真珠湾攻撃-ミッドウェー海戦 第一航空戦隊 赤城 加賀
「真珠湾攻撃-ミッドウェー海戦 第一航空戦隊 赤城 加賀 (プラモデル) (フジミ 1/700 特シリーズ SPOT No.特SPOT-020 )」です
●「真珠湾攻撃~ミッドウェー海戦 第一航空戦隊 赤城 加賀」です
●太平洋戦争初期における帝国海軍の「第1航空戦隊」を形成した「航空母艦 赤城」「加賀」を1/700のスケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●「第1航空戦隊」の「赤城」「加賀」をパッケージしたもので、個艦のキットで揃えるよりも価格的にお買い得な内容となっています
・ フジミ社製「日本海軍 航空母艦 赤城」「日本海軍 航空母艦 加賀」のキットをセットした上、付属のデカールが「ミッドウェー海戦」時の飛行甲板の表示線を再現したものへと変更されていますので、同海戦時の「赤城」「加賀」を再現する際に有用なキットとなります【 「帝国海軍 第1航空戦隊」について 】
●帝国海軍では、世界初となる新造式の航空母艦「鳳翔」を建造、航空母艦の運用方法が研究されました
●一方、帝国海軍は艦隊決戦の主力となる8隻の戦艦と8隻の巡洋戦艦の保有を目指す「88艦隊」計画が立てられ、実際に建造が開始されていました
●しかし、1921年の「ワシントン軍縮会議」において戦艦等の主力艦艇の保有制限が課せられるようになり、建造途中の巡洋戦艦「赤城」と戦艦「加賀」は航空母艦へと転用されることとなります
●航空母艦「赤城」と「加賀」は、「鳳翔」での航空母艦運用の実績に基づいて改造が行われたものの、当初は3段式の飛行甲板を持つ特異な姿で誕生、後に航空機の運用が行い易い全通式飛行甲板へと変更されています
●「第1航空戦隊」は、その全通式甲板への改装以前の1928年に編成が行われ、「赤城」「加賀」の他に「鳳翔」「龍驤」や水上機母艦なども配属、艦隊決戦の主軸となる「第1艦隊」に従属して航空機支援を行う役割を持っていました
●「赤城」「加賀」が全通式甲板への改装が完了すると両艦は搭載艦載機数が飛躍的に増大、このことにより「第1航空戦隊」は「赤城」「加賀」の2隻のみの編成となります
●その後、帝国海軍は航空母艦「飛龍」「蒼龍」を建造、そして軍縮条約明けには大型高速空母「翔鶴」「瑞鶴」が竣工しました
●これらの航空母艦や、「鳳翔」「龍驤」の小型空母、そして「春日丸」(後の「大鷹」)を含めて航空戦隊の増設が行われ、「第1航空戦隊」と「飛龍」「蒼龍」の「第2航空戦隊」、「翔鶴」「瑞鶴」の「第5航空戦隊」の3個戦隊により「第1航空艦隊」が編成されます
●この「第1航空艦隊」は世界最大規模の航空戦力を擁する強力な艦隊であり、この空母機動部隊の活躍により帝国海軍は太平洋戦争の緒戦において大勝利を収めています
●航空母艦「赤城」は「第1航空戦隊」の旗艦だけではなく、「第1航空艦隊」の旗艦も兼ねている関係から同戦隊は「第1航空艦隊」の中軸となっており、常にその行動の中心的役割を務めていました
・ ただし、航空母艦「加賀」は損傷によりインド洋への攻撃作戦には参加していません
●ポートモレスビー攻略作戦支援のために「第5航空戦隊」を抽出した「第1航空艦隊」でしたが、史上初の航空母艦同士の戦いとなった「珊瑚海海戦」によって「第5航空戦隊」の「翔鶴」は損傷、「瑞鶴」も保有艦載機数の低下により航空機と搭乗員の補充が必要となります
●これにより、「第1航空艦隊」は「第5航空戦隊」を欠いた状態で「ミッドウェー海戦」に挑まなければなりませんでした
●「第1航空戦隊」と「第2航空戦隊」で構成された「第1航空艦隊」は、「ミッドウェー海戦」においてミッドウェー島海域での制空権を確保するために主力艦隊に先んじて同海域へと進出、ミッドウェー島に配備されたアメリカ軍機とアメリカ機動部隊との死闘が繰り広げられました
●海戦当初は、その航空戦力により有利に戦っていたものの、日本軍側は想定していない早期のアメリカ機動部隊の登場により苦戦、「第1航空艦隊」の制空隊の間隙を突いたアメリカ急降下爆撃機の襲来により「赤城」「加賀」「蒼龍」の3隻が戦没、その後の戦闘により「飛龍」も失われてしまいます
●この「ミッドウェー海戦」により日本の機動部隊は壊滅、栄えある「第1航空戦隊」は無念の最期を遂げます
●その後、「第1航空戦隊」は「第5航空戦隊」から移る形で航空母艦「翔鶴」「瑞鶴」によって再編成され、ソロモン海域での日本軍、アメリカ軍との死闘に参加しています
【 「真珠湾攻撃~ミッドウェー海戦 第一航空戦隊 赤城 加賀」のキット内容について 】
●この「第1航空戦隊」の「赤城」、「加賀」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●キットは、フジミ社製「日本海軍 航空母艦 赤城」「日本海軍 航空母艦 加賀」をパッケージしたもので、デカールを「ミッドウェー海戦」時の飛行甲板の表示線を再現したものへと変更、飛行甲板の木甲板表現のデカールを追加した内容となっています
・ 「ミッドウェー海戦」時には、帝国海軍の航空母艦には対空表示として飛行甲板上に大きな日の丸マークが描かれており、キットのデカールではその状態が再現されています
●飛行甲板の木甲板部分を再現したデカールが付属しています
・ 各艦のデカールは伸縮継ぎ手の部分において5分割もしくは6分割されています
・ デカールにはエレベーター、遮風柵、探照灯蓋の部分などがカット処理済み
●各キットの内容の説明については、「日本海軍 航空母艦 赤城」「日本海軍 航空母艦 加賀」を参照して下さい
【 「真珠湾攻撃~ミッドウェー海戦 第一航空戦隊 赤城 加賀」のパッケージ内容 】
・ 「日本海軍 航空母艦 赤城」
・ 「日本海軍 航空母艦 加賀」
・ 「赤城」「加賀」の木甲板デカール×各1枚
●スポット生産品