M5 スチュアート軽戦車 チュニジア 1942年
「M5 スチュアート軽戦車 チュニジア 1942年 (プラモデル) (ミラージュ 1/72 AFVモデル No.72677 )」です
●「M5 スチュアート軽戦車 チュニジア 1942年」です
●第2次世界大戦時におけるアメリカ軍の軽戦車「M5」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●軽戦車「M3」シリーズの後継として開発された「M5」を再現、傾斜装甲を採用した車体に小型の砲塔を装備したマッシブなフォルムと、アメリカ戦車らしい堅牢な造りを表現した内容となっています【 「軽戦車 M5 スチュワート」について 】
●第2次世界大戦前において、アメリカ軍では当時の世界的趨勢から軽戦車を重要視しており、騎兵部隊用の戦闘車「M1」と、歩兵部隊用の軽戦車「M2」を生産、配備していました
●第2次世界大戦が開戦すると、アメリカ軍では軍備の強化が行われ、騎兵部隊用と歩兵部隊用の戦車を統合して一元化、更に強化が行われ、軽戦車「M3」が登場します
●この軽戦車「M3」は、軽戦車としては優れた防御力を持ち、主砲の火力も優れ、当時の軽戦車としては優秀な性能を示しました
●しかし、第2次世界大戦における各国の戦車の性能向上は著しく、出現当時は優秀な性能を持った軽戦車「M3」も次第に性能面で見劣りするようになります
●軽戦車「M5」は、軽戦車「M3」の後継車両で、車体前面形状を「M3」軽戦車が使用した段付きのものから傾斜した1枚板へと変更、ハッチも上方に移され、防御力が向上しています
●また、トランスミッションもオートマチック式が採用され、操縦性も大幅に上がりました
・ 軽戦車「M5」は、当初軽戦車「M4」として開発が進められましたが、中戦車「M4」との混同を避けるために、「M5」と改名されています
●軽戦車「M5」は、主に北アフリカ戦(チュニジア戦)に投入されて活躍、しかし、戦車部隊の主力戦車代わりとして運用されたことからドイツ軍戦車に対して苦戦を強いられています
●その後、軽戦車「M5」シリーズは砲塔を大型化した「M5A1」へと移行、この「M5A1」は第2次世界大戦を通じて広く使用されました【 「M5 スチュアート軽戦車 チュニジア 1942年」のキット内容について 】
●このアメリカ軍の軽戦車「M5」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●1/72スケールに沿った省力化と一体成型のパーツで構成しながら細部表現も重視、軽戦車「M5 スチュワート」のフォルムとディテールを細やかに再現した内容となっています
・ 車載工具類は個別のパーツ化され、ミニスケールのキットとしては全体のパーツ数は多めとなります
●「軽戦車 M5」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています
【 砲 塔 】
●「37mm戦車砲 M6」の砲身は一体成型となっています
・ 防盾は1パーツで構成され、同軸機銃がパーツ化されています
・ 防盾(砲身)は、上下可動式とすることができます
●砲塔は、上下分割式です
・ 上部の各ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ ピストルポートは別パーツにて再現
・ 側面に装着されるグローサーは個別にパーツ化
・ 砲塔後部に装備される「M1919A4機関銃」が付属、銃架は3パーツで構成
【 車体上部 】
●車体上部は、一体成型となっており、前面と天板部は別パーツです
・ 操縦手ハッチ、前方機銃手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 燃料注入口は別パーツにて再現
・ 車載工具類、前照灯、ホーン類、尾灯などがパーツ化
・ 前方機銃は、機銃本体とマウント部とで構成
・ ライトガードを再現するエッチングパーツが付属しています
【 車体下部 】
●車体下部は、各パネルを貼り合わせる箱組み方式となっています
・ サスペンションユニットは左右分割式で、下部転輪を挟み込んで接着します
・ 起動輪は左右分割式です
【 履 帯 】
●履帯は、軟質素材製によるベルト式履帯が付属しています
●ライトガードなどを再現するエッチングパーツが付属しています
【 塗装とマーキング 】
●「軽戦車 M5」のマーキングとして、アメリカ軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています
・ 第70戦車大隊 (モロッコ / 1943年2月)
・ 第70戦車大隊 (カサブランカ / 1943年1月)
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊表示、車体番号などを再現したデカールが付属しています
●2014年 一部新金型