻撃ヘリの機動を中心に収められています
●後半は、北恵庭駐屯地創立63周年記念行事に参加した車輌等を掲載、「60式 106mm無反動砲搭載型 73式小型トラック」に関しては、射撃、装填、砲の卸下までの詳細写真が収録

■ドイツ8輪装甲車 (2) (50ページ)
●8輪重装甲車「Sd.kfz.231」の後継車両として開発された「Sd.Kfz.234」シリーズを特集
●「Sd.Kfz.234」シリーズの開発の経緯を収録、構造では、車体、エンジン、足周り、砲塔などの各部分別に詳細に解説します
●20mm機関砲搭載型の「Sd.Kfz.234/1」、50mm砲搭載型の「Sd.Kfz.234/2」、75mm砲搭載型の「Sd.Kfz.234/4」、75mm Pak40搭載型の「Sd.Kfz.234/4」の各型の内容と性能、構造なども掲載されています
●解説の巻末には各部隊への配備状況も収録
●後半は、「Sd.kfz.234シリーズ写真集」として、「Sd.kfz.234」シリーズの戦場写真を掲載、連合軍側から撮影された記録写真の他にドイツ軍側が撮影した貴重なカットも収められています

■ドイツ軍重牽引ハーフトラック 12t&18t (52ページ)
●ドイツ軍の重ハーフトラックとして火砲類の牽引だけではなく、車両などの回収作業にも活躍した「Sd.Kfz.8 12tハーフトラック」と「Sd.Kfz.9 18tハーフトラック」を特集
●初めに、重ハーフトラックをドイツ軍のハーフトラック開発史とともに解説
●「Sd.Kfz.8 12tハーフトラック」と「Sd.Kfz.9 18tハーフトラック」の動力機関、シャーシ、座席等の構造を解説、またクレーン装備型や火砲搭載型の派生型についても収録しています
●後半は、「ドイツ重牽引ハーフトラック写真集」として「Sd.Kfz.8 12tハーフトラック」と「Sd.Kfz.9 18tハーフトラック」の戦場写真を掲載、各種火砲類の牽引風景や、戦車などの回収時の写真を中心として、貴重な「Sd.Kfz.8 12tハーフトラック」の装甲車体の写真なども収められています

■オペル・ブリッツ 3tトラック 「タイプS編-4」 (20ページ)
●ドイツの自動車メーカー「オペル」社は1930年に自社のトラックの愛称を「ブリッツ」と命名、各種の積載量に分かれたトラックを生産します
●この「オペル・ブリッツ」はドイツ軍にも納入、特に積載量「3t」タイプは大量に生産されて大戦中期以降の軍用トラックとしての代表的な存在となりました
●また、ドイツのトラックはスタンダードな2輪駆動タイプでは「S」、4輪駆動型では「A」という記号が充てられており、生産数は「S」タイプが多くを占めています

●今号では、この「オペル・ブリッツ」の「S」タイプの「3t型」の第4弾として荷台の細部構造に迫ります
●「初期型」「中期型」「後期型」の側面や内部をイラスト、図面、写真を交えて詳細に解説、「オペル・ブリッツ3tトラック」の細部仕様の変遷を把握できる内容となっています


【 「グランドパワー 2013年12月号」の仕様 】


●版型 : B5版
●全144ページ / モノクロ写真169枚、カラー写真33枚収録
●発行日 : 2013年12月1日
●コード : 4910135011238



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