イギリス歩兵戦車 マチルダ 3
「イギリス歩兵戦車 マチルダ 3 (プラモデル) (フジミ 1/76 スペシャルワールドアーマーシリーズ No.021 )」です
●「イギリス歩兵戦車 マチルダ 3」です
●第2次世界大戦時におけるイギリス軍の歩兵戦車「マチルダ 2 Mk.3」を1/76スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●重装甲による防御力の高さで戦場の女王の座についた「マチルダ 2 Mk.3」を再現、装甲スカートを持つ車体に小型の砲塔を搭載した独特のフォルムを表現した内容となっています【 「マチルダ 2 Mk.3」について 】
●イギリス軍では、1930年代中頃に戦車開発を装甲を重視した歩兵戦車と、機動性能を重視した巡航戦車、そして偵察用の軽戦車という3つのカテゴリーに分けることを方針を決定します
●この方針に沿って開発された初の歩兵戦車が「歩兵戦車 Mk.1 マチルダ 1」で、2人乗りの小型戦車ながらその最大装甲は65mmという重装甲を誇りました
●しかし、この「歩兵戦車 Mk.1 マチルダ 1」は機銃しか装備していない移動機銃座ともいうべき車両で、戦車としての能力が不足し、これを大型化する形で開発されたのが「歩兵戦車 Mk.2 マチルダ 2」です
●「歩兵戦車 Mk.2 マチルダ 2」は、最大装甲75mmという当時としては破格の装甲を持つ戦車で、第2次世界大戦初期において無敵の存在となり、特に北アフリカ戦線初期では圧倒的な強さを誇りました
●ただ、「歩兵戦車 Mk.2 マチルダ 2」にも装備され、当時のイギリス軍戦車の標準搭載火砲であった「2ポンド砲」は榴弾が用意されなかったことから対人目標に対して苦戦、特に装甲貫通能力の高さで有名となった「88mm高射砲」には苦杯を舐めさせられています
●「歩兵戦車 Mk.2 マチルダ 2」は、最初の量産型で同軸機銃に水冷式機関銃を装備した「Mk.1」、これを空冷式機関銃に変更した「Mk.2」、そしてエンジンをディーゼルエンジンへと換装した「Mk.3/Mk.4」が生産、北アフリカ戦線では主に「Mk.3/Mk.4」が運用されました【 「イギリス歩兵戦車 マチルダ 3」のキット内容について 】
●このイギリス軍の歩兵戦車「マチルダ 2 Mk.3」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●キットは、1970年代に製品化されたものものですが、ミニスケールとして一体成型とモールド表現を重視しながらも、実車の細部をパーツ構成により再現しており、フォルム、ディテール表現共に現在においても遜色ないものとなっています
●「マチルダ2 Mk.3」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています
【 砲 塔 】
●「2ポンド砲」 の砲身は、一体成型となっています
・ 防盾は一体成型のパーツで成型され、同軸機銃は別パーツ化されています
・ 防盾は、上下に可動させることができます
●砲塔は一体成型のパーツ、前部パネルは別パーツ化されています
・ 車長キューポラは別パーツ化して再現
・ 車長ハッチ、装填手ハッチは別パーツで、開閉状態を選択できます
・ スモークディスチャージャー、吊り下げフック、アンテナ基部、ラックなどは別パーツ化して再現しています
【 車体上部 】
●車体上部は一体成型で、エンジンデッキ部分は別パーツです
・ 操縦手ハッチは別パーツ化して再現
・ エンジンデッキは2パーツで構成
・ 排気管の導入管部分は左右各2パーツで構成され、排気管本体は3パーツで構成されています
・ 車載工具類、予備履帯、前照灯などは別パーツ化して再現されています
【 車体下部 】
●車体下部は、各パネルを貼り合わせる箱組み方式となります
・ サスペンションアームは側面パネルに一体成型されています
・ 起動輪、誘導輪、転輪は左右分割式です
●履帯は、軟質素材製によるベルト式履帯が付属しています
【 塗装とマーキング 】
●「マチルダ2 Mk.3」のマーキングとして、イギリス連邦軍仕様となる2種類の塗装例(北アフリカ戦線、ニューギニア戦線)が説明書に記載されており、塗装例に基づく、国籍マーク、部隊マーク、車台番号などを再現したデカールが付属しています
●2014年 価格変更 再販アイテム