旧日本海軍工廠 標準色セット (艦隊これくしょんカラー)
「旧日本海軍工廠 標準色セット (艦隊これくしょんカラー) (塗料) (GSIクレオス Mr.COLOR 特色セット No.CS541 )」です
●旧日本海軍において艦体の基本色として使用されていた、いわゆる「軍艦色」3本と甲板色の「リノリウム色」の4本を再現したカラーセット
●「呉」「佐世保」「舞鶴」の各工廠色に、軽巡洋艦と駆逐艦の甲板に多用されたリノリウム色をセットした内容となっています
●大人気のブラウザゲーム「艦隊これくしょん」とのコラボレーションで、パッケージも特製の「艦娘」仕様だけでなく、各工廠で使用されていた軍艦色の解説などを記した「解説リーフレット」も付属、各艦艇の造船場所の情報も記載されますので、艦船模型製作時の資料として活用することができます【 「旧日本海軍工廠 標準色セット (艦隊これくしょんカラー)」について 】
●旧日本海軍艦艇に塗装されていた濃いグレーの艦体色は、「横須賀」「呉」「佐世保」「舞鶴」の各地に配置された海軍工廠のいずれかで建造・修理・改装されたかにより、それぞれ色調が異なっていると言われています
●この「旧日本海軍工廠 標準色セット (艦隊これくしょんカラー)」では、当時の各工廠で使用されていた「塗料調合標準及使用区分表」に基づき調色した「艦体色」と、広く甲板材に使用された「リノリウム板色」を再現
●艦体色として「呉海軍工廠標準色」「佐世保海軍工廠色」「舞鶴海軍工廠色」の3色をセットしています、セットされていない「横須賀工廠標準色」は、「軍艦色 (2) (C-32)」をご利用下さい
●同一系統の「グレー(軍艦色)」でありながら微妙に異なる色調の各工廠色を、調色の手間なく手軽に再現可能なカラーセットです【 「旧日本海軍工廠 標準色セット (艦隊これくしょんカラー)」のカラー内容 】
●「旧日本海軍工廠 標準色セット (艦隊これくしょんカラー)」は次のような内容となっています
・ SC01 呉海軍工廠標準色 (3/4 つや消し)
・ SC02 佐世保海軍工廠標準色 (3/4 つや消し)
・ SC03 舞鶴海軍工廠標準色 (3/4 つや消し)
・ SC06 リノリウム色 (3/4 つや消し)
■セットされている各色について
●「呉海軍工廠標準色」
・ 連合艦隊の主力が呉沖の柱島泊地にあり、ここを拠点とする多くの艦艇に使用された塗料です
・ 呉海軍工廠で使用されていた塗料は、刷毛さばきを良くする胡粉(こふん)が入った高級品で、「横須賀海軍工廠」で使用された色よりも、わずかに明るい色調と言われています
●「佐世保海軍工廠標準色」
・ 「佐世保海軍工廠」は、特に軽巡洋艦や駆逐艦などの小型艦艇の建造を始め、航空母艦の改装などを数多く手がけた工廠です
・ 「佐世保海軍工廠」で使用されていた塗料は、他の工廠に比べ白の顔料である白亜鉛粉の含有量が少なかったため、海軍工廠中、もっとも濃い色調に見えていたそうです
●「舞鶴海軍工廠標準色」
・ 連合艦隊の一等駆逐艦建造において、主導的役割を担ったのが「舞鶴海軍工廠」です
・ 吹雪型、陽炎型、秋月型、松型、島風型などの一番艦を建造し、「舞鶴海軍工廠」から各工廠へとその技術が伝えられたといいます
・ 「舞鶴海軍工廠」で使用された塗料は、海軍工廠の中でもっとも明るい色だったと伝えられています
●「リノリウム色」
・ 日本海軍艦艇のうち、巡洋艦や駆逐艦などの上甲板の多くはリノリウムによって被膜されていました
・ 顔料により赤褐色から淡褐色まで色調が異なるので、「ライトグレー」を調色し調整するとよいでしょう
●カラーは実物の艦船に塗装された色調を基準に調色されていますので、1/700スケールの艦船模型に塗ると暗い感じで仕上がります、適宜「ホワイト (白) 」「つや消しホワイト」「ライトグレー」などを少量加えて調整して下さい【 「Mr.COLOR 特色セット」について 】
●「Mr.COLOR 特色セット」は、戦車、飛行機、艦船などで使用された専用色を忠実に再現したカラーセット
・ 頻繁に使用するカラーを中心に再現されており、面倒な調色を行うことなく手軽に再現することができる塗料セットです
●「Mr.COLOR 特色セット」は「Mr.カラー」ベースの塗料となっており、色のバランス、つやのバランスよくモデルにリアルな質感を与える事ができます
●「Mr.COLOR 特色セット」は「Mr.カラー」「Mr.カラーGX」「Mr.カラー スプレー」と同じ性質の「ラッカー系塗料」となります
・ 「Mr.COLOR 特色セット」同士はもちろん、「Mr.カラー」「Mr.カラーGX」「Mr.カラー色の素」「ガンダムカラー(単色)」や「ガンダムカラー (BOX)」「ガイアカラー」などのラッカー系塗料と互換性がありますので、共に混色したり、ないカラーを補完したりすることができます
(水性ホビーカラーとは混ぜ合わせて調色を行うことができません)
●塗料の希釈(薄め)の目安
・ エアブラシによる吹き付け塗装の際は、塗料「1」に対して「Mr.カラーうすめ液」などの溶剤を「2~3」の割合で薄めて下さい
・ 筆塗り塗装の際には塗料「1」に対して「Mr.カラーうすめ液」などの溶剤を「1」の割合で薄めて下さい
・ 乾燥スピードが早いので、筆塗りの際には「Mr.リターダーマイルド」をご利用されることをおすすめします
・ 希釈濃度はひとつの目安ですので、気温・湿度だけでなく、塗りやすさ、発色の好みがございますので、各自で調整し、お好みの希釈濃度でご利用下さい
●「光沢色」を「つや消し」にしたい場合には、「つや消し剤 (フラットベース) (C-30)」を「10~20パーセント以上」、「半光沢」を「つや消し」にしたい場合には「つや消し剤 (フラットベース) (C-30)」を「5~10パーセント以上」混ぜて下さい
●溶剤・洗浄には必ず模型用に調整された専用の「シンナー」をご利用下さい
・ Mr.カラー シンナー
・ G-color 溶剤シリーズ (T-01 ラッカー系溶剤)
・ ガイアノーツ G-color 溶剤シリーズ (T-04 ツールウォッシュ)
・ ガイアノーツ G-color 溶剤シリーズ (T-06 ブラシマスター)
・ ガイアノーツ G-color 溶剤シリーズ (T-07 モデレイト溶剤)
・ タミヤ ラッカー溶剤
など【 「旧日本海軍工廠 標準色セット (艦隊これくしょんカラー)」の製品仕様 】
●各10ml入り (×4本)
●塗り面積の目安 : 0.2平方メートル (3回塗り)
●品名:合成樹脂塗料(いわゆる「ラッカー系塗料」に分類されます)
●第4種第1石油類 (火気厳禁)
●成分 : 合成樹脂(アクリル)、顔料、有機溶剤
●用途
・ プラスチックモデルなどの各種模型工作
・ アート・工作
など
●適応素材
・ スチロール
・ アクリル
・ 塩化ビニール樹脂
・ 木
・ 石膏
など
●ABS製パーツに使用すると、塗料の浸透によりパーツが割れる事がございます、ご注意下さい
●ご利用の前にはパッケージに記載されている取り扱い説明をよくお読み頂いた上、ご使用になって下さい 【 「旧日本海軍工廠 標準色セット (艦隊これくしょんカラー)」のパッケージ内容 】
・ SC01 呉海軍工廠標準色 (3/4 つや消し)
・ SC02 佐世保海軍工廠標準色 (3/4 つや消し)
・ SC03 舞鶴海軍工廠標準色 (3/4 つや消し)
・ SC06 リノリウム色 (3/4 つや消し)
・ 塗装色説明 & 製造工廠解説リーフレット
計4本セット