ドイツ ストゥーバー Kfz.2 軽四輪駆動車 無線搭載タイプ
「ドイツ ストゥーバー Kfz.2 軽四輪駆動車 無線搭載タイプ (プラモデル) (エース 1/72 ミリタリー No.72511 )」です
●「ドイツ ストゥーバー Kfz.2 軽四輪駆動車 無線搭載タイプ」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の「軽統制型野戦兵員車」の「無線搭載型 Kfz.2」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「軽統制型野戦兵員車 無線搭載型 Kfz.2」について 】
●ドイツ軍は1935年に再軍備化を開始しましたが、急速な軍備の整備に車両供給が追いつかず、各種の民間用の車両を徴用するという方式を採りました
●しかし、この方式は雑多な車種の車両が混在するという事態を発生させてしまい、整備や生産性などに問題が生じてしまいます
●そこで制定されたのが「アインハイツ計画」で、この計画は車両を区分分けして、それを更に重量別のクラスへとカテゴリー分類を行い、それぞれの規格を統一化した「統制型車両」を開発するという計画でした
●「アインハイツ計画」のもとで作られた車両は、「統制型野戦乗用車」「統制型野戦兵員車」「統制型野戦貨物車両」などで、それぞれがさらに「軽」「中」「重」のクラスに分けられ開発、生産が進められました
●「軽統制型野戦兵員車」は、この「統制型野戦兵員車」の「軽」クラスに相当し、「シュトーバー」「BMW」「ハノマーク」の3社が参加して製造されました
●この「軽統制型野戦兵員車」は、足回りに4輪駆動独立懸架装置を持つなど非常に凝った構造を持っており、1700ccから2000ccクラスのエンジンを搭載、1937年から1943年までに約13000台が生産されドイツ軍の足として活躍しています
●一方、ドイツ軍は戦争を有利に展開するために、部隊間の通信能力を重視、これにより機動力を持った諸兵連合による作戦を有効に行なうことができました
●そのため、「軽統制型野戦兵員車」を始め、各種車両に無線器搭載型が作られており、「軽統制型野戦兵員車」の無線機搭載型は「Kfz.2」という型式名が与えられ、各戦線で運用、活躍しています
・ 「Kfz.2」はベース車両の種類に関係なく無線機搭載の小型車両全般の型式名となります 【 「ドイツ ストゥーバー Kfz.2 軽四輪駆動車 無線搭載タイプ」のキット内容について 】
●この「軽統制型野戦兵員車 無線搭載型 Kfz.2」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ACE社のハンドメイドによる金型加工で「軽統制型野戦兵員車 無線搭載型 Kfz.2」を再現、レジンキットの感覚に近い独特のパーツ成型により、同車のフォルムとディテールとを再現した内容となっています
●「軽統制型野戦兵員車 無線搭載型 Kfz.2」は、「シャーシ」「ボディ」の2ブロックで構成されています
【 シャーシ 】
●シャーシのメインフレームは一体成型となっています
・ メインフレームには、デファレンシャル、車軸、ドライブシャフトなどが一体成型
・ サスペンション及びサスペンションの下部の支柱は別パーツです
●各タイヤは一体成型となっています
・ トレッドパターンが彫刻されています
【 ボディ 】
●ボディは、フロアパネルパーツをベースとして各パネルを貼り合せる方式となります
・ ボンネットは3パーツで構成され、フロントグリルは別パーツです
・ 側面パネルにはドアがモールドされています
・ フロントウィンドーは枠の部分が再現され、ウィンドーはクリアーフィルムを切り出して再現します(クリアーフィルムは付属していません)
・ 前照灯、ノテックライト、車間表示灯などがパーツ化
●「無線搭載型 Kfz.2」としての内装が再現されています
・ 運転席部分はメーターパネル、ハンドル、各種レバーがパーツ化
・ 座席は、運転席、助手席、無線手席の3つが付属
・ 無線機用の台は2パーツで構成
・ 無線機(×2)、及びアンテナ基部のパーツが付属しています
●幌は、展開した状態を再現したパーツと折り畳んだ状態のパーツが付属、選択して使用します
・ 展開した状態の幌は4パーツで構成
【 塗装とマーキング 】
●「軽統制型野戦兵員車 無線搭載型 Kfz.2」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されています
・ ドイツ空軍 第1夜間航空団 (北西ヨーロッパ / 1940年)
・ ドイツ空軍 野戦病院 (東部戦線 / 1942年)
・ 第6歩兵師団 (1942年)
●説明書の塗装例に基づく、部隊マーク、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています
●2013年 完全新金型