アメリカ M4A3 シャーマン戦車 105mm HVSSサスペンション
「アメリカ M4A3 シャーマン戦車 105mm HVSSサスペンション (プラモデル) (UNI MODEL 1/72 AFVキット No.381 )」です
●第2次世界大戦時におけるアメリカ軍の火力支援戦車「M4A3 105mm榴弾砲搭載型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット【 「M4A3 105mm榴弾砲搭載型」について 】
●1930年代後半、アメリカ軍の戦車戦力は極めて脆弱なものでしたが、第2次世界大戦の開戦によって急速な戦力の充実化が図られ、「M3中戦車」に引き続いて中戦車の本命として登場したのが「M4中戦車」です
●この「M4中戦車」は、大量生産を達成するために「M4」~「M4A4」までの5種類のタイプが平行生産され、その中でアメリカ軍将兵から最も信頼を得たのが「M4A3」です
●この結果、「M4A3」は「75mm砲搭載型」「76mm砲搭載型」などの各種タイプが作られ、火力支援用の戦車として登場したのが「105mm榴弾砲搭載型」です
●この「M4A3 105mm榴弾砲搭載型」は、その強力な榴弾の火力によって防御拠点などの制圧に活躍、また対戦車榴弾も用意されていたことから一定の対戦車能力も持っていました
●大戦末期には、「M4A3」シリーズはサスペンションの改良が施されるようになり、コイルサスペンションを横置きとした「HVSSサスペンション」に変更、この「HVSSサスペンション」を装備した「M4A3 105mm榴弾砲搭載型」は、第2次世界大戦だけではなく朝鮮戦争にも参加しています【 「アメリカ M4A3 シャーマン戦車 105mm HVSSサスペンション」のキット内容について 】
●このアメリカ軍の火力支援戦車「M4A3 105mm榴弾砲搭載型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●パーツを細分化し不足する細部のディテールはエッチングで補う、ユニモデル社の1/72シリーズのフォーマットに従い「M4A3 105mm榴弾砲搭載型」を再現、ライトガードなどの細部にはエッチングパーツが用意されており、中級者以上のユーザーを対象とした内容となっています
●「M4A3 105mm榴弾砲搭載型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています
【 砲 塔 】
●「105mm榴弾砲」の砲身は一体成型となっています
・ 防盾は1パーツで再現され、吊り下げフックは別パーツです
・ 砲身は完成後も上下可動式とすることができます
●砲塔は、上下分割式となっています
・ ピストルポートは別パーツで再現
・ 車長ハッチ、装填手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ サーチライト、機銃架、後部の機関銃固定具がパーツ化
・ 「M2重機関銃」は1パーツで構成され、弾薬箱は別パーツです
【 車体上部 】
●車体上部は、一体成型となっており、エンジングリル部は別パーツです
・ 操縦手ハッチ、前方機銃手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 前照灯、尾灯、前方機銃がパーツ化
・ 前照灯と尾灯のライトガードは、エッチングパーツが用意されています(治具が付属)
・ 車載工具類は別パーツとなっています
【 車体下部 】
●車体下部は、各パネルを貼り合わせる箱組み方式です
・ HVSSサスペンションは各7パーツで構成されています
・ 車体後部には、大戦末期から戦後において装着された排気グリルを再現したパーツが付属、グリルのスリットはエッチングパーツとなります
【 履 帯 】
●履帯は、プラパーツによる一部連結式で、上下の直線部は繋がった状態、前後の曲線部は1枚ずつが分割されたパーツとなっています
・ 履帯は「HVSSサスペンション」用のダブルピン式履帯が再現されています
●ライトガード、車体後部のグリル部などを再現するエッチングパーツが付属しています
【 塗装・マーキング類 】
●「M4A3 105mm榴弾砲搭載型」のマーキングとして、アメリカ軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています
・ アメリカ海兵隊所属 (朝鮮 / 1950年11月)
・ アメリカ海兵隊所属 (朝鮮 / 1950年11月)
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号、車台番号などを再現したデカールが付属しています
●2013年 一部新金型