プロスプレー Mk-6
「プロスプレー Mk-6 (エアブラシ) (GSIクレオス プロスプレー No.PS-166 )」です
●エアー缶を使用して塗装作業を行うことができる簡易型のエアブラシセット、「プロスプレー Mk-6」です
●吸い上げノズルが付いた塗料ボトルと、エアー缶から導かれたエアーにより気軽なエアブラシ作業を楽める簡易型エアブラシです
【 「プロスプレー Mk-6」の製品内容について 】
●「プロスプレー Mk-6」は、「プロスプレー Mk-6」本体の他、「エアー缶」やエアー缶とハンドピースを接続する「アタッチメント類」「ホース」もセットされたオールインワンパッケージ、このワンパッケージですぐにエアブラシ塗装を行うことができます(塗料・溶剤は別途ご用意下さい)
●「調色ボトル」に入れた塗料が、「プロスプレー Mk-6」本体先端から吹き出るエアーの力で吸い上げられ、エアーを交えた細かな粒子となって目的物に塗料を吹き付けることで塗装を行うことができます
・ 塗料ノズルのサイズや、エアーの強さ、塗装面と「プロスプレー Mk.6」の距離を色々と調整することで吹き付け面積の広さ、幅を調節できます
●また、「プロスプレー Mk-6」の最大のメリットは「プロスプレー Mk.1」タイプと比べて、吹出し口と塗料ノズルとの距離感が非常取りやすい点にあります
・ 「プロスプレー Mk.1」タイプの簡易型エアブラシは、価格が安いのがメリットなのですが、塗料ノズルと噴出し口との距離のベストマッチを覚えるのに多少の慣れが必要で、「エアーが吹き出ているのに塗料が出ない?」、あれこれと触っているうちに噴出し口ノズルの塗料が固まってしまったりして、ベストな距離を覚えるまで時間がかかってしまうのですが、これに比べると「プロスプレー Mk-6」は手軽に塗料ノズルと噴出し口のベストマッチを設定することができます
・ ただ、「簡易型エアブラシ」を「初めて」使用する場合、どうしてもこの「ノズル」と「噴出し口」の距離を掴むのにコツが必要となりますので、最初は「水」や「溶剤」などでテストしてコツを掴むのがよろしいでしょう
【 「プロスプレー Mk-6」本体と「塗料ノズル」について 】
●「プロスプレー Mk-6」の口径は「0.4mm」「0.2mm」の2種の塗料ノズルをセット、吹きたい幅に応じて交換して使用することができます
・ 通常の「ハンドピース」とは異なり、「Mk-6」本体先端のノズル部分のサイズではなく、調色ビンにセットする吸い上げ用の塗料ノズルで調整しています
・ 「0.4mm」「0.2mm」の「塗料ノズル」はノズル単体だけでなく、それぞれボトルキャップと組み合わされたセットになっていますので、ボトルの蓋を交換するように手軽に交換することができます
●エアー缶から吹き出すエアーの強さは、エア缶上部に取り付ける「エアー調整ネジ」で変えることが可能、エアー圧を調整することで、塗装面の広さに合わせて最適な風量で塗装することができます
・ また「プロスプレー Mk-6」本体にも「エアー調整ダイヤル」が設けられていますので、微細なエアー量の調整は手元で行うことができます
【 「調色ボトル」について 】
●塗料を入れる「調色ボトル」は、「プロスプレー Mk-6」本体とワンタッチで取り外すことができ、塗料の色を手軽に交換することができます
・ 「調色ボルト」の「ボトルキャップ」には溝が設けられ、「プロスプレー Mk-6」の本体へスライドさせて取り付けたり、外したりします
●ボトルのキャップ部分は、「Mr.カラー」、「水性ホビーカラー」「Mr.スペアーボトル」などの蓋と同一規格ですので、それぞれのボトルも使用することができます
●また、「プロスプレー Mk-6」などに対応する交換用ボトル「プロスプレー用 交換ボトルユニット」も別売で用意されており、これを使用して簡単な交換作業を行うだけで数種の塗料を使い分けることができるようになります
【 「エアーホース」について 】
●「プロスプレー Mk-6」本体とエアー缶を繋ぐホースの口金は「PS(細)」サイズ、ビニールホースとなっています
・ 使用を重ねてホースが破れてしった場合には「Mr.エアーホース PS(細) ストレート 1.5m」「Mr.エアーホース PS(細)スパイラル」で代用することができます
・ 口金サイズが「1/8(S)凸」サイズと接続する場合には、別売りの「ホース用ジョイント」を使用する事で接続することができます
【 「エアー缶」について 】
●付属するエアー缶は190mlの容量を持つ「Mr.スーパーエア缶 190」、もちろんより大きな容量を持つ「Mr.エアスーパー 480」を使用することもできます
●より発展的なシステムとして「Mr.リニアコンプレッサー プチコン」「Mr.リニアコンプレッサー L5」「Mr.リニアコンプレッサー L7」などのコンプレッサーと接続して使用することも可能、エアー缶の残量を気にすることなくエアブラシ塗装を行えるようになります
(「プチコン」「L5」とは付属のホースで直付けが可能ですが、「L7」との接続には別途「エアレギュレーター」や「ホース用ジョイント」が必要になります)
●「プロスプレー Mk-6」の使い方から、エアブラシ塗装を始めるまで、塗装の際のFAQなど、基本的な事柄を丁寧に解説した「取扱説明書」が付属
・ 「プロスプレー Mk-6」を使用する前に、よくお読み頂いてからご利用下さい、単純なトラブルなどを回避することができます
【 「プロスプレー Mk-6」のパッケージ内容 】
・ プロスプレー Mk-6 本体 ×1
・ ワンタッチ交換ボトルキャップ ×2
・ 調色ボトル ×2
・ 0.2mm 吸い上げ塗料ノズル ×1
・ 0.4mm 吸い上げ塗料ノズル ×1
・ 0.2mm、0.4mm ノズルクリーナー ×各1
・ 吸い上げパイプ (長) ×1
・ 吸い上げパイプ (短) ×1
・ PS(細) 1mホース ×1
・ エアー調整バルブ(エアー調整ネジ付き) ×1
・ Mr.エアースーパー190 ×1本
【 「プロスプレー Mk.6」などの簡易型エアブラシについて 】
●模型製作やクラフト工作などの塗装において、エアブラシによる塗装は、いまや確固たる地位を占めるようになりました
●一昔前だったら1台数万円もしたコンプレッサーは低価格化が進み、これがエアブラシの普及に大きな影響を与えています
●また、筆塗りと比べると圧倒的な短時間で均一な塗面を作ることができ、さらに、缶スプレーと異なり、自由に調色した塗料で塗装ができるのもエアブラシの魅力で、一度これを使用してしまうとエアブラシ塗装の魅力から逃れるのは難しいでしょう
●しかし、たまにしか模型を製作しない人や、筆塗りが中心の人などが、エアブラシとコンプレッサーのセットを購入するのは、ためらいが生じてしまうのも事実です
●エアブラシの登場機会が稀にしかない場合、または高価なエアブラシを購入する前の入門用としておすすめできるのが「プロスプレー Mk-6」などに代表される簡易型エアブラシです
●簡易型のエアブラシは、最初の導入コストがコンプレッサーなどに比べ低価格で済むのが最大の魅力、エアブラシ塗装のメリットをそのまま享受することができ、これで腕を磨いてからその後コンプレッサー単体を購入してシステムを発展させることも可能です
●エア缶を使用するので電源などは不要、塗装場所を問わず移動は自由、コンパクトな組合せでベランダや屋外へとひょいっと持ち出し手軽に塗装作業を行うことができます
●また、簡易型のエアブラシとは言え、エアー圧の調整と吹き付ける距離によって吹きつけ幅の幅を自在に操ることも可能、0.2mm口径のエアブラシをギュっと絞りきった程の細吹きはできませんが、かなり絞った幅で吹き付けることができます
●エアーの供給はエアー缶を使う方式、コンプレッサーのような作動音が全く無く、吹き付ける時のみにエアーの音がするだけ、振動もなく、家人や隣人にも迷惑をかける要素を減らすことができます
●気軽にエアブラシ塗装を楽しみたい人、それ程ツールに費用を掛けたくない人や、まだエアブラシにまでコストをかけることができない学生の方々、そしてエアブラシでの作業が環境的に困難な人などにお勧めします