プラスティック部品おさえ駒
「プラスティック部品おさえ駒 (押え駒) (モデラーズ ホビーツール シリーズ No.T026 )」です
●模型製作時における大きなパーツの貼り合わせの際、パーツ同士の固定を補助する治具です
●「輪ゴム」と併用してピンポイントに圧力をかけることで、大きなパーツ同士の貼り合わせ、接着をサポート、より確実で強固な接着や、仮組みの際のパーツの接合など、模型製作時に役立つツールです
【 「プラスティック部品おさえ駒」の使用について 】
●飛行機モデルの胴体や主翼、AFVモデルでの箱組みの車体や細長い砲身、艦船モデルでの船体部分の貼り合わせなど、模型製作時において大きなパーツ同士を貼り合せる作業はかなり頻繁に登場します
●このような大きなパーツを接着する場合、「タミヤセメント」のような粘度をのあるプラモデル用接着剤では、接着剤の塗布に時間がかかり、塗り始めた部分が乾いてしまうため、粘土のある接着剤は仮止め的に使用し、パーツを合わせた後に「Mr.セメント S (流し込みタイプ)」などの流し込み用のプラモデル用接着剤で固定させるという方法で接着を行います
●ただ、このような方法で接着ができたとしても、パーツの大きいので全体が均一に固着するのは稀であり、全体を均一接着し、充分な接着強度が確保されるまでパーツ同士を押さえるためよく使用されるのが「輪ゴム」です
●ただ、「輪ゴム」は全体に均一な力で押さえるため、接着部分のポイントを押さえる圧力が不足する時があり、こんな時に便利なのが「プラスティック部品おさえ駒」のような治具です
●「プラスティック部品おさえ駒」は、「円形」「×状」「十字形」の3種のタイプの治具をセット、これに「輪ゴム」に咬ますことにより接着部分を両側からピンポイントで押さえる方式となっています
●そして、砲身やミサイル、パイプ状のパーツは「輪ゴム」なしで「円形」の治具のみで押さえることも可能です
●また、パーツの同士の接着時や接着の補修時に流し込み式のプラモデル用接着剤を使用した際、固定用の「輪ゴム」まで接着剤が流れ込んでしまい、大変なことになった経験を持つ人も多いのではないでしょうか?
●「プラスティック部品おさえ駒」の治具は、接合部分に接触しないで、パーツの両側から押さえる方式となっており、このような事故を防ぐこともできます(ただし、治具の使用方法によっては接合部分に接触する場合もあります)
●パーツの接着時や仮組みの際など、パーツ同士を「合わせる」こと、そして持続性のある圧力により接着強度が確保されるまで「維持させる」ことができる、大型のキットの製作や大きなパーツの接着時などにおいて大いに役立つ治具のセットです
【 「プラスティック部品おさえ駒」の製品内容について 】
●大きなパーツを貼り合せる際、「輪ゴム」との併用によりパーツ同士を固定する、接着サポート用の治具です
●接着剤が乾燥するまでの間、パーツ同士を密着させ、強固な接着を補助します
●「プラスティック部品おさえ駒」は大型サイズのキットやパーツ、多分割キット、仮組の際などに威力を発揮してくれます
●「プラスティック部品おさえ駒」には、「円形」「×状」「十字形」の3種の形状と、大きさと角度が異なる計8種の治具(合計32個)をセット、形状と大きさの違いにより様々なパーツに対応することができます
●各治具はプラスチック製ながらも比較的弾性を持った素材ですので、プラスチックモデルのパーツへの負担が少なく、線接触によって確実にパーツを押さえます
●また、各治具には「輪ゴム」を引っ掛けるためのフックや切り欠けが付けられており、「輪ゴム」に簡単に接続することができます
・ 「プラスティック部品おさえ駒」には、輪ゴムは含まれていません
【 「プラスティック部品おさえ駒」の使用例 】
●左右に分割された航空機モデルの胴体など
・ 「輪ゴム」の1巻きでは緩く、2重巻きでは力が掛かり過ぎる時などに、便宜、治具を使用します
・ 適度な張力で結束、部品本体の脆弱な部分に掛かる力を分散しゆがみを防ぐことができます
●上下に分割された戦車モデルの車体など
・ 天板部分が1枚板で形成されている時など、車体側の重要な接合面に集中的な力が掛かるように押さえつけて、密着した状態を維持することができます
●左右に分割された砲身や、上下に分割された航空機モデルの主翼など
・ 適度なバネ力、円弧による線接触で部品を傷めずに密着させることができます
【 「プラスティック部品おさえ駒」の製品仕様 】
●製品素材 : PS
【 「プラスティック部品おさえ駒」のパッケージ内容 】
・ 「円形」治具 2種 ×計9
・ 「×状」治具 4種 ×各1
・ 「十字形」治具 ×10
●ご利用の際にはパッケージ台紙に記載されている「使用上の注意」を、よくお読みいただいた上ご利用下さい