九州 J7W1 局地戦闘機 震電
「九州 J7W1 局地戦闘機 震電 (プラモデル) (ハセガワ 1/48 飛行機 JTシリーズ No.JT022 )」です
●太平洋戦争末期、日本海軍が試作した局地戦闘機「九州 J7W1 局地戦闘機 震電」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット。
●機体の尾部にプロペラを配置し、主翼のほかに機首に前翼を備えた、第2次大戦期の戦闘機としては非常に特異なフォルムの機体を再現しています。
【 九州 J7W1 局地戦闘機 震電 (ハセガワ 1/48 飛行機 JTシリーズ JT022) プラモデルの内容 】
●日本海軍の「局地戦闘機 震電」を再現したプラスチックモデル組立キット。
■ 機体胴体部
●機体胴体部は左右分割のパーツで構成、機首上面パネル、主翼部、エアインテーク入口、尾部カウリング部は別ブロック化しています。
・ 機体パーツ全体にパネルラインを凸モールドで再現しています。
・ 胴体部左右のエアインテーク部のカバーは別パーツ化して再現しています。
■ 機首部
●前翼(エンテ翼)と一体化した機首上面パネルを別パーツ化して再現
・ 「5式30mm 固定機銃一型乙」の銃身は別パーツ化して再現しています。
■ エンジン・プロペラ
●エンジンカウルはリング部分のみを別パーツ化して再現、内側ブレードと一体成型化したパーツとなっています。
●プロペラ部はスピナー・ブレードに分割したパーツで再現。
・ プロペラブレードは試作型の6翅タイプをワンピースのパーツで再現しています。
・ プラスチック製の軸を通して、プロペラブレードをエンジンブレードとスピナーで挟み込むパーツ構成となっています。
■ 主翼・尾翼
●主翼は上下に分割したパーツで構成、主翼上に配置された尾翼は一体成型化したパーツで再現しています。
・ 補助翼はパーツ上にモールド化して再現。
・ 主翼内側の主脚格納庫のディテールは最大公約数的な表現で再現。
・ ピトー管は主翼パーツと一体成型化しています。
■ 降着装置
●降着装置は展開状態を再現しています。
●主脚、前脚ともタイヤ、脚柱、脚カバーをそれぞれ独立したパーツで再現しています。
■ コクピット
●コクピット部は別ブロック化したパーツ構成、コクピットブロックを機体胴体パーツで挟み込む形で組み立てます。
・ コクピット内はシート、操縦桿、計器盤、フットペダル、防弾鋼板、酸素ボンベなど再現しています。
・ 計器盤にはメーター類をモールド化して再現しています。
●キャノピーは3ピースに分割したクリアパーツで再現。
・ キャノピーには窓枠を繊細な凸モールドで再現しています。
■ 付属品
●立ち姿の日本海軍パイロットを再現したフィギュアが1体付属しています。
【 九州 J7W1 局地戦闘機 震電 (ハセガワ 1/48 飛行機 JTシリーズ JT022) 塗装とマーキング 】
●組立説明書内に「日本海軍」に所属する「震電」1種の塗装例、マーキング例をモノクロでプリントしています。
・ 塗装の際に使用する塗料の種類も記載しています (Mr.カラー / 水性ホビーカラー)。
・「震電」の機体各部及びコクピット内など細部に使う塗料の種類は、組立説明書内の各組立工程中にて指示しています。
●「局地戦闘機 震電」の塗装・マーキング例
・ 震電 試作1号機 (昭和20年8月)
●塗装例に応じた、日の丸、「ノルナ」などの歩行禁止線などを再現したデカールが付属しています。
【 九州 J7W1 局地戦闘機 震電 (ハセガワ 1/48 飛行機 JTシリーズ JT022) パッケージ内容 】
・ J7W1 震電 ×1機分
・ パイロットフィギュア ×1
・ デカールシート ×1
・ 組立説明書 ×1
【 九州 J7W1 局地戦闘機 震電 (ハセガワ 1/48 飛行機 JTシリーズ JT022) 仕様 】
●パーツ数:
●パーツ成型色 : グレー
●1981年 新金型
【 九州 J7W1 局地戦闘機 震電 について 】
●「震電」は、重爆撃機迎撃用に開発された日本で最初の前翼式戦闘機です。
●この方式では、機体内部空間が有効に使え、胴体寸法を小さくすることができます。
●前翼は揚力を発生できるので主翼も小さくなり、そのため機体重量や抵抗の面で極めて有効で、高速戦闘機の開発に多くの利点を持っています・
●また、機首に大口径機銃を集中装備できることも大きな特徴です。
●大きな期待をかけられた震電ですが実戦には間に合わず、試作1号機が3回にわたり45分間飛行したところで終戦となりました。
< 震電のデータ >
乗員:1名
全幅:11.11m
全長:9.76m
全高:3.92m
全備重量:5,272kg
エンジン:三菱「ハ43」42型
出力:2,030馬力
最高速度:750km/h/8,700m(計画値)
固定武装:30mm機関砲×4
初飛行:1945.8.3