M48A2 パットン 第1騎兵師団
「M48A2 パットン 第1騎兵師団 (完成品) (ホビーマスター 1/72 グランドパワー シリーズ No.HG5506 )」です
●1950年代後半から1960年代におけるアメリカ軍の主力戦車「M48A2 パットン」を1/72スケールで再現した塗装済み完成品モデル
【 「M48A2 パットン」について 】
●第2次世界大戦後のアメリカ軍は、大戦末期に開発した「M26 パーシング」を主力戦車に位置付け、改良型となる「M46」「M46」の車体を利用し、新型の砲塔を搭載した「M47」を登場させます
●この「M47」は優れた性能を示し、当時の西側諸国の主力戦車となりましたが、砲塔前部に装備されたステレオ式のレンジファインダーが主砲射撃時に影響を受けやすく、アメリカ軍では短命に終わりました
●この「M47」の後継車両として1958年に開発されたのが「M48 パットン」で、従来からあった「M26 パーシング」系の影響を受けながらも車体デザインは一新され、前方の乗員配置も操縦手と前方機銃手の2名から操縦手1名へと変更されています
●「M48 パットン」の砲塔は、前後に長い形状の「M47」に対して円形の亀甲型となり、その上部には車長キューポラを兼ねた銃塔が装備されました
●この「M48 パットン」は12000両が生産され、アメリカ軍のみならず西側諸国に輸出が行われ、戦後第1世代の主力戦車として広く認知される存在となりました
・ この後に誕生する「M60」は実質的に同車の改良型であり、「M48」がアメリカ戦車の開発に与えた影響は強いものでした
●「M48A2 パットン」は、車長キューポラとして銃塔が採用された「M48A1」をベースとしてトランスミッションなどを改良したタイプで、ガソリンエンジンを装備した最後の型式となります
●「M48 パットン」がその存在を最も印象付けたのは「ベトナム戦争」です
・ 「M48」はアメリカ軍の主力戦車として投入され、強靭な防御力により歩兵支援に活躍します
・ 特に、防御力の脆弱さから損害が多発した兵員輸送車「M113」に対して「M48」はその堅牢さを発揮、兵士達から絶大な信頼を獲得したのでした
【 「M48A2 パットン 第1騎兵師団」の製品内容について 】
●この戦後第1世代のアメリカ軍の主力戦車「M48A2 パットン」を再現した完成品モデルです
●塗装済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、そのままディスプレイすることができます
●車体と砲塔の下部はダイキャスト製、他の部分はプラ製パーツとなっています
●船形の車体形状を持ち、亀甲型の砲塔を装備した「M48」のフォルムを再現
・ 「M48A2」の特徴となる「T字形」のマズルブレーキと砲塔上部に銃塔を備えた姿が表現されています
・ 防盾部には大型のサーチライトを装備
・ 砲塔には側面の手摺り、後部のバスケットが再現されています
●砲身は上下可動式です
・ 砲身先端のT字型のマズルブレーキも再現されています
●砲塔は、左右旋回させることができます
●銃塔も、左右旋回が可能です
●銃塔の銃身は上下に可動させることができます
●履帯はラバー製のベルトタイプ
●「M48A2」の車体マーキングは「アメリカ軍 第1騎兵師団 (大韓民国 / 1963年)」車輌を再現
・ 車体全体はオリーブドラブの単色塗装
・ 基本塗装の上から、部分的にシャドー吹きが施され、立体感が強調されています
・ 機銃、前照灯、転輪、サーチライトのガラス部などが塗り分けられています
・ 国籍マーク、部隊記号、重量表示、部隊表示、車台番号などがタンポ印刷にてプリントされています
●コレクションに便利なネーム入りのケースが付属しています
【 「M48A2 パットン 第1騎兵師団」のパッケージ内容 】
・ 「M48A2 パットン」 ×1
・ ネーム入りコレクションケース ×1
●ダイキャスト製塗装済み完成品モデル
●「M48 パットン」シリーズ 第4弾 (1/72 グランドパワーシリーズ)