WW2 RAF ビークルセット
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「WW2 RAF ビークルセット (プラモデル) (エアフィックス 1/72 AFV No.A03311 )」です
●第2次世界大戦時におけるイギリス空軍の航空基地車両「BSA M20 バイク」「ティリー」と、「ベッドフォード MWC 給水車」もしくは「ベッドフォード MWD 小型トラック」の3種の車両を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
・ 「ベッドフォード MWC 給水車」と「ベッドフォード MWD 小型トラック」とは選択式となります
●イギリス空軍の航空基地に欠かせない3種の軽車両を再現、エアフィックス社「アブロ ランカスター B.2」などの1/72スケールの飛行機モデルの単品作品の演出や飛行場のシオラマシーン、そして1/72スケールのAFVモデルとしてのコレクションなど、様々な楽しみ方ができる内容となっています
【 「BSA M20 バイク」について 】
●BSA社は、イギリスを代表する銃器メーカーで、第2次世界大戦の頃にはオートバイも生産していました
●1939年にBSA社は、民間用として開発していた「M20 オートバイ」を軍用型としたタイプの生産を開始します
●この車両は12馬力の500ccエンジンを搭載し、その高い信頼性と整備性からイギリス軍に広く使用され、生産台数は126,000両に達しています
●この「BSA M20 オートバイ」は、伝令や偵察、そして兵士の足として活躍、その性能と利便性から戦後も引き続いて使用され、その姿は1960年代に於いても見られました
【 「ティリー」について 】
●第2次大戦中、イギリス軍は民間車輌の乗用車のシャーシを流用したピックアップトラック型の軍用車を使用していました
●「モーリス 1939年型 10HP サルーン」「ヒルマン ミンクス」などの民間車をベースとして製造されたこれらピックアップトラックは「ライト・ユーティリティー・カー」と呼ばれ、民間車のシャーシの上に略同型のボディを乗せ、数社がそれぞれの設計をベースに生産していました
●ベースとなった車体の違いにより「モーリス 10HP」「ヒルマン 10HP」「オースチン 10HP」という「ライト・ユーティリティー・カー」が存在していましたが、外観が似通っているためイギリス軍の将兵の間では「ティリー」の愛称で親しまれていたと言われています
●この「ティリー」は、ベースとなったシャシーの違いにより馬力や車長などが若干異なっていましたが、どの車種も30馬力程度のエンジンを搭載した後輪駆動で、車体後部はオープンにされた荷台となっていました
●耐久性や悪路走破性は4輪駆動車に劣ったため、大戦後半には最前線での任務は「ジープ」へと譲られることになりますが、乗用車ベースである良好な乗り心地から戦線後方や空軍基地での連絡任務などに多用されています
【 「ベッドフォード MWD 小型トラック」について 】
●第2次世界大戦時、「ベッドフォード」社は4×2の15cwtトラックのシャーシ「MW」を使用した各種軍事車両を約66,000台生産しました
●この「MW」を使用した車両は、用途と仕様によって名称が変更され、「MWD 小型トラック」「FFW 工作作業車」「MWT 牽引車」「MWC 給水車」などが作られ、イギリス軍及びイギリス連邦軍の機械化に大きく貢献、その使用も戦場からイギリス本国の航空基地に至るまで、多岐に渡ったのです
【 「WW2 RAF ビークルセット」のキット内容について 】
●このイギリス空軍の航空基地車両「BSA M20バイク」「ティリー」と、「ベッドフォード MWC 給水車」もしくは「ベッドフォード MWD 小型トラック」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●模型メーカーとしての先駆者であるエアフィックス最新造形技術により3種の軽車両を再現、ミニスケールらしくパーツ数を抑えながら模型としてのポイントはしっかりと捉えており、一体成型を多用しながらも立体的に見える造形、強弱を付けたモールドによる質感とディテール表現、そして強度を保ちながら薄さを演出するなど、ランナー状態で見るだけでも模型の楽しさやミニスケールとしての凝縮感が伝わってくる内容となっています
【 「BSA M20 バイク」 】
●「BSA M20バイク」は、ハンドル部、フロントフォーク部、後部の3パーツで構成されています
・ ハンドル部には前照灯が一体成型され、ハンドルにはブレーキレバーが再現
・ エンジンは、フレームなどと一体成型ながら立体的かつディテール感豊かに表現
・ タイヤはトレッドパターンが彫刻され、スポークはスケール感から省略されています
・ フロントフォーク部はステアリング状態が選択できます
・ スタンドは立てた状態となっています
【 「ティリー」 】
●「ティリー」は、「シャーシ」「ボンネット」「キャビン」の3ブロックで構成されています
●シャーシは一体成型で、前輪のステアリングゲージ及びサスペンションは別パーツです
・ 後部のサスペンション、排気管、デファレンシャル、燃料タンクなどがシャーシに一体成型されています
・ ステアリングは自由な角度で固定することができます
●タイヤは各1パーツで再現、トレッドパターンが彫刻されています
・ タイヤ下部は、自重で変形した状態で造形
●ボンネットは、フロントグリル、左右分割式のボンネット、フェンダーで構成
・ フロントグリルにはグリルのパターンが彫刻され、前照灯、管制灯が一体成型されています
・ フェンダーにはバンパーが一体成型され、その薄さも再現
●キャビンは、荷台を含めて各パネルを貼り合せる箱組み方式となっています
・ キャビン床面や後部パネルは木パネル表現が施されています
・ 側面ドアは別パーツで、開閉状態を選択できます
・ 前部ウィンドー、側面ドアはクリアーパーツです
・ キャビン内部の座席、ハンドルなどがパーツ化
・ メーター類を再現するデカールが付属しています
●展開した状態の幌のパーツが付属しています
・ 幌は、キャビン部と荷台部分との2分割式です
【 「ベドフォード MWC 給水車」と「ベドフォード MWD 小型トラック」 】
●「ベドフォード MWC 給水車」と「ベドフォード MWD 小型トラック」とは、どちらか1台を選択して作製します
・ 「ベドフォード MWC 給水車」と「ベドフォード MWD 小型トラック」の違いは荷台部分のみで、「ベドフォード MWC 給水車」は給水タンク、「ベドフォード MWD 小型トラック」は木製の荷台となります
●「ベドフォード MWC 給水車」及び「ベドフォード MWD 小型トラック」は、「シャーシ」「キャビン」「荷台部」の3ブロックで構成されています
●シャーシは、前部のフェンダーも含めて一体成型となっています
・ エンジン及びドライブシャフトは別パーツにて再現
・ 前輪のステアリングゲージ及びサスペンション、そして後部のデアファレンシャルは別パーツです
・ ステアリングは自由な角度で固定することができます
●タイヤは各1パーツで再現、トレッドパターンが彫刻されています
・ タイヤ下部は、自重で変形した状態で造形
●キャビンは、フロアパネルをベースとして、ボンネット、各パネル、キャンバストップ部分を取り付ける構成となっています
・ フロントウィンドーは枠の部分が成型色パーツ、ウィンドーはクリアーパーツです
・ 側面ドアはクリアーパーツで、開閉状態が選択できます
●「ベドフォード MWC 給水車」としての給水タンクは上下分割式で後部パネルは別パーツです
・ 側面のステップはグレーチングパターンがモールドされています
・ 前部の配管は1パーツにて再現
●「ベドフォード MWD 小型トラック」としての荷台は、各パネルを貼り合せる箱組み方式です
・ 各パネルには木パネル表現が施されています
・ 展開した状態の幌が付属しています
【 塗装とマーキング 】
●3つの車両のマーキングとして、イギリス軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されています
・ イギリス空軍 爆撃航空団 (1943年中期)
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、重量表示、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています
・ デカールのプリントはカルトグラフ製
【 「WW2 RAF ビークルセット」のパッケージ内容 】
・ BSA M20 バイク ×1
・ 小型軍用車 ティリー ×1
・ ベドフォード MWC 給水車 もしくは ベドフォード MWD 小型トラック ×1
●2014年 完全新金型