サンダーバード 3号
「サンダーバード 3号 (プラモデル) (アオシマ サンダーバード No.旧011 )」です
●「サンダーバード 3号」です
●海外TVドラマ「サンダーバード」に登場する「サンダーバード 3号」を1/350スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●宇宙用ロケットとして宇宙空間での救助作業や宇宙ステーション「サンダーバード 5号」への輸送任務に従事する「サンダーバード 3号」を再現、側方に延びる3箇所の噴射口を持ち、本体中央にフィン状の構造物が設けられた独特のフォルムが表現されています【 「サンダーバード 3号」について 】
●TVドラマ「サンダーバード」は21世紀中頃を舞台としたスーパーマリオネーションドラマで、未来へのテクノロジーへの憧れと警告とを含ませたSF作品です
●同作品は、自然災害や人災によって引き起こされた人命への危機を救うことを目的とした国際救助隊の活躍を描くもので、1965年に製作されたマリオネットを使用した作品ながら莫大な制作費が掛けられ、模型を多用した特撮シーンは現在のCGとは異なるリアル感を持ち、50年近く経った現在においても模型界に多大な影響を与え続けています
●「サンダーバード」において、国際救助隊が使用する主要メカが「サンダーバード 1号」~「サンダーバード 5号」の5機であり、更には専用の救助車両や器材も多く登場しています
●「サンダーバード 3号」は、ロケット推進式のメカで、同じロケット推進の「サンダーバード 1号」が大気圏内での活動を目的としているのに対して、「サンダーバード 3号」は宇宙空間での活動を任務としています
●そのため、「サンダーバード 3号」には翼は装備されず、ロケット型の本体から若干離れるように3つの噴射口が設けられ、その推進力により大気圏外へと飛び立ちます
●その噴射口の上部からは本体へと延びる大型のアームがあり、本体中央部に存在するフィン状の構造物と併せて「サンダーバード 3号」の外観上の特徴となっています
●「サンダーバード 3号」のメインパイロットは国際救助隊の創設者「ジェフ・トレーシー」の5男である「アラン・トレーシー」が担当、同機の発進時にはトレーシー邸のリビングのソファーごと長いアームによって移動が行われ、素早い発進を可能としています
●「サンダーバード 3号」は、原子力ロケットという推進システムを採用しているため、化学燃料式のロケットよりも航続距離が長く、「サンダーバード 5号」との輸送任務という短距離の移動だけではなく、太陽付近まで進出したロケット「太陽号」を救助する任務などにも活躍しました
●全身赤のカラーリングと、大きな「3」の数字が印象的な「サンダーバード3号」ですが、国際救助隊が出動する災害自体が地球上で発生する場合が多く、「サンダーバード 1号」「サンダーバード 2号」と比べて露出度が少ないために影が薄い存在でもあります
●模型としてキット化される機会も少なく、旧イマイ社によって人気メカ「サンダーバード 2号」は各種の大きさで製品化されましたが、「サンダーバード 3号」は付属物としての取り扱われる場合がほとんどで、同機をメインとしたものは1つのみだったと記憶します
●今回、この不遇な位置に置かれていた「サンダーバード 3号」をアオシマ社が完全新金型でキット化、現在の金型技術と最新のデカールプリントにより同機の雄姿を甦らせました
●パッケージイラストには旧イマイ社が1967年に発売した「サンダーバード 3号」のキット用に描かれた「小松崎茂」氏のイラストを使用、新旧の良さが取り入れられています
【 「サンダーバード 3号」のキット内容について 】
●この海外TVドラマ「サンダーバード」に登場する「サンダーバード3号」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●旧イマイ製品を受け継いだアオシマ社が新たなフォーマットで「サンダーバード3号」再現、本体はスライド式金型を多用してその形状を捉えながら表面上のパネルラインが表現されており、現代版キットならではの組み易さと表現力を楽しむことができる内容となっています
●プラスチック成型色で色分けされたパーツ構成により、塗装なしでも設定に近いカラーリングで組立てることができます
●「サンダーバード 3号」の胴体部は、ロケット状の本体を5つのブロックに分割、各層を積み上げて本体を作る構成となっています
・ 胴体部分にはパネルラインが繊細な凹モールドで彫刻
●赤色となる各ブロックはスライド式金型により一体成型されています
・ 最下層部のドーム状の構造物は別パーツです
●白色となる上部のブロック(ドッキングリング)は、リング部分の形状が異なる3種のタイプが付属し、選択して組立てることができます
・ ドッキングブロック部分は2もしくは3パーツで構成
●フィン状の構造物のブロックは上下方向に3分割され、各フィンは個別にパーツ化されています
・ 構造物の上部には特徴的なリング状の突起がモールド
●各噴射口は左右分割式で、上部及びノズル部は別パーツです
・ 噴射口側面にはパネルラインが繊細な凹モールドで彫刻されています
●噴射口から延びるアームは、赤色の部分が1パーツで構成され、これに青色となる各突起物を取り付ける構成となっています
●月面を模した円形のディスプレイスタンドが付属しています
・ 「サンダーバード 3号」とはフィン状の構造物部分で接続し、飛行状態で展示します
【 マーキング 】
●キットには、「サンダーバード3号」に描かれている「THUNDERBIRD」の文字、「3」の番号、ブラックの帯、フィン部分の各色の帯などを再現したデカールが付属しています
●「サンダーバード3号」の完成時のサイズ
・ 全長 : 約25cm
●2013年 完全新金型