KV-2 ソビエト 重戦車
「KV-2 ソビエト 重戦車 (プラモデル) (ズベズダ ART OF TACTIC No.6202 )」です
●第2次世界大戦初期におけるソ連軍の重戦車「KV-2」を1/100スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●ズベズダ社が展開する「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)としても使用することが想定されており、他のユニットとサイズを合わせるため1/100スケールとなっています【 「KV-2」について 】
●ポーランド戦が終結した直後の1939年の冬、ソ連軍はフィンランドに軍事侵攻を開始、ソ連軍の予想に反してフィンランド軍は頑強な抵抗を行いました
●この戦いにおいてソ連軍を悩ませたのがフィンランドの森林地帯とフィンランド軍の防御陣地であり、このような障害を突破する方法として重装甲かつ大口径の主砲を搭載した戦車が望まれるようになります
●一方、ソ連軍の重戦車は従来の多砲塔型から脱却しようとした時期であり、試作重戦車である「KV-1」「SMK」「T-100」の3種が実戦テストを兼ねてフィンランド戦に投入、その結果「KV-1」が採用されました
●「KV-2」は、この「KV-1」をベースとして「152mm砲」という大口径砲を搭載した背の高い角型砲塔を装備、巨大なものを好むソ連軍の中でも異彩を放つ存在でした
●1941年、独ソ戦が開始されると、「KV-2」はドイツ軍相手に強固な防御力と破格の攻撃力を誇示、ドイツ軍は同車を「怪物」と呼びました
●しかし、用兵するソ連軍にとって「KV-2」は機動力が致命的に低く、その上重量の重い砲塔を搭載した関係から傾斜地では砲塔の旋回ができないなどの問題点も多い車両で、1942年に入ると徐々に姿を消して行きました【 「KV-2 ソビエト 重戦車」のキット内容について 】
●このソ連軍の重戦車「KV-2」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●「KV-2 重戦車」を1/100のスケールに沿った表現で再現、一体成型によりパーツ数を抑えながらも、実車のディテールやポイントを捉えた内容となっています
●キットを構成するパーツは12個で、10分程度で組み立てを完了することが可能、気軽に戦車模型を楽しみたい人、塗装の練習を行ないたい人、もしくはコレクションとして数を揃えたい人などに最適なキットです
・ 戦車模型は、実車の構造上から足周りを構成するパーツが多く、それを敬遠する人や、戦車模型初心者の人への入門キットとしてお薦めします
●接着剤不要のスナップキットとなっています
●「KV-2」の本体は、砲塔、車体上部、車体下部、左右足周りのパーツ構成となっています
●砲塔は、主砲及び後部機銃が一体成型された中央パーツに各パネルを貼り合せる方式です
・ 砲口部分は別パーツで、先端部は開口処理されています
・ ペリスコープ、ハッチ、把手、ベンチレーターなどがモールドで再現
・ 砲塔は旋回可能です
●車体上部は、フェンダーを含めて一体成型されています
・ フェンダー上には、3つの雑具箱が彫刻されています
・ 操縦手ハッチ、前照灯、前方機銃マウント、エンジングリル部、排気管などがモールドで再現
・ フェンダーは薄く成型されています
●車体下部は、バスタブ式に一体成型となっています
●足周りのパーツは、車体下部側面、転輪、履帯が一体成型されています
・ 履帯は、裏側のセンターガイドが再現
・ 履帯上部の弛みが表現されています
●ウォーゲーム時に使用する「KV-2」のスペックを表示したカードと、旗のパーツが付属しています
●完成全長 : 7.5cm
●2013年 完全新金型(足周りを含む)
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●同社が展開する第2大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)として開発されたシリーズ
・ スケールモデル専門メーカーとして様々なキットを開発してきたズベズダ社のノウハウを、ベース付の駒にギュっと凝縮、パーツ数を抑えた手軽に作れるスケールモデルとしてプラモデルの楽しみを味わう事ができます
・ ボードゲームの駒として利用されることを前提としているため、戦車や歩兵、飛行機などでスケールが一貫していないから利用価値がないと思うのは大間違い、簡素な作りながらミニスケールモデルとしての完成度は十二分にあり、難しく複雑に考えることばかりがスケールモデルじゃないと、手にしたとき目から鱗が落ちる思いで気づくことでしょう