ドイツ重戦車 タイガー1シリーズ コーティングシートセット
「ドイツ重戦車 タイガー1シリーズ コーティングシートセット (シート) (タミヤ ディテールアップパーツ シリーズ (AFV) No.12653 )」です
●「ドイツ重戦車 タイガー1シリーズ コーティングシートセット」です
●タミヤ社製「ドイツ重戦車 タイガー 1 後期生産型」などに対応する「タイガー 1」に施されたツィンメリットコーティングを再現したシートセットです【 「タイガー1のツィメリットコーティング」について 】
●第2次世界大戦の中期、ドイツ軍は戦車撃破用の吸着地雷を広く使用、この地雷は磁気によって装甲板に貼り付き、遅延信管によって起爆しました
●ドイツ軍は、このような吸着地雷が連合軍側で使用されるのを恐れ、対吸着地雷用の「ツィンメリットコーティング」を開発、自軍の装甲車輌に塗布しました
●このコーティングは、ペースト状となっており、装甲板の磁気を吸収、吸着地雷が付くのを防ぎました
●また、コーティングには剥がれることの防止と、吸着効果の減退性から凹凸の付いたパターンが刻まれているのが特徴となっています
●「ツィンメリットコーティング」は、1943年9月から生産工場で塗布が行われ、前線部隊にも配給されて既存の車輌にも極力施工されましたが、連合軍側が吸着地雷を使用していないことが明確となり1944年9月に廃止されています
●「タイガー1」は、その「中期生産型」の途中から「ツィンメリットコーティング」が施されるようになり、「後期生産型」では原則的に全ての車輌がコーティングを塗られています
・ 「初期生産型」にはコーティングが施されていませんが、本国で改修された車輌には塗布された例も有ります
●上記のように、この「ツィンメリットコーティング」には凹凸の付いたパターンが刻まれており、生産工場の関係から「タイガー1」は横方向のパターンとなっています
●このパターンは基本的に砲塔、車体共に同一ですが、「タイガー1」の「後期型」の一部では、砲塔部分のパターンが車体側よりも大きくなった車両も存在しています
・ このタイプの「タイガー1」は、現在の写真ではSS第101重戦車大隊とSS第102重戦車大隊に多く見られます
【 「ドイツ重戦車 タイガー1シリーズ コーティングシートセット」の製品内容について 】
●この「タイガー1」に塗られた「ツィンメリットコーティング」を再現したシートセットです
●「タイガー1」に塗られた横方向に凹凸パターンが刻まれた「ツィンメリットコーティング」が再現されています
●シートは、裏側に糊が付いたコーティングの凹凸パターンが付いたプラ製のシートで、キットパーツに合わせてカットラインが印刷されています
●カットラインに沿ってカッター、ナイフ等で切り出し、キットに貼り付けて、凸凹のある「ツィメリットコーティング」を再現します
●シートは、砲塔、車体部分の大判のものだけではなく、視察口や脱出ハッチなどの細かなパーツに対応する小さく分かれたものも付属
・ スペア分のコーティングシートも含まれています
●「後期生産型」の一部の車輌は、砲塔のコーティングが車体部よりもパターンの大きなものとなっており、このシート内にはこれに対応するシートもセットされています
●シートはプラ製で、プラスチックモデル用の塗装が使用できます
【 「ドイツ重戦車 タイガー1シリーズ コーティングシートセット」の対応車両 】
・ 「タイガー1 中期生産型」の一部
・ 「タイガー1 後期生産型」
・ 「タイガー1 前期生産型」の改修車輌(極一部の車輌)
【 「ドイツ重戦車 タイガー1シリーズ コーティングシートセット」の対応キット 】
・ タミヤ社製 「ドイツ重戦車 タイガー 1 後期生産型」
【 「ドイツ重戦車 タイガー1シリーズ コーティングシートセット」のパッケージ内容 】
・ コーティングシート ×1枚入 (1両分)
・ 取扱説明書