陸上自衛隊用 デカールセット F
「陸上自衛隊用 デカールセット F (デカール) (アスカモデル 1/35 陸上自衛隊用デカール No.TD-006 )」です
●陸上自衛隊で使用されていた「61式戦車」「M41」「M4A3E8」に描かれたマーキングを1/35のスケールで再現したデカールセットです【 「2000年頃までの陸上自衛隊の戦車のマーキング」について 】
●陸上自衛隊では当初、管区隊の普通科連隊に隷属する形で戦車部隊が配備されていましたが、1960年代前半に13個師団、2個旅団体制になると戦車部隊は戦車大隊、戦車連隊、戦車隊(中隊規模)として師団、旅団の直轄となります
・ 他に北海道の第1戦車群、富士教導団の戦車教導隊、駒門駐屯地の第1機甲教育隊などがありました
●それまでの戦車では、車体前後に部隊表示や車番、砲塔部には車体番号(パレード時には日章旗)が描かれるのみでしたが、この編成換えの頃からは固有の部隊マークが砲塔側面に描かれるようになりました
●この部隊マークは、戦車大隊、戦車連隊、戦車隊ごとに規格化されたものと、中隊ごとで異なる場合とがあり、戦車大隊や戦車連隊では棒の数などで中隊を表すことが多かったようです
●部隊マークは、その後1986年における迷彩塗装の採用の前後時期で一旦消されてしまいますが、その後復活しており、部隊によってはそのデザインを変化させながら現在でも継続使用が行われています
・ 1986年頃のマーク廃止時の前後ではデザインが異なる場合があり、現在のものと比べると派手なものか、絵柄自体が大きいという傾向を持っています【 「陸上自衛隊用 デカールセット F」の内容について 】
●この陸上自衛隊で使用されていた「61式戦車」「M41」「M4A3E8」に描かれたマーキング(主に1986年以前)を再現したデカールセットです
●この「陸上自衛隊用 デカールセット F」では、陸上自衛隊の時代をさかのぼって、「61式戦車」や「M41」、そして「M4A3E8シャーマン」が主力配備であった昭和の戦車部隊のマーキングが再現されています
●その中でもカラフルなデザインの旧第13戦車大隊(岡山県・日本原)の「龍」、そして旧第12戦車大隊の「虎」(群馬県・相馬原)、第3戦車大隊(滋賀県・今津)駐屯地の、かつての「さそり」マークなどが目を引きます
●また、OD色単色塗装時の表記となる、白色もしくは赤色の「工具箱」「付属品収納箱」の文字、「90-」から始まる車番などを再現したデカールが含まれており、昭和時代の陸上自衛隊の戦車を再現する際に欠かせないデカールセットとなっています【 「陸上自衛隊用 デカールセット F 」に収録されたデカールの内容 】
●「61式戦車」
・ 第13戦車大隊 第3中隊
・ 第7戦車大隊 第1中隊
・ 第12戦車大隊 第2中隊
・ 第10戦車大隊 第1中隊
・ 第3戦車大隊 第3中隊
・ 第13戦車大隊 第4中隊
・ 第4戦車大隊 第4中隊
●「M41」
・ 第12戦車大隊 第2中隊
・ 第13戦車大隊 第3中隊
●「M4A3E8」
・ 第4戦車大隊 第3中隊【 「陸上自衛隊用 デカールセット F」のパッケージ内容 】
・ デカールシート(90mm×142mm) ×1枚
●デカールは水スライド式転写シールです
●デカールのプリントはカルトグラフ社製