日本海軍 水陸両用戦車 特二式内火艇 カミ アイタペ 1944年 7月-8月
「日本海軍 水陸両用戦車 特二式内火艇 カミ アイタペ 1944年 7月-8月 (完成品) (ドラゴン 1/72 ドラゴンアーマーシリーズ No.60584 )」です
●「日本海軍 水陸両用戦車 特二式内火艇 カミ アイタペ 1944年 7月~8月」です
●太平洋戦争時における帝国海軍の水陸両用戦車「特2式内火艇 カミ」を1/72スケールで再現した塗装済み完成品モデルです【 「特2式内火艇 カミ」について 】
●日本の「陸」「海」軍は、上部組織に「陸軍省」「海軍省」が存在し、それぞれが独立し独自の戦略計画を立てて軍を運営するという、命令系統が全く異なる、分離した2種の軍隊組織となっていました
●この帝国海軍は、海軍固有の陸上戦闘部隊として「陸戦隊」を保有しており、その支援兵器としてメーカーに発注する方式で「95式軽戦車」などの戦車を装備していました
●このような純然たる陸戦兵器と並び、海軍は戦前の時期から、将来の対米開戦を睨んだ上、上陸作戦時に使用する「水陸両用戦車」の開発を、陸軍の技術本部の協力を得ながら進めていました
●この戦車は、秘匿名「カミ」と呼ばれ、短期間で完成させるために極力「95式軽戦車」のパーツを流用し、1941年の10月に試作車が完成、数度の試験を経て翌年には「特2式内火艇」として制式化されました
●この「特2式内火艇」は、戦車部分の前後に水上浮航用のフロートを装備、更に車長用のカニングタワーとエンジン吸気用の延長ダクトを備え、通常の陸上戦闘時にはそれらの装備を切り離す方式となっていました
●しかしながら、「特二式内火艇」が実戦配備される頃は日本軍側は守勢に立たされていたため、本来予定していた上陸作戦に用いられることは少なく、通常の戦車代わりとして各地に分散配備されています
●これらの車両は連合軍の島嶼への上陸に対して反撃を敢行しましたが、同車は小銃弾を防ぐ程度の厚みの装甲しか持っておらず、苦戦を強いられたのでした
【 「日本海軍 水陸両用戦車 特二式内火艇 カミ アイタペ 1944年 7月~8月」の製品内容について 】
●この帝国海軍の水陸両用戦車「特2式内火艇 カミ」を再現した完成品モデルです
●水上航行用のフロートが取り付けられていない陸上戦闘用「陸戦型」の形態が表現されています
●彩色済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、そのままディスプレイすることができます
●車体を構成するパーツはプラ製で、重量感を演出するために車体内部に金属ウエイトが仕込まれています
●「特2式内火艇 カミ」としての「95式軽戦車」を流用した足周りと、独特の箱型のボディ、小型の円形砲塔を搭載したフォルムが再現されています
●水陸両用戦車として浮航能力を得るために大型の箱型の車体を持ち、「陸戦型」としてのフロートを付けていない状態を再現
・ 砲塔は、差込み式となっています
・ 砲塔上には、手摺り、アンテナマウント、対空機銃架、信号筒などが装備されています
・ 主砲の砲口が開口処理されています
・ 同軸機銃、前方機銃は放熱口及び銃口が開口済みです
・ 排気管カバーはエッチングパーツとなります
・ 車体後部には、水上推進用のスクリューが再現
●履帯はラバー製のベルトタイプ
●「特2式内火艇 カミ」の車体マーキングは、「海軍第2特別根拠地隊 (アイタペ / 1944年7月~8月)」所属車輌を再現
・ 車体全体はグレー(明るい軍艦色)の単色塗装
・ 基本塗装の上から、ウォッシングとエッジ部分を中心に明るい色でドライブラシが施され、使用感と立体感、そしてディテールが強調されています
・ 機銃、転輪、排気管、スクリューなどが塗り分けられています
・ 砲塔側面の車体番号(601)がタンポ印刷にてプリントされています
●コレクションに便利なネーム入りのケースが付属しています
【 「日本海軍 水陸両用戦車 特二式内火艇 カミ アイタペ 1944年 7月~8月」のパッケージ内容 】
・ 特2式内火艇 カミ 陸戦型 ×1
・ ネーム入りコレクションケース ×1
●塗装済み完成品モデル
●「特2式内火艇 カミ」シリーズ 第2弾 (1/72 ドラゴンアーマーシリーズ)