一式戦闘機 隼1型 武田少佐
「一式戦闘機 隼1型 武田少佐 (プラモデル) (フジミ 1/72 Cシリーズ No.C-003 )」です
●太平洋戦争時における帝国陸軍の戦闘機「1式戦闘機 隼1型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●仏印方面などに投入された飛行第1戦隊の機体を再現した内容となっています
●フジミ社製「一式戦闘機 隼1型 加藤隊長機」をベースに、飛行第1戦隊の機体を再現するためにデカールを変更したバリエーションキットとなっています
【 「帝国陸軍 飛行第1戦隊」について 】
●飛行第1戦隊は、帝国陸軍の航空隊としては最も古い歴史を持つ部隊です
●第1次世界大戦時にドイツ領の青島攻略のために編成された飛行機部隊「臨時航空隊」は、戦いの終了後に一旦解隊されましたが、その後に「航空第1大隊」として新編成が行われました
●1925年にはこの「航空第1大隊」は「航空第1連隊」として拡大され、戦闘機中隊2個、偵察機中隊2個を持つ航空部隊となります
●しかし、その後の編成換えにより戦闘機と偵察機は分離されることとなり、戦闘機のみを要する部隊として「飛行第1戦隊」となりました
●太平洋戦争が開戦すると、飛行第1戦隊は仏印方面に進出し、マレー、ビルマ方面で活躍、その後はニューギニア方面、フィリピン方面へと転戦します
●マレー、ビルマ方面では飛行第1戦隊はその強さを発揮しましたが、太平洋戦争中期以降になると優勢な連合軍に対して苦戦を強いられたのでした
【 「1式戦闘機 隼1型」について 】
●「1式戦闘機 隼1型」は、「1式戦闘機」として最初に量産化されたタイプで、外形的な特徴は2翔式のプロペラを装備、後の「1式戦闘機 隼2型」と比べてカウリングが角張った形状で、主翼自体の長さも長くなっています
●「1式戦闘機 隼1型」は当初、武装が機首部分に7.62mm機銃が2門という装備でしたが、後にその1門を12.7mm機銃へと変更、さらに後期には2門共に12.7mm機銃へと換装されています
●1943年には改良型となる「1式戦闘機 隼2型」にその座を譲り、「1式戦闘機 隼1型」は訓練用などに使用されています
【 「一式戦闘機 隼1型 武田少佐」」のキット内容について 】
●この帝国陸軍の戦闘機「1式戦闘機 隼1型」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●「1式戦闘機 隼1型」を1/72スケールに沿って再現、機体パーツ全体にはパネルラインなどが凹モールドで表現され、動翼のラインは可動するかに見えるよう若干深みのあるモールドで彫刻された内容となっています
●「1式戦闘機 隼1型」の機体胴体は左右分割のパーツで構成、主翼・水平尾翼部は別ブロック化されています
●カウリング部は胴体と一体成型され、カウリング前面のリングは別パーツ化して再現されています
・ 「ハ25発動機」は前部の開口部から見える範囲が再現されています
・ 排気管は別パーツ化され、先端部は開口されています
・ 機銃の銃身は別パーツ化しています
・ アンテナ支柱も別パーツ化されています
●主翼は上下分割のパーツ構成となっています
・ ピトー管は別パーツ化して再現されています
・ 着陸灯部分は切り抜かれ、前面のカバー部はクリアパーツで再現されています
●水平尾翼は一体成型されたパーツで再現
●プロペラは、一体成型のパーツで再現
・ プロペラブレードはピッチの入った状態です
●脚部は、脚柱、脚カバー、タイヤとに分割されており、「駐機状態」を再現しています
・ 尾輪部は胴体パーツと一体成型して再現されています
●キャノピーは一体成型されたクリアパーツで再現、キャノピーフレーム部分は凸モールドで再現されています
・ 照準器は別パーツ化して再現されていmさう
●コクピットは独立したブロック構成で、コクピットブロックを胴体パーツで挟み込む形となっています
・ コクピット内は床面、シート、計器パネル、操縦桿が再現されています
・ 計器パネルには各メーター枠が繊細な凸モールドで再現され、メーターを再現したデカールが付属しています
●「1式戦闘機 隼1型」の機外兵装として
・ 増槽 ×2
が付属、装備の有無を選択できます
●「1式戦闘機 隼1型」のマーキングとして、
・ 飛行第1戦隊 隊長「武田金四郎」搭乗機 (ハノイ飛行場 / 1942年10月)
の1種の塗装例が説明書内に記されています
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、主翼、胴体、水平尾翼に描かれた白い帯、垂直尾翼の動翼に描かれた白線、プロペラの表示線などを再現したデカールが付属しています
【 「一式戦闘機 隼1型 「武田少佐」」のパッケージ内容 】
・ 1式戦闘機 隼1型 ×1
・ デカールシート ×1枚
●2014年 価格改定