E-4B アドバンスド エアボーン コマンドポスト
「E-4B アドバンスド エアボーン コマンドポスト (プラモデル) (ハセガワ 1/200 飛行機 限定生産 No.10809 )」です
●アメリカ合衆国が地上からの指揮が難しい状況に直面した際に、大統領や軍・政府高官を乗せて空中から指揮を行う空中作戦機「E-4B アドバンスド エアボーン コマンドポスト (E-4B ナイトウォッチ)」を1/200スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。
● ハセガワ製「ボーイング 747-200」のキットをベースに新規のプラスチックパーツを追加したデカール替えバリエーションキットとなります。
・ 胴体上・下面に設置した多数のアンテナやフェアリングを再現したプラスチックパーツ(Fランナー)をセットしています。
【 E-4B アドバンスド エアボーン コマンドポスト (ハセガワ 1/200 飛行機 限定生産 No.10809) 概要 】
・ プラスチックパーツ:ハセガワ
・ 塗装パターン:1(2)種
・ デカール:ハセガワ製
【 E-4B アドバンスド エアボーン コマンドポスト (ハセガワ 1/200 飛行機 限定生産 No.10809) プラモデルの内容 】
●この「E-4B アドバンスド エアボーン コマンドポスト (E-4B ナイトウォッチ)」を再現した組立キット。
●ハセガワ製「ボーイング 747-200」のキットに新規プラスチックパーツを追加したデカール替えバリエーションキット。
●「E-4B」機体胴体部は左右に分割したパーツで構成、主翼、水平尾翼などは別ブロック化しています。
・ 胴体パーツには、パネルラインを非常に繊細な凸モールドで再現、ドアや動翼などは凹モールド化することで再現しています。
・ 「窓」の部分は機体胴体パーツを抜いた状態で再現しています。
・ 機首コクピット部分も抜いており、風防は付属のクリアパーツで再現します。
・ 完成後にバランスが取れるよう最適な重さのオモリパーツが付属しています(金属プレート)
●「E-4B」の外観状の特徴となる、機首の空中給油装置、機体前部上方で大きく張り出した衛星通信用 SHFアンテナファリング、機体上下に設置した多数のVLFアンテナ類は付属のプラスチック製パーツで再現しています。
●主翼部は上下に分割したパーツで構成、主翼パーツと一体化して再現しています。
●主翼下に設置された「GE CF6-50 エンジン」部は別ブロック化して再現。
・ エンジンナセルを左右に分割したパーツで構成し、内部のフィンと尾部ノズル部を別パーツ化して再現しています。
●ランディングギアは展開状態を再現しています。
・ 「メインギア」「ノーズギア」ともに脚柱、タイヤ、脚カバーを別パーツ化して再現しています。
●ディスプレイ用のスタンドが付属。
・ ディスプレイスタンドと機体本体を接続するためのジョイントパーツも付属しています(組立時に機体胴体への加工が必要になります)。
【 E-4B アドバンスド エアボーン コマンドポスト (ハセガワ 1/200 飛行機 限定生産 No.10809) 塗装とマーキング 】
●組立説明書内に機体マーキング例をモノクロで記載しています。
・ 塗装の際に使用する塗料の種類も記載しています (Mr.カラー/水性ホビーカラー)。
●付属のデカールで、パッケージ写真の
・ アメリカ空軍 第55航空団 発展型 空中指揮機「40787」(1996年)
などを再現する事が可能です。
・ 機体番号「40787」のほか「31677」のナンバーも付属しています。
●尾翼の「UNITED STATES OF AMERICA」「USAF」のロゴ、機体胴体のブルーライン、星条旗マーク、国籍マーク、機体番号、窓、ドア枠などをデカールで再現してます。
【 E-4B アドバンスド エアボーン コマンドポスト (ハセガワ 1/200 飛行機 限定生産 No.10809) 仕様 】
●パーツ数:94
●パーツ成型色
・ 機体胴体部、主翼部、エンジン部など : ホワイト
●「E-4B アドバンスド エアボーン コマンドポスト」完成時のサイズ
・ 全長 : 350mm
・ 全幅 : 298mm
●2014年 フェアリング、アンテナ類などのプラスチックパーツを追加したデカール替えバリエーションキット
【 E-4B アドバンスド エアボーン コマンドポスト (ハセガワ 1/200 飛行機 限定生産 No.10809) パッケージ内容 】
・ E-4B アドバンスド エアボーン コマンドポスト ×1機分
・ ディスプレイスタンド ×1
・ おもり(金属プレート) ×2
・ デカールシート ×1
・ 組立説明書 ×1
【 E-4B ナイトウォッチ について 】
●「E-4B ナイトウォッチ」は、「ボーイング 747-200B」をベースに改装した「NEACP(National Emargency Airbone Command Post - 国家緊急空中指揮所)機として誕生しました。
●「E-4 ナイトウォッチ」は、本来、全面核戦争が起こった際、アメリカ合衆国大統領や軍・政府高官といった国家指揮権限保持者などを乗せて空中に退避、機体に搭載する高度な電子・通信装置を使用して戦略爆撃機やICBM部隊、水中の潜水艦などに向けた世界的な戦略作戦の指揮を行うことができるようになっています。
●従来「NEACP機」として使用されていた「EC-135」に比べ、「E-4」は床面積で4倍、ペイロードで約3倍に拡大し、電子・通信装置の強化、作戦要因の増加、居住性の向上を施すことができました。
●「E-4」の1号機は1973年6月19日に初飛行、3号機までは「EC-135」と同等の機材を搭載した暫定的な機体とした「E-4A」として製造しました。
●1973年12月に発注された4号機からは、B747-200Bが持つキャパシティを活用し新型の電子装置を搭載、胴体上面には「SHF 衛星通信アンテナ」レドームを取り付けた「E-4B」となり、乗員もA型の39名から94名に増員されています。
●その後、1985年までに「A型」も全て「B型」に改修、この後も必要に応じ、通信機能等の強化が行われ、最終的には4機体制で運用されています。
●現在では東西冷戦の構造が崩壊したため全面核戦争が想定しずらくなりましたが、2011年から近代改修を行い、新たな任務として大規模災害発生時の被災地域への支援を行うようになり、運用は国家空中作戦センター(NACC - National Airbone Operation Center)で行っています。