ドラゴン ドイツ 軍用オートバイ 野戦伝令セット & フンメル後期型 1/35 '39-45' Series 081211 プラモデル

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ドイツ 軍用オートバイ 野戦伝令セット & フンメル後期型

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7,150円 6,435円(税込)

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「ドイツ 軍用オートバイ 野戦伝令セット & フンメル後期型 (プラモデル) (ドラゴン 1/35 '39-45' Series  No.081211 )」です

●「ドイツ 軍用オートバイ 野戦伝令セット & フンメル後期型」です

●第2次世界大戦後期におけるドイツ軍の「重自走榴弾砲 フンメル 後期型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●機甲部隊の火力支援車両として各戦線で活躍した「重自走榴弾砲 フンメル」を再現、「3/4号戦車車台」の後部に「150mm 重野戦榴弾砲 sFH18」を搭載し、車体前部の乗員用の張り出しが大型化された重厚感あるフォルムを再現した内容となっています

●サイバーホビー(ドラゴン)社製「Sd.Kfz.165 フンメル 後期型」に、タミヤ社製「ドイツ軍用オートバイ 野戦伝令セット」をパッケージしたもので、後方からの支援用車両と後方でのシーンを再現したフィギュアとの組み合わせにより、車両とフィギュアとの風景を演出することが可能な内容となっています

【 「重自走榴弾砲 フンメル 後期型」について 】


●ドイツ軍は、第2次世界大戦前から戦車部隊に追従する火砲は自走化が望ましいと考えており、火砲の自走化を積極的に進めました

●「高射機関砲」や「歩兵砲」は早々に自走化が行われましたが、間接射撃を行う「榴弾砲(カノン砲)」の自走化は立ち遅れてしまいます
●立ち遅れた原因は、ドイツ軍は「自走榴弾砲」の仕様として全周射撃能力と砲の積み下ろしという2つの要件を求めており、この要件自体は火砲運用としては理に適ってはいたものの、これらの要望を満たすために試作された数種の車輌は複雑な構造となり、どれもコストや整備面から量産化は見送られたままとなってしまいます

●そこで、これらの要件を満たした本格的な「自走榴弾砲」が登場するまでの繋ぎとして、暫定的車両の開発が行われることとなります

●火砲の自走砲化する際、「1号戦車」「2号戦車」や鹵獲した車輌などの車台を利用していたのですが、1942年に入ると「3号戦車」と「4号戦車」がドイツ軍の戦車戦力において大多数を占めるようになり、両車は生産当初から一定の部品が共通化されていたため、「3号戦車」と「4号戦車」の車体を統合した自走砲用の車台「3/4号戦車車台」が開発されます

●前述の暫定的車両としての「自走榴弾砲」は、「105mm軽榴弾砲 leFH18」を軽自走榴弾砲と、「150mm重野戦榴弾砲 sFH18」を搭載した「重自走榴弾砲」の2種が計画され、「軽自走榴弾砲」は「2号戦車」の車体を流用、「重自走榴弾砲」はこの「3/4号戦車車台」を使用することを決定、1942年10月には試作車が完成します
●この「150mm重野戦榴弾砲 sFH18」を「3/4号戦車車台」へと搭載した車両は、「重自走榴弾砲 Sd.Kfz.165 フンメル」として制式化、1943年のクルスク戦頃から戦線に投入し、大口径砲の威力をもって火力支援に活躍します

●「Sd.Kfz.165 フンメル」は暫定的車両ながら「自走榴弾砲」としてはかなりの成功作で、「自走砲」としての展開、撤収の素早さは機甲部隊の運用に適しており、大戦後期におけるドイツ機甲部隊に欠かせない支援車両でした
 ・ しかしながら、当初の要件を満たした本格的な自走榴弾砲の開発は、結局、頓挫しています

●「Sd.Kfz.165 フンメル」は生産数の関係から機甲部隊所属の砲兵部隊全てに配備することは全く不可能であり、各戦車師団に対して配備数は4両~8両程度となってしまい、虎の子的な存在として扱われていました

●なお、「Sd.Kfz.165 フンメル」は生産時期から仕様が若干異なっており、「後期型」ではそれまで操縦手のみであった車体前部の張り出し部が、無線手も含めた大型のものへと変更されています


【 「ドイツ 軍用オートバイ 野戦伝令セット & フンメル後期型」のキット内容について 】


●このドイツ軍の「重自走榴弾砲 フンメル 後期型」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●細分化されたパーツ構成とエッチングパーツにより「フンメル 後期型」を再現、実車の構造に合わせて戦闘室のパネルや戦闘室内部の構造物は薄さを表現し、車体上の細かなディテールを再現したパーツ構成は同社が永きに渡ってキット化を進めてきた「フンメル/ナースホルン」シリーズの集大成的な内容となっています

●本キットでは、戦闘室内部の構造や装備品類も再現、砲弾や薬莢などのアクセサリーパーツも付属しており、メカニカルな砲の構造も相まって、オープントップ式の自走砲ならではの「見せ場」を演出することが可能です


●「フンメル 後期型」は、「砲」「車体」の2ブロックで構成されています

【 砲 】
●砲は金属砲身を利用してシャープさを演出、揺架の薄さや砲架のリベットなどが細かく再現され、火砲としてのメカニカルな造りが表現されています

●「150mm重野戦榴弾砲 sFH18」の砲身は、金属製砲身が付属、砲口が開口処理されています
 ・ 砲尾は5パーツで構成され、閉鎖ハンドルなどがパーツ化
 ・ 閉鎖器は3パーツで構成され、開閉状態が選択できます

●揺架は左右分割式です
 ・ 揺架は薄く成型されており、内側のリベットや補強用のフィンが再現
 ・ 上部の駐退複座装置は、前後方向に3分割され、中央部分は左右分割式です

●砲架は左右及び中央の3ブロックで構成されています
 ・ 操作ハンドル、照準器、射表表示板などがパーツ化
 ・ 平衡器のシリンダーは、上部が真鍮パイプ、下部がプラパーツです
 ・ 射表を再現するエッチングパーツが付属

【 車 体 】
●車体は、「フンメル」のポイントとなる戦闘室部分の装甲板の薄さをプラスチック製のパーツで再現、現在における考証を反映した戦闘室内部の様々な装備品類を細分化したパーツで再現されています

●車体は、バスタブ式に一体成型された車体下部に、車体上部と戦闘室の各パネル、フェンダーを貼り付ける方式となっています

●車体下部は一体成型され、後部パネルは別パーツです
 ・ ボギー式サスペンションは、1ユニットが4パーツで構成 (全8ユニット)
 ・ 各ダンパーは別パーツにて再現
 ・ 下部転輪は左右分割式で、ハブキャップは別パーツです
 ・ 起動輪、誘導輪、上部転輪は左右分割式です
 ・ 左右の排気管は各1パーツで再現
 ・ 予備転輪ラックはプラパーツとなっています

●車体上部前面は一体成型となっています
 ・ 前面の視察ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
 ・ 視察ハッチの内側のアームはエッチングパーツを繋いで再現します
 ・ 側面のクラッペは別パーツです
 ・ 上部ハッチは別パーツで、開閉状態を選択できます

●左右のフェンダーは各1パーツで再現されています
 ・ ジャッキは6パーツで再現
 ・ ジャッキ固定具は、プラパーツとエッチングパーツとを選択できます
 ・ ジャッキ台は、固定具が一体成型されたパーツと、固定具などをエッチングパーツで再現する方式とを選択することができます
 ・ ボッシュライトは前後分割式で、内部のガラス部を再現するクリアーパーツが付属

●戦闘室は、各パネルを貼り合せる箱組み式です
 ・ 側面の吸気グリルは別パーツです
 ・ 後部ドアは別パーツとなっています
 ・ 戦闘室上部のフックがパーツ化されています
 ・ 側面のシャベルは、固定具が一体成型されたパーツと、固定具をエッチングパーツで再現する方式とを選択できます

●戦闘室内部が再現されています
 ・ 側面の薬莢収納箱は、2個を除いて薬莢が詰まっている状態を再現、空いている箇所には薬莢パーツを収めることができます
 ・ 薬莢収納箱の蓋は別パーツで、開閉状態が選択できます
 ・ 後部の2つの砲弾収納箱は各パネルを貼り合せる箱組み方式です
 ・ 砲弾収納箱には内部の砲弾固定具がパーツ化され、砲弾の収納状態を自由に選択することができます
 ・ 戦闘室内部に装備される消火器、サブマシンガンラック(サブマシンガンが付いた状態)、ライフルラック、通話装置のターミナル、室内灯、機関銃ラック、機関銃予備銃身ケース、クリーニングロッド先端部などがパーツ化

●アクセサリーパーツが付属
 ・ 砲弾 ×14 (弾種表示を再現するデカールも付属しています)
 ・ 薬莢 ×10

【 履 帯 】
●履帯は、1枚ずつが分割された接着連結式履帯が付属しています
 ・ 履帯は、表面部分にハの字状の滑り止めパターンが付いた「3/4号戦車」用の「後期型」の履帯が表現されており、モデルカステン製「3/4号戦車 後期型用履帯 (タイプA)」がこれに対応しています


●照準器、クラッペの内部機能、ボッシュライトのガラス部などを再現するクリアーパーツが付属
●車載工具類の固定具、射表、各部のディテールなどを再現するエッチングパーツが付属しています


【 塗装とマーキング 】
●「フンメル 後期型」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる7種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 所属不明 (東部戦線 / 1944年)
 ・ SS第2戦車師団「ダス・ライヒ」 (東部戦線 / 1944年)
 ・ 第4戦車師団 第103機甲砲兵連隊 (東部戦線 / 1944年)
 ・ 所属不明 (東部戦線 / 1944年)
 ・ 所属不明 (東部戦線 / 1944年)
 ・ 所属不明 (東部戦線 / 1945年)
 ・ 所属不明 (東部戦線 / 1944年)

●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています
 ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製


【 「ドイツ軍用オートバイ野戦伝令セット」について 】
●タミヤ社製「ドイツ軍用オートバイ 野戦伝令セット」が付属しています
 ・ キットの詳細は個別ページを参照して下さい

●本キットには、「ドイツ軍用オートバイ 野戦伝令セット」のランナーと説明書のみが付属、道標が印刷されたボックスはセットされていません


【 「ドイツ 軍用オートバイ 野戦伝令セット & フンメル後期型」のパッケージ内容 】


 ・ Sd.Kfz.165 フンメル 後期型 ×1
 ・ DKW NZ350 オートバイ ×1
 ・ フィギュア (武装親衛隊) ×2体


●スポット生産品


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【 「ドイツ 軍用オートバイ 野戦伝令セット & フンメル後期型」のワンポイント 】


●ドラゴン/サイバーホビーの車両キットとタミヤのフィギュアキットをパッケージしたコラボキットで、上記のように戦線後方のシーンの再現に適したものとなっています
●ただし、車両本体と直接関与するフィギュアは付属していませんので、タミヤのフィギュアと同じ武装親衛隊の自走砲兵を再現したトライスター社製「ドイツ自走砲兵セット」などを追加するとより雰囲気が向上することでしょう
 ・ ドラゴン社では「ドイツ 自走砲 ガンクルー (プレミアムエディション)」が存在していますが、冬服を着た国防軍の兵士ですので、オートバイ兵との組合わせに難があります

ドラゴン 1/35 '39-45' Series 「ドイツ 軍用オートバイ 野戦伝令セット & フンメル後期型」
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7,150円 6,435円(税込)

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