潜水艇 トライトン
「潜水艇 トライトン (プラモデル) (アオシマ ディープシーエクスプローラー No.001 )」です
●アメリカのグラスキャノピー型の深海潜水艇「トライトン 3300/3」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●透明なキャノピーを通じて、深海に生息するダイオウイカを世界で初めて撮影した潜水艇「トライトン 3300/3」を再現、球形のコクピットを中央に配置し、船体の左右にバラストタンクと推進装置を備えた特徴的なスタイルを再現した内容となっています
【 「トライトン 3300/3」について 】
●潜水艇「トライトン 3300/3」は、アメリカの「トライトンサブマリン」社によって建造された3人乗りの深海潜水艇です
●この潜水艇「トライトン 3300/3」は、およそ船体の半分を占める大きさの透明なアクリル素材のグラスキャノピーを装備しているのが特徴で、この中に収まる形でコクピットが設けられ、内部には操縦手1名の他に乗客2名が乗ることができます
●外見からは観光用の潜水艇を想像してしまう潜水艇「トライトン 3300/3」ですが、球形のグラスキャノピーは耐圧性に極めて優れ、潜航速度3ノット、水深1,000mまでの深海に潜ることが可能となっています
●球形状に成型されたグラスキャノピーは深海においても340度にわたる広い視野を確保することができ、「ダイオウイカ」を世界最初に撮影した要因になったのです
【 「ダイオウイカ」について 】
●深海は、高い水圧によって我々人類が簡単に到達できない地であり、現在も謎とされる生物が数多く生息すると言われています
●「ダイオウイカ」は、その深海に生息する最大の生き物といわれており、体長は触手を含めると6m以上となり、海外で発見された最も大きな個体では18mにも達しています
●死骸となり浜に打ち上げられ発見される以外で「ダイオウイカ」の存在が確認されたことはほとんどなく、これまで生きている状態で確認やが影されたことはほんとうに数少ない事例しかありませんでした
●2013年、NHKを始めとして国立科学博物館など世界から約50名のスタッフを集めた国際調査チームは、潜水艇「トライトン 3300/3」を擁し「ダイオウイカ」の撮影に挑み、小笠原諸島沖合いの深海において世界初となる生きた「ダイオウイカ」の撮影に成功します
●この様子は、TV番組「NHKスペシャル」において放映され、巨体ながらも活発に動く姿は観る者を魅了、生態に謎が多く神話としても言い伝えられている「ダイオウイカ」の本来の姿を我々に突き付けたのでした
【 「潜水艇 トライトン」のキット内容について 】
●この深海潜水艇「トライトン 3300/3」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●船体中央に球形上のグラスキャノピー型のコクピットを備えた深海潜水艇「トライトン 3300/3」を再現、1/48スケールという大きさながら、低年齢層でも組み立てることができるようパーツ数を抑えてあり、印象に残る特徴的な「トライトン」のフォルムを気軽に楽しむことができる内容となっています
●潜水艇「トライトン 3300/3」は色分けされたランナーで構成されており、塗装を行わなくてもその雰囲気を味わうことができます
●組立てには、プラモデル用接着剤が必要となります
●「ダイオウイカ」を再現したペーパークラフトが付属してます
●潜水艇「トライトン 3300/3」は、「コクピット」をベースとして、「フレーム」と左右の「バラストタンク」を取り付ける構成となっています
【 コクピット 】
●コクピットは前後に分割されたパーツで構成
・ 座席は後部パーツに一体成型されています
・ 操縦桿は別パーツにて再現されています
・ メーターパネルのディスプレイはデカールで再現します
●キャノピーは前後分割のクリアパーツで構成、「トライトン」のシンボルとも言えるグラスキャノピーを再現しています
・ キャノピー上部のハッチは別パーツにて再現されています
【 フレーム 】
●各フレームは左右分割のパーツで構成、パネル状となったフレームパーツを組み合わせて製作します
・ 船体上部のフレームは、左右のパネルと3本の横方向の支柱とで構成されています
・ マニピュレーターは4パーツで構成され、アーム部分は可動させることができます
・ 船体下部に設置された6連のエアボンベは一体成型のパーツで再現
・ 船体後部の配管は、付属のビニールチューブで再現しています
【 バラストタンク 】
●バラストタンクは左右に分割されたパーツで再現
・ バランスタンク部分に装備される推進装置は個別にパーツ化されています
【 「ダイオウイカ」のペーパークラフト 】
●「ダイオウイカ」を1/48スケールで再現したペーパークラフトが付属してます
・ ペーパークラフトはカラー印刷、外套は上下方向に5分割されており、触手は1本1本個別にパーツ化されています
・ ペーパークラフトの組み立て方も付属の組立説明書に記載されています
・ おまけの小型の「ダイオウイカ」も印刷されています(切り抜きのみ)
●船体上部のブラックのライン、船体後部の「トライトンサブマリン」社のマーク、コクピットのディスプレイなどを再現したデカールが付属しています
●成型色
・ コクピット、フレーム、推進装置 : ブラック
・ バラストタンク、ボディ : イエロー
・ キャノピー : クリア
●パーツ数 : 50点
【 「潜水艇 トライトン」のパッケージ内容 】
・ 潜水艇 トライトン 3300/3 ×1
・ デカールシート ×1枚
・ ビニールチューブ ×1本
・ ダイオウイカのペーパークラフト ×1枚
・ 組立説明書 ×1
●2014年 完全新金型