スペースシャトル ディスカバリー w/ソリッド ロケット ブースター
「スペースシャトル ディスカバリー w/ソリッド ロケット ブースター (プラモデル) (ドラゴン PROJECT : CUTAWAY No.47403 )」です
●「スペースシャトル ディスカバリー w/ソリッド ロケット ブースター」です
●アメリカ航空宇宙局「NASA」のスペースシャトル「ディスカバリー」を1/144スケールで再現した完成品モデル
●スペースシャトル「ディスカバリー」の打ち上げ時の外部燃料タンクと補助ロケットブースターを装着した状態を再現した内容となっています【 「スペースシャトル計画」について 】
●冷戦時代、世界初の人工衛星、そして人類初の宇宙飛行を成功させたソ連に対して、アメリカは人類初の月面探査計画「アポロ計画」を推進、成功に導きました
●その後も宇宙開発が進められましたが、当時の宇宙船の仕組みは使い捨てであり、小型の宇宙船を宇宙軌道に乗せるために、何段もの大型ロケットを繋ぐという方式が採られていました
●この方式は、莫大な費用を必要とし、宇宙船自体の容量が小さいことから、再利用が可能なように滑空して地球に帰還できる宇宙船を使用する「スペースシャトル計画」が始まりました
●この「スペースシャトル計画」で一番の難関が、宇宙船(「シャトル」もしくは「オービター」と呼ばれる)を大気圏に突入する際の熱に耐えうる構造とすることで、その対策として直接熱に曝される機体下面にセラミック製の防熱タイルが貼られました
●打ち上げの際には、大型の外部燃料タンクを装備、この燃料タンクから供給される燃料によりシャトル後部の推進ロケットを噴射、併せて外部燃料タンク側面に追加された補助ロケットブースターも点火され、強力な推進力で宇宙へと飛び立ちます
・ 補助ロケットブースターは、切り離しの後にパラシュートによりゆっくりと落下し、極力再利用されました
●ミッション終了後、シャトルは機体下面を地球側に向けて降下し、速度を抑えながら高度を下げ、着陸時にはグライダーのように滑空しながら帰還をしました
●「スペースシャトル」は、1981年に初飛行、大型の人工衛星の運搬や、宇宙実験、国際宇宙ステーションの建設など、その大きな積載容量により重要な宇宙開発に活躍、人類の宇宙進出に大きな貢献を果たしています
●しかし、スペースシャトル「チャレンジャー」、「コロンビア」の事故により14名の人命が失われた結果、安全対策が入念に行なわれることとなり、飛行終了後は殆ど分解するような方法で整備が実施され、飛行コストは巨額に膨らんでしまいます
●「スペースシャトル」は本来、低コストで宇宙を往復する乗り物という定義で開発されたものであり、この巨額な飛行コストは、使い捨ての宇宙船方式よりも高くなってしまう結果となり、NASAは2011年を以って「スペースシャトル」を退役することを決定、同年の135回目のミッションが最後となりました
【 「スペースシャトル ディスカバリー」について 】
●「ディスカバリー」は、初期のスペースシャトル計画に基づいて製造された機体で、滑空試験のみに終わった1番機「エンタープライズ」、実用機の2番機「コロンビア」、3番機「チャレンジャー」に続いて造られた4機目の「スペースシャトル」になります
●同機は、1984年8月に初打ち上げされ、その後もスペースシャトル計画の中軸機として活躍、「コロンビア」「チャレンジャー」が事故で失われた後も繰り返し運用が行われました
●「ディスカバリー」は、2011年3月までに39回の飛行ミッションを完遂、その飛行回数は「スペースシャトル」の各機体での最多を誇ります
●「スペースシャトル」退役後、同機はスミソニアンの国立航空宇宙博物館へと送られ、偉大な展示品として余生を過ごしています【 「スペースシャトル ディスカバリー w/ソリッド ロケット ブースター」の製品内容について 】
●このスペースシャトル「ディスカバリー」を再現した完成品モデルで、外部燃料タンクと補助ロケットブースターを装着した打ち上げ時の状態が表現されています
●塗装済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、そのままディスプレイすることができます
●「スペースシャトル ディスカバリー」は、オレンジ色の外部燃料タンクと白色の補助ロケットブースターを機体下部に装着した打ち上げ時の状態を再現
●コクピットと乗員室を含めた機首部分と、主翼部分、胴体後部上面はクリアー成型によるスケルトン仕様となっており、その内部構造も塗装済みの状態で再現され、同機の内部構造の様子を楽しむことができます
●機体は、上部がホワイト、下部がブラックで塗り分けされています
●機体表面には耐熱タイルのパターン、「NASA」のマーク、星条旗マーク、「United States」の文字、機体名表示などがタンポ印刷によって再現されています
●打ち上げ時の立てた状態で展示できるディスプレイスタンドが付属
●塗装済み完成品モデル (一部ダイキャスト製)