ドイツ 陸上戦艦 P1000 ラーテ
「ドイツ 陸上戦艦 P1000 ラーテ (レジン) (マツオカステン 1/144 オリジナルレジンキャストキット (AFV) No.MTUAFV-046 )」です
●巡洋戦艦の砲塔をそのまま搭載したドイツ軍の計画車両「P.1000 ラーテ」を1/144のスケールで再現したレジン製組立てキット。
ドイツ 陸上戦艦 P1000 ラーテ について
●第2次世界大戦において戦車の形態はほぼ決定されましたが、それに至るまでに様々なタイプの戦車が立案されています。
●その中で各国に根強い思想があったのが「陸上軍艦」と呼ばれる超大型戦車であり、通常の戦車とは次元の異なる火力と防御力を持ち、1両で戦局を変化させることができるものでした。
●しかし、当時の技術では100tを超える自重の車両を動かすエンジン、トランスミッション、サスペンションを作るのは困難であり、各国のこの思想は計画のみに終わりました。
・ 大戦後期のドイツでは188tの重戦車「マウス」が開発されましたが、その機動性能は極めて低く、結局量産化は行われていません。
●「P1000 ラーテ」は、ドイツの「クルップ」社が考案した超重戦車で、その計画では車体上部に巡洋戦艦「シャルンホルスト級」の「28cm 3連装砲」の主砲塔をそのまま搭載する方式となっていました。
・ 計画では、重量軽減のために3連装式の砲塔を連装式へと変更する予定でしたが、3連装式で搭載する計画もあったようです。
●「ラーテ」は、大型で大重量の砲塔を搭載するため、その計画重量は1000tにも達し、この重量は当時のドイツの優れた科学技術を持ってしても走行することが不可能な数値であり、ペーパープランで終わっています。
ドイツ 陸上戦艦 P1000 ラーテ (マツオカステン 1/144 オリジナルレジンキャストキット (AFV) MTUAFV-046) キットの内容
●このドイツ軍の計画車両「P1000 ラーテ」を再現したレジン製組立てキットです。
●巡洋戦艦の砲塔を載せた超兵器「P1000 ラーテ」を再現、レジン成型の特性を活かしてパーツ数を抑え、その面構成の形状とディテールとをシャープに表現した内容になっています。
●「P1000 ラーテ」の3連装式の主砲塔型を再現しています。
●「P1000 ラーテ」は、「主砲塔」「車体」の2ブロックに部活した構成、これに各副砲塔などを取り付ける方式となっています。
●砲身は一体成型となっており、砲口部分を開口しています。
・ 砲身は固定式ですが、砲身基部の加工をすると1本ずつ上下に可動させることができます。
●主砲塔は上下に分割したパーツ構成、これに個別にパーツ化した砲身を取り付けます
・ 測遠器は砲塔部分に一体成型化して再現、砲塔表面には視察口や測遠器の蓋、梯子などをモールド化しています。
●車体上部の各副砲塔は一体成型で、砲身部分は別パーツ化しています。
●車体の主要部は、車体上部、下部、車体両側面パネル、左右足周りの6パーツで構成されています
●足周りのパーツには履帯、外側の転輪、起動輪などを別パーツ化して再現しています。
・ 履帯は表面のパターンや内側のセンターガイドをモールド化しています。
ドイツ 陸上戦艦 P1000 ラーテ (マツオカステン 1/144 オリジナルレジンキャストキット (AFV) MTUAFV-046) パッケージ内容容
・ 「P1000 ラーテ」(レジン製組立てキット) ×1輌
ドイツ 陸上戦艦 P1000 ラーテ (マツオカステン 1/144 オリジナルレジンキャストキット (AFV) MTUAFV-046) 組立上のご注意
●レジン製組立キット
・ 各パーツ類はゲートをつけた状態で成型していますので、パーツを切り離すのに「ニッパー」などの切断工具が必要になります(別売り)。
・ レジンパーツは成型の都合上、パーツ周辺にバリが生ずることがよくあります。
・バリはデザインナイフなどで丁寧にカットする必要がありますが、パーツとバリの境界を見極めて慎重に作業して下さい。
・ 組立てる前にファインモールド製「ご機嫌クリーナー」やガイアノーツ製「レジンウォッシュ」などの「離型剤」を使用して、レジン表面に付着している離型剤を洗い流して下さい。
・ 上記工程を経ても離型剤が落ちていないと感じた時は、パーツをクリーナーの中に浸し歯ブラシなどで洗って下さい。
・ 洗浄後には「キムワイプ」を使いクリーナー液を拭き取るとチリやホコリが残りにくくなります。
・ パーツの固定には「瞬間接着剤」「瞬着パテ」などをご利用下さい(別売り)。