ドイツ 3号戦車 L型 後期型 第9装甲師団 第33戦車連隊 ロシア 1942
「ドイツ 3号戦車 L型 後期型 第9装甲師団 第33戦車連隊 ロシア 1942 (完成品) (ドラゴン 1/72 ドラゴンアーマーシリーズ No.60448 )」です
●第2次世界大戦中期におけるドイツ軍の主力戦車「3号戦車L型」の「後期型」を1/72でを再現した彩色済完成品モデルです【 「3号戦車L型」について 】
●「3号戦車」は、1935年に開始されたドイツ再軍備化にあたり、戦車戦力の中核となる主力戦車として開発と生産が行われました
●しかし、足周りの選定に手間取り、「1号戦車」~「4号戦車」の中では生産が遅れ、更に1940年のフランス戦では防御力の弱さと、主砲である37mm砲の威力不足が目立ちました
●そこで、以後の「3号戦車」は主砲の火力増強と、防御力の強化という改良が中心となり、型式が変化して行きます
●「3号戦車L型」は、生産当初から長砲身の「60口径 50mm戦車砲 KwK39」を搭載したタイプで、主力戦車としての「3号戦車」では実質的な最終進化形となります
・ 後の「3号戦車M型」は、「L型」をベースに渡渉水深能力を向上したタイプで、「3号戦車N型」は支援戦車として役割となっています
●「3号戦車L型」の「前期型」では前面装甲が50mm厚でしたが、東部戦線における火力戦を生き抜くためにより装甲の強化が求められ、同車の「後期型」からは防盾と戦闘室前面にスペースドアーマー方式による20mm厚の追加装甲板が取り付けられました
●この「3号戦車L型」は1942年6月から12月にかけて653両が生産、戦車部隊の中核として配備されました
●北アフリカ戦線に投入された同車は、主砲の高い貫通能力から連合軍戦車を多く撃破、イギリス軍からは「マーク3スペシャル」と呼ばれて恐れられました
●一方、東部戦線においては「T-34」と死闘を繰り広げましたが、この強化型を持ってしても「T-34」に対しては劣勢であることは否めず、大きさの関係上、これ以上の大きな砲を搭載できない「3号戦車」では対抗することが難しく、1943年の7月の「クルスク戦」をピークにして、より車格の大きな「4号戦車」に主力戦車としての座を明け渡すことになったのです
【 「ドイツ 3号戦車 L型 後期型 第9装甲師団 第33戦車連隊 ロシア 1942」の製品内容について 】
●この「3号戦車L型」の「後期型」を再現した彩色済み完成品モデルです
●大戦中期のドイツ戦車部隊の主軸となった「3号戦車L型」を再現、ドイツ戦車らしい角張ったフォルムに車体前面と防盾部に追加装甲を装備した姿を再現しています
●彩色済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、そのままディスプレイすることができます
●車体を構成するパーツはプラスチック製
●砲塔は旋回させることが可能、「60口径 50mm戦車砲 KwK39」の砲身は上下に可動します
●車体前面に付加されたスペースドアーマー、幅広の防盾形状、車体後部のエンジン点検ハッチ類、排気口など、「3号戦車L型 後期型」のポイントとなる特徴を再現
・ 砲塔脇にはスモークディスチャージャーが装備され、後部には3号戦車用のゲペックカステンを装備した状態が再現されています
・ エンジングリルのメッシュ部分はエッチングパーツで再現
・ フェンダー上には予備転輪や、ジャッキ及びジャッキ台が再現設置されており、他のOVM類はフェンダーと一体化した彫刻で再現されています
●履帯はラバー製のベルトタイプ
●「3号戦車L型」の車体には「ドイツ第9戦車師団 第33戦車連隊 (ロシア / 1942年)」のマーキングを再現
・ 車体全体は、ダークイエローをベースとしたダークグリーンの斑点のパターンが描かれた2色迷彩が再現されています
・ 車体にはシャドー吹きと、エッジ部分を中心にドライブラシが施され、立体感とディテールが強調されています
・ 前方機銃、牽引ワイヤー、車外装備品などは塗り分けされています
・ 国籍マーク、赤字の「421」の車両番号のマーキングはタンポ印刷により再現されています
●コレクションに役立つプラスチック製のクリアケースが付属
●「3号戦車L型」シリーズ 第2弾
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【 「ドラゴンアーマーシリーズ」について 】
●「ドラゴンアーマーシリーズ」は、世界各国の戦車、装甲車を1/72の統一スケールで細部まで精密に再現した彩色済完成品モデルシリーズです
●完成した車体にグレードの高い塗装・マーキングを施してありますので、パッケージから出して即飾る事ができます
●第2次大戦から現在に至るまで、戦車を中心に様々な車体を再現、「時代」や「戦線」にこだわって集めるもヨシ、同一車体で塗装・マーキング違いで集めるもヨシ、もちろん完成品モデルに自分なりのウェザリングを施してジオラマなどを再現するのもヨシ、幅広い楽しみ方ができるシリーズです