ドイツ 水中翼魚雷艇 プロジェクト
「ドイツ 水中翼魚雷艇 プロジェクト (プラモデル) (AVIS 1/35 艦船モデル No.AVM3511 )」です
●第2次世界大戦時、ドイツ海軍が計画した「水中翼魚雷艇」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●高速性を発揮するため水中翼方式とした計画艇「水中翼魚雷艇」を再現、細長い船体に魚雷を抱えるように装備した姿を再現した内容となっています
【 「水中翼魚雷艇」について 】
●小型の船体に強力なエンジンを搭載することで高速性を発揮し、その高速性を利用してヒットエンドラン方式で敵艦を雷撃するのが魚雷艇です
●その高速性能は魚雷艇の命とも言うべきものでしすが、通常の航行方式では水の抵抗により、たとえ大馬力のエンジンを搭載しても40ノット以上の速度を出すのは困難でした
●一方、高速で水上を移動する方法として「水中翼」の研究が1900年代頃から開始されており、1919年には研究用の船体が114km/hの破格のスピードで走行することに成功していました
●第2次世界大戦時、ドイツ海軍は「XS-8」」「XS-9」「XS-10」などの水中翼船を開発、これらの船は地中海方面で活動し、40ノット弱の高速航行により北アフリカ戦線への人員、物資輸送に活躍しました
●ただし、このような水中翼船は防御用として機銃などを装備するものの、その形態はあくまでも客船形式であり、通常の艦艇として使用することはできませんでした
●大戦中期の1942年、「Sk.116」という名称でこの水中翼方式による魚雷艇の研究が開始され、船体形状、魚雷の搭載方法などが検討されました
●この研究は謎に包まれており、現在のところペーパープランの域を出るものではなかったと判断され、実際の艇は試作型を含めて生産されることなく終戦を迎えたようです
【 「ドイツ 水中翼魚雷艇プロジェクト」のキット内容について 】
●このドイツ海軍が計画した「水中翼魚雷艇」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●東欧系メーカーとして素朴なディテール表現と、パーツ数を抑えた構成により「水中翼魚雷艇」を再現した内容となっています
●「水中翼魚雷艇」の船体は、コクピット部分も含めて前後の2ブロックで構成されています
・ 前後の各ブロックは左右分割したパーツで再現
・ 船体にはパネルライン、点検パネルなどが凹凸あるモールドで再現されています
●前後の水中翼は、船体とは別ブロック化して再現
・ 水中翼は各パネルを貼り合わせる構成となっています
●コクピットの前面部分は左右分割したクリアパーツで再現されています
・ パーツには、円形のウィンドーが凸モールドにて再現
●「水中翼魚雷艇」に装備される魚雷が1本付属しています
●魚雷は、弾頭部分と推進部分とで分割され、それぞれ左右分割のパーツとなっています
・ 後部の安定板は各1パーツで構成
・ スクリューは前後分割のパーツ
・ 前部のプロペラは2パーツで構成されています
●展示用のディスプレイスタンドが付属しています
●MicroMirブランド : MM35011
【 「ドイツ 水中翼魚雷艇プロジェクト」のパッケージ内容 】
・ ドイツ海軍 水中翼魚雷艇 ×1
・ 搭載用魚雷 ×1
・ ディスプレイスタンド ×1
・ デカールシート ×1枚
●2014年 完全新金型 (魚雷を除く)