レオパルト 2A4/A4NL
「レオパルト 2A4/A4NL (プラモデル) (レベル 1/35 ミリタリー No.03193 )」です
●「レオパルド 2A4/A4NL」です
●現用のドイツ連邦軍の主力戦車「レオパルド 2A4」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●「レオパルド 2」の初期シリーズの最終型となる「レオパルド 2A4」を再現、優れた性能からヨーロッパ標準戦車として各国で運用され、戦後第3世代を代表する存在となった平面で構成されたフォルムを再現した内容となっています【 「レオパルド 2A4」について 】
●西ドイツ連邦軍では、戦後初の国産戦車として「レオパルド 1」を1965年に開発、続いて次世代型の新型戦車計画としてアメリカとの共同により「MBT70」計画が進められました
●ところが、この計画は両国の戦車の用兵思想の違いにより難行し、数々の先進的な技術を採り入れた結果、1車両ごとのコストが極めて高くなり計画は中止されます
●「MBT70」計画の失敗により、従来のドイツの戦車技術を継承しながらそれを発展する形で1977年に登場したのが「レオパルド 2」です
●この「レオパルド 2」では、強力な装甲貫通能力を誇る「120mm滑腔砲」を搭載、行進間射撃が可能な高水準のスタビライザーを装備し、優れたサスペンションと高出力エンジンにより高い機動性能を誇っています
●また、装甲貫通能力の優れた「APFSDS弾」の登場により従来の避弾経始という概念が通用しなくなり、「レオパルド 2」の車体及び砲塔の形状は直線的な箱形となりました
●「レオパルド 2」の装甲には当時の最先端技術である複合装甲が採用され、内部に充填された特殊素材により通常の装甲板よりも優れた防御力を示し、同車は戦後第3世代戦車としてそれ以前に開発された第2世代戦車よりも遥かに優れた性能を持っています
●「レオパルド 2」は、「A4」までの初期シリーズ、「A5」以降を後期シリーズという2タイプに区分することができます
●「A5」「A6」などの後期シリーズは「レオパルド 2」の改良計画に基づくタイプであり、砲塔前部に楔形の追加装甲を装備しているのが特徴となっています
●初期シリーズは、スペック的には後期シリーズには劣るものの、「レオパルド 2」の基本性能の優秀さとコストの関係からドイツ連邦軍内において広く運用されており、主力戦車の一画を占めています
・ 「A4」は初期シリーズの最終型で、それ以前のタイプも「A4」仕様に改修されています
●「レオパルド 2A4」は、西側ヨーロッパの各国でも導入が行われており、ヨーロッパ標準戦車としての地位を揺るぎないものとしています
●また、ドイツでは各国の要望に沿って「レオパルド 2A4」を改修しており、オランダ軍仕様車は「レオパルド 2A4NL」と呼ばれています
・ 通常の「レオパルド 2A4」はスモークディスチャージャーが1本ずつ分割されているのに対して、「レオパルド 2A4NL」ではスモークディスチャージャー2本で1ユニットが構成されています
【 「レオパルド 2A4/A4NL」のキット内容について 】
●この現用のドイツ連邦軍の主力戦車「レオパルド2A4」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●レベル社の1/35モデルのフォーマットにのっとり「レオパルド 2A4」を再現、全体形を捉えながら同社らしいシャープなモールドによりそのディテールが彫刻されています
●「レオパルド 2A4」と「レオパルド 2A4NL」とを選択して作製することができます
●「レオパルド 2A4」の砲塔と車体には、表面の滑り止め部分が彫刻されています
●側面スカートの前部は下ろした状態と跳ね上げた状態とを選択することができます
●防盾上部の防塵カバーはキャンバス地を再現、砲塔後部のラックには荷物が詰まった状態が再現されています
●車載工具類は個別にパーツ化
●履帯は、ラバー製のベルト式履帯が付属しています
【 塗装とマーキング 】
●「レオパルド2A4」及び「「レオパルド2A4NL」のマーキングとして、7種類の塗装例が説明書に記載されています
・ ドイツ連邦軍 第64戦車大隊 (ウォルフハーゲン / 2002年)
・ ドイツ連邦軍 第24戦車大隊 (ブラウズウィック / 1993年)
・ スペイン陸軍 ブルネテ装甲師団所属
・ ポーランド陸軍 第10装甲騎兵師団所属
・ オランダ陸軍 第43戦車大隊
・ オーストリア陸軍 第33戦車大隊 (Zwolfaxing / 2005年)
・ ドイツ連邦軍所属 (テッサロニキ / 2006年)
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊表記、重量表示、戦術マークなどを再現したデカールが付属しています
●完成時のサイズ
・ 全長 : 27.6cm
●2013年 一部新金型