ロシア オーサ級 ミサイル艇 OSA-1
「ロシア オーサ級 ミサイル艇 OSA-1 (プラモデル) (メリット インターナショナル 1/72 艦船 No.67201 )」です
●「ロシア オーサ級 ミサイル艇 OSA-1」です
●現用ソ連海軍のミサイル艇「オーサ級」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●対艦攻撃用のミサイル艇「オーサ級 (205号計画型)」を再現、舷側部に箱型の対艦ミサイルランチャーの4基を装備した特徴的なシルエットを表現した内容となっています【 「ミサイル艇 オーサ級」について 】
●第2次世界大戦時、アメリカ、ドイツ、イタリアなどの各海軍は小型の船体に強力なエンジンを搭載した魚雷艇を活用、高速性能と魚雷による高い攻撃力から一定の戦果を挙げる活躍を見せました
●第2次世界大戦後、魚雷艇は各国が保有するようになりましたが、特にソ連海軍では大戦中において満足な造艦が出来なかったことから、低コストで数を揃えることができる魚雷艇に注目、大量に建造が行われています
・ このソ連海軍の魚雷艇は、艦隊戦力として捉えられていたことから航洋性に優れた大型のタイプが主流となりました
●魚雷艇に搭載される魚雷は、目標追尾能力の向上により敵艦への命中率が飛躍的に向上することとなりましたが、一方で水中を航行する魚雷は速度が低いという欠点を持っており、魚雷艇のコンセプトをそのまま継承して武装を対艦ミサイルへと変更したミサイル艇が1950年代に登場しました
・ ただし、ミサイル艇は対潜能力がないことから魚雷艇も引き続いて建造されています
●ミサイル艇「オーサ級」は、1950年代から1960年代にかけて建造された艇で、400隻以上が建造、ソ連海軍のみならず、多くの友好国に供与、輸出が行われています
●この「オーサ級」は、排水量200t程度の大型のミサイル艇で、機関には12,500馬力のディーゼルエンジンを搭載、最高速度38ノットという性能を持っています
●武装は、「対艦ミサイル P-15」を舷側部に4基装備、防御用として「30mm連装機関砲AK-230」が船体の前後に搭載されています
●「オーサ級」は、中東戦争などにおいてその高い対艦能力により活躍、ただし、対空能力の欠如や電子装備の貧弱さという欠点も露呈しており、少なからず損害を受けることとなりました
●1980年代に入ると、ソ連海軍ではより大型のミサイルコルベット艦がその後継となり、「オーサ級」は退役が進みましたが、その対艦能力の高さから一部の国では運用が続けられています
【 「ロシア オーサ級 ミサイル艇 OSA-11」のキット内容について 】
●この現用ソ連海軍のミサイル艇「オーサ級」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●1/72という艦船モデルではビックスケールによりミサイル艇「オーサ」を再現、スケールの解像度の高さと、パーツの細分化により船体のディテールと細かな艤装類を詳細に表現した内容となっています
●完成全長542mmの大型モデルとなります
●喫水線以下も再現されたフルハルモデルです
●「ミサイル艇 オーサ級」の船体部はバスタブ型の一体成型で、これに甲板、上部構造物、各艤装類を取り付ける構成となっています
●船体部には、ボート型となる独特な形状と船底部のディテールなどが再現されています
・ 船体側面及び後部のディテールはエッチングパーツにて再現
・ 船底部の推進軸、軸受け、スクリュー、舵などがパーツ化
●甲板は、一体成型となっており、パネルライン、各艤装類の基部がモールドされています
●甲板上の構築物となる「上部構造物」「対艦ミサイルランチャー」「マスト」「機関砲」「レーダー室」などを個別にブロック化して構成、それぞれを甲板上に取り付けて完成させます
「ミサイル艇 オーサ級」のの艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています
●上部構造物
・ 上部構造物は前後2分割式となっており、上部の操舵室は別パーツです
・ スライド式金型により、上部構造物の各面のディテールが表現され、艦橋部分の窓、各ハッチが開口処理されています
・ 艦橋窓はクリアーパーツとなります
・ 上部構造物のハッチ、手摺り、通風孔、サーチライトなどがパーツ化
・ 操舵室の基本躯体は1パーツで再現され、ハッチ、舵輪、メーターパネル、操作盤、座席などを再現したパーツが付属
・ 操舵室上部のシールドが付属、枠の部分は成型色パーツ、ウィンドー部分はクリアーパーツです
●レーダー室
・ レーダー室はスライド式金型を使用した一体成型となっており、ハッチの開口部や表面上のディテールが再現
・ レーダー室に装備されるレーダー(×1)、ハッチ(×1)、梯子(×2)、上部手摺りなどが付属
●マスト
・ マストは左右分割式で、これに各レーダーが装備されたトラス状のアームを取り付けます
・ トラス状のアームは、各パネルで構成
・ マストに装備される梯子は個別にパーツ化
・ マストに装備されるレーダー(×4)、航海灯などがパーツ化、レーダーは1種を除いてエッチングパーツとなります
●対艦ミサイルランチャー
・ 対艦ミサイルランチャーは、外殻部と内殻部との2ブロックで構成
・ 各ブロックは左右分割式で、外殻の後部パネルと前部扉、内殻のレール部は別パーツです
・ 「対艦ミサイル P-15」が4基付属、対艦ミサイルは左右分割式でフィンは別パーツとなります
●「30mm連装機関砲 AK-230」
・ 機関砲は、砲身部と砲塔とで構成されています
・ 砲身部は個別にパーツ化された砲身と基部とで構成
・ 砲塔は上下分割式で、砲身部を挟んで接着します
・ 砲塔には、リベットなどのディテールが再現、手摺りなどは別パーツとなります
・ 砲塔基部は上下分割式です
●その他の艤装を再現したパーツとして
・ 艦首、艦尾旗竿
・ 救命筏
・ リング状照準器(エッチングパーツ)
・ リール
・ ボラード
・ キャプスタン
・ 錨
・ 船体の手摺りの支柱
・ アンテナ(金属線)
・ ケーブルホルダー
・ アンカーチェーン(金属製チェーン)
などがセットされています
●各種レーダー、トラス構造物、照準器などを再現したエッチングパーツが付属
●ロシア海軍旗、艦番などを再現したデカールが付属しています
●フルハルモデル展示用のディスプレイスタンドも付属しています
●「ミサイル艇 オーサ級」の完成時のサイズ
・ 全長 : 542mm
・ 全幅 : 108mm
●海軍旗、艇番表示などを再現したデカールが付属しています
●2014年 完全新金型