ルクレール T.5 戦車
「ルクレール T.5 戦車 (プラモデル) (レベル 1/72 ミリタリー No.03131 )」です
●「ルクレール T.5 戦車」です
●現用フランス軍の主力戦車「ルクレール」の第5ロット生産型を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●戦後第3.5世代戦車とも称されるモジュラー装甲を装備した「ルクレール」を再現、背の低い角形の砲塔に大型の照準サイトを装備した特徴的なフォルムを表現した内容となっています
【 「ルクレール戦車」について 】
●フランス軍は、戦後第2世代戦車として「AMX-30」を開発、この「AMX-30」は「AMX-30B2」などの改良型を経ながら永らく第1線で使用が続けられています
●1970年代後半、西ドイツで戦後第3世代戦車として「レオパルト2」が登場、その後「M1エイブラムス」「チャレンジャー」と同様な戦後第3世代戦車が開発、生産されました
●フランス軍では、このような世界的な趨勢から、主砲は120mm滑腔砲クラス、複合装甲を採用した戦後第3世代戦車「ルクレール」の開発を開始、ただこの開発は他国と比べて後発となったため、新技術が採り入れらることとなります
●「ルクレール」の最大の特徴は、装甲に交換可能なモジュラー装甲を採用したことで、これにより破損時における装甲部分のみの交換や、戦時においてはより強力な装甲へと変更することもできるようになっています
●主砲には、自動装填装置を装備、そして車両間や部隊間での情報を共有できるデータリンク機能も装備され、その戦闘能力は「M1A2エイブラムス」や「レオパルト2A5」などの戦後第3世代戦車の改修型よりも勝ると言われています
●また、防御用兵器として「Galix戦闘車両防護システム」を搭載、この兵器は対戦車ミサイルなどの赤外線誘導装置を欺瞞するフレアや発煙弾、そして近接防御用の擲弾を発射することができ、これまでの装甲により敵からの攻撃の被害を防ぐという方法だけではなく、積極的にその攻撃を回避する方式が併用されています
●このように、戦車として高い戦闘能力と防御能力、そして優れた機動性能を示す「ルクレール」はその先進性から戦後第3.5世代戦車とも言われ、フランス軍の主力戦車としての重要な地位を占めているのです
【 「ルクレール T.5 戦車」のキット内容について 】
●この主力戦車「ルクレール」の第5ロット生産型を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ミニスケールらしく一体成型によりパーツ数を抑えながらも、点検パネル、各グリル、特徴的な履帯パターンなど、「ルクレール」の車体上のディテールをレベル社らしいかっちりとしたシャープなモールドにより再現した内容となっています
●「ルクレール」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています
【 砲 塔 】
●「120mm 滑腔砲」の砲身は、砲身基部と防塵カバーを含めて左右分割式となっています
・ 防盾は1パーツで構成され、同軸機銃がパーツ化されています
●砲塔は上下分割式で、後部パネルは別パーツです
・ 車長ハッチ、砲手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 砲手サイト、車長サイトは個別にパーツ化
・ 砲手用サイトの扉は別パーツで、開閉状態を選択できます
・ 後部のバスケットとシュノーケルは前後分割式です
・ 対空機銃は、機銃架を含めた機銃本体と弾薬箱とで構成されています
【 車体上部 】
●車体上部は一体成型され、側面パネルは別パーツです
・ 操縦手ハッチはモールドにて再現
・ 前照灯ユニットは左右各1パーツで構成されています
・ 牽引フック、消火器、牽引装置などがパーツ化
・ 車体後部から延びる排気管は左右分割式です
・ 予備燃料タンクは左右各4パーツで構成、下部のステーは左右分割式となっています
・ サイドスカートは1パーツにて再現
【 車体下部 】
●車体下部は、各パネルを貼り合せる箱組み方式となります
・ サスペンションアームは側面パネルに一体成型されています
・ 各転輪は左右分割式です
【 履 帯 】
●履帯は、一部連結式履帯が付属しています
・上下の直線部は繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は1枚ずつが分割されたパーツで構成されています
【 塗装とマーキング 】
●「ルクレール」のマーキングとして、フランス軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています
・ コソボ平和維持軍 (コソボ / 1999年)
・ 第501/第503戦車連隊
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号、戦術マーク、重量表示などを再現したデカールが付属しています
●2014年 一部新金型