ソビエト 対戦車ミサイルシステム 9K115 メチス & クルー
「ソビエト 対戦車ミサイルシステム 9K115 メチス & クルー (プラモデル) (ズベズダ ART OF TACTIC HOT WAR No.7413 )」です
●1970年代から1980年代における現用のソ連軍の対戦車ミサイル「9K115 メチス」と操作チーム3体を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
【 「対戦車ミサイル 9K115 メチス」について 】
●1950年代以降のソ連軍はミサイル兵器を重要視していました
●「対戦車ミサイル」としてよく知られているのは「9M14 マリュートカ (NATO名「AT-3 サガー」)」で、この後継として「9M113 コンクールス」「9M111 ファゴット」などが開発されています
●このような「対戦車ミサイル」は長い射程が特徴でしたが、燃料を多く必要とするためミサイル本体は大きく、これに応じてランチャーも大型化してしまい、車載兵器には適していたものの、歩兵が携行するには問題がありました
●一方で、個人携行用兵器としては対戦車ロケット「RPG-7」などが存在しますが、このような対戦車ロケットは無誘導式であり、有効射程も短いという欠点も持っています
●そこで開発されたのが「9K115 メチス」で、ミサイル自体を小型化し、ランチャーを含めてコンパクト化と軽量化を実現、最大射程は1,000mという「対戦車ミサイル」としては短距離となりましたが、携行性に優れた兵器となりました
●この「9K115 メチス」は軽便かつ高性能な対戦車ミサイルとして高い評価を獲得、現在でもロシア軍をはじめ、旧東側諸国を中心に広く運用されています
【 「ソビエト 対戦車ミサイルシステム 9K115 メチス & クルー」のキット内容について 】
●この現用のソ連軍の「9K115 メチス」の操作チームを再現したプラスチックモデル組立てキットです
●通常のスケールモデルのフィギュアとしても十二分な仕上がりとなっており、これまでにズベズダ社が培ってきたフィギュア造形力により、フィギュアとしてのデッサン、装備品や武器などのディテール、そして顔の表情までが表現され、1/72スケールのフィギュアとしては極めてハイレベルな内容となっています
●特に、このスケールの現用ソ連軍兵士のフィギュアは希有の存在であり、フィギュアのみや車両と絡めたジオラマシーンなど、ミニスケールの世界感の演出に大いに役立つことでしょう
●従来の「ART OF TACTIC」シリーズのキットは、若干柔らかめのプラ素材でしたが、本キットでは通常のプラスチックモデルと同様の硬いプラ素材となっています
●「9K115 メチス」を操作する対戦車チームの3体のフィギュアが付属しています
●フィギュアの内訳は、指揮官1体、操作兵1体、弾薬手1体の合計3体です
●各フィギュアのモールドは非常にシャープで、水筒、マガジンポーチなどの各種装備品は立体感在る造型となっています
●各フィギュアの服装は、「戦闘服」にボディアーマーを着用、コンバットブーツを履き、ヘルメットを被った姿です
・ ボディアーマーを装着するようになったのは1970年代中期以降と思われます
●フィギュアは、胴体、両腕(もしくは片腕)パーツ構成で、フィギュアによっては片足が別パーツです
・ 接地部分には展示台用のアタッチメント(ダボ)が付属しています
・ 武装は腕に一体成型されています
●3体のフィギュアを固定するためのベースが付属しています
【 「ソビエト 対戦車ミサイルシステム 9K115 メチス & クルー」の各フィギュアのポージングについて 】
・ 指揮官のフィギュアは、伏せた姿勢で自動小銃を射撃しているポーズです
・ 操作兵のフィギュアは、伏せた姿勢で対戦車ミサイルの照準器を覗いているポーズ
・ 弾薬手のフィギュアは、片膝を付いた姿勢で、自動小銃を構えているポーズ
となっています
●ウォーゲーム時に使用するユニットを示す旗と、「9K115 メチス」の対戦車チームのスペックを表示したカードが付属しています
●全15パーツ
【 「ソビエト 対戦車ミサイルシステム 9K115 メチス & クルー」のパッケージ内容 】
・ 対戦車ミサイル 9K115 メチス ×1
・ ソ連軍対戦車チームフィギュア ×3体
・ 対戦車ミサイル及びフィギュア配置用ベース ×1
・ ユニット表示用の旗 ×1
・ スペックカード ×1
●2014年 完全新金型
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【 「ズベズダ社 ART OF TACTIC」について 】
●同社が展開する第2大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)として開発されたシリーズ
・ スケールモデル専門メーカーとして様々なキットを開発してきたズベズダ社のノウハウを、ベース付の駒にギュっと凝縮、パーツ数を抑えた手軽に作れるスケールモデルとしてプラモデルの楽しみを味わう事ができます
・ ボードゲームの駒として利用されることを前提としているため、戦車や歩兵、飛行機などでスケールが一貫していないから利用価値がないと思うのは大間違い、簡素な作りながらミニスケールモデルとしての完成度は十二分にあり、難しく複雑に考えることばかりがスケールモデルじゃないと、手にしたとき目から鱗が落ちる思いで気づくことでしょう
●また、1/72スケールではあまり重視されていないフィギュアをズベズダ社による造形力と現代の成型技術によって極めて高いレベルでキット化
●更に、従来のこのようなミニスケールでは軟質素材製のフィギュアが多かったのですが、この「ソビエト 対戦車ミサイルシステム 9K115 メチス & クルー」では通常のプラスチック製で構成されています
●1/72スケールの車両と組み合わせたり、ジオラマシーンを演出したりと、ゲームの駒としてだけではなく、スケールモデルとしての様々な楽しさを味わうことができる内容となっています