トランペッター アメリカ海軍 戦艦 BB-34 ニューヨーク 1/350 艦船シリーズ 05339 プラモデル

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アメリカ海軍 戦艦 BB-34 ニューヨーク

販売価格

11,880円 10,692円(税込)

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「アメリカ海軍 戦艦 BB-34 ニューヨーク (プラモデル) (トランペッター 1/350 艦船シリーズ  No.05339 )」です


●第2次世界大戦時におけるアメリカ海軍の戦艦「BB-34 ニューヨーク」を1/350スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●アメリカ海軍初の超ド級戦艦として建造され、第2次世界大戦においても活躍した「BB-34 ニューヨーク」を再現、アメリカ戦艦独特のマストに艦橋を配し、衝角の名残りとなる尖った艦首形状を持つ独特のシルエットを再現した内容となっています

【 「アメリカ海軍 戦艦 BB-34 ニューヨーク」のキット内容について 】


●アメリカ海軍の戦艦「BB-34 ニューヨーク」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●艦の主要部分となる船体部パーツなどは一体成型を多用しながらも、船体上に設置した構造物、艤装品類は細分化したパーツ構成とエッチングパーツにより「BB-34 ニューヨーク」を再現した内容となっています

●「BB-34 ニューヨーク」は、竣工時には籠状マストを装備していましたが、その後の近代化改装により三脚檣型へと変更しており、キットは近代化改装後、そして副砲の一部を撤去して対空兵装を増強した第2次世界大戦時の姿を再現しています

●「BB-34 ニューヨーク」は、喫水線以下の部分も再現したフルハルモデルです


●「BB-34 ニューヨーク」は、「船体」「上甲板」」「艦橋などの構造物」「主砲を含めた艤装類」のブロックに分割した構成となっています
●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、上甲板、構造物と艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます

●船体部は、艦底部分も含めて左右に分割したパーツで再現
 ・ バルジ部分も一体で成型、ビルジキールは別パーツ化して再現しています
 ・ 船体パーツ内側に桁パーツを挟み、完成後の歪みを防ぐ工夫がなされています
 ・ 舷側の舷窓、ホースパイプ、塵捨て管などの細かなディテールを凹凸あるモールドで再現しています
 ・ バルジ部分には、ブロック状となる鋼板の継ぎ目を凸状のラインで彫刻
 ・ 艦底には2基のスクリューを別パーツ化して再現、推進軸も含めてそれぞれ4パーツで構成しています
 ・ 舵を再現するパーツが1個付属

●上甲板は、艦橋甲板後部のラインで前後に分割したパーツで再現
 ・ 上甲板上には、木甲板表現、主砲塔台座、機銃のブルワークなどのほか、ボラード、昇降口、天窓などの細かなディテールをモールドで再現しています

「BB-34 ニューヨーク」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成しています
●艦橋構造物
 ・ 艦橋構造物は3層で構成しています
 ・ 各層はスライド金型を使用して側面の窓、扉などのディテールを再現
 ・ 羅針艦橋の窓枠は、窓の部分を開口して再現しています
 ・ 艦橋に装備する、「射撃指揮装置」(×1)、「測距儀」(×1)、「20mm単装機銃」(×6)、「探照灯」(×2)などを別パーツ化

●メインマスト
 ・ メインマストは支柱部分を1本ずつ個別にパーツ化、その上に戦闘艦橋を取り付けます
 ・ 戦闘艦橋は上下に分割したパーツで再現、各スポンソンは別パーツとなります
 ・ 戦闘艦橋の窓枠は、窓の部分を開口して再現
 ・ ヤードはエッチングパーツにて再現しています
 ・ 戦闘艦橋に装備する、「20mm単装機銃」(×2)、「レーダー」(×1)が別パーツ化、「レーダー」はエッチングパーツです

●後部艦橋
 ・ 後部艦橋は2層で構成
 ・ 下層にはスライド金型を使用してルーバー部分をモールドで再現しています
 ・ 後部艦橋の窓枠は、窓の部分を開口して再現、トップの指揮所は付属のエッチングパーツで窓枠を再現しています
 ・ 後部艦橋に装備する、「レーダー」(×1)を別パーツ化、付属のエッチングパーツを使用します

●煙突
 ・ 煙突は左右に分割したパーツで再現、トップは別パーツ化して再現しています
 ・ ファンネルキャップはエッチングパーツで再現

●後檣
 ・ 後檣は、3層の構成となるスポンソン部に支柱、マスト、マストトップなどを取り付けて作製します
 ・ 後檣に装備する、「射撃指揮装置」(×1)、「20mm単装機銃」(×4)、「探照灯」(×2)などが別パーツ化

●クレーン
 ・ クレーンは4パーツで構成する支柱に、エッチングパーツによるアーム部を取り付けて作製します

●カタパルト
 ・ カタパルトはエッチングパーツにて再現

●主砲塔 「45口径 35.6cm連装砲」 ×5
 ・ 主砲塔は、上下に分割したパーツで再現、1本ずつ個別にパーツ化した砲身を挟み込んで接着します
 ・ 砲身の砲口部分は開口した状態で再現しています

●副砲 「51口径 12.7cm単装砲」 ×12
 ・ 副砲は、砲身と3パーツで再現した砲架とで構成しています

●対空機銃 「40mm 4連装機銃」 ×8
 ・ 機銃は、連装状に一体成型となった銃身パーツ2個と、銃架、そしてエッチングパーツによるシールドで構成しています

●対空機銃 「20mm単装機銃」 ×42
 ・ 機銃は、銃身と銃架とが一体成型となったパーツに、シールドを再現したエッチングパーツを取り付けて作製します

●内火艇、カッター及びボートダビッド
 ・ カッター ×4
 ・ 救命筏 ×18

●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 艦首旗竿
 ・ 錨
 ・ フェアリーダー
 ・ ケーブルホルダー
 ・ 通気筒
 ・ 弾薬収納庫
 ・ パラベーン
 ・ アンカーチェーン(金属製チェーンを使用)
 などをセットしています


●艦載機として、水上偵察機「OS2U キングフィッシャー」(×2)が付属しています
 ・ 艦載機は、左右に分割した胴体、翼、プロペラ、フロートに分割したパーツ構成
 ・ クリア成型のパーツとなっています

アメリカ海軍 戦艦 BB-34 ニューヨークの商品画像

【 付属しているエッチングパーツ 】
●「BB-34 ニューヨーク」のディテールを再現するエッチングパーツが付属しています
 ・ 船体や艦橋などの各部の手摺り
 ・ 艦橋下部の梁
 ・ 戦闘艦橋のヤード
 ・ レーダー
 ・ ラッタル
 ・ クレーン
 ・ カタパルト
 ・ 機銃のシールド
 ・ フローターネット
 など


●ディスプレイスタンドとネームプレートが付属しています


●「BB-34 ニューヨーク」の第2次世界大戦時における1種の塗装例がカラー塗装図に記載されており、艦番号、星条旗、艦載機の国籍マークなどを再現したデカールが付属しています


●「アメリカ海軍戦艦 BB-34 ニューヨーク」の完成時のサイズ
 ・ 全長 : 498mm
 ・ 全幅 : 94mm

●パーツ数 : 840点以上


【 「アメリカ海軍 戦艦 BB-34 ニューヨーク」のパッケージ内容 】


 ・ 戦艦 BB-34 ニューヨーク ×1
 ・ OS2U キングフィッシャー ×2
 ・ エッチングシート ×2
 ・ 金属製チェーン ×1
 ・ デカールシート ×1
 ・ ディスプレイスタンド ×1
 ・ ネームプレート ×1
 ・ 組立て説明書 ×1
 ・ カラー塗装図 ×1


●2014年 完全新金型 (艦載機を除く)


【 「戦艦 ニューヨーク級 BB-34 ニューヨーク」について 】


●アメリカ海軍と言えば、太平洋戦争後半において一方的な戦いを展開した強力な海軍というイメージが強いのですが、それまでの道程は日本海軍と同じような経緯を辿っています

●1900年代、アメリカ海軍は世界的に2流の海軍力しか持っておらず、世界一の戦力を誇るイギリス海軍とは雲泥の差がありました

●1906年イギリス海軍の戦艦「ドレッドノート」が竣工すると、それまでの戦艦は一気に旧式化してしまい、アメリカ海軍は同様な性能を持つド級艦となる戦艦「サウスカロライナ級」「デラウェア級」「フロリダ級」を建造、続いてド級艦を凌ぐ性能を持つ超ド級艦として建造が行われたのが「ニューヨーク級」です

●日本海軍ではド級艦を飛び越えて超ド級艦の建造技術を取得するために戦艦「金剛」の建造をイギリスに発注しましたが、アメリカ海軍では自国での建造にこだわりました
●そのため、幾多の海戦によりその戦訓を反映した「金剛」とは異なり、甲板部などの水平方向の防御力不足が決定的であり、外観上(特に近代化改装後)は近代的な戦艦に見えるものの、船体形状など古い思想で作られていたことが分かります

●1914年、「ニューヨーク級」の1番艦「BB-34 ニューヨーク」が竣工、アメリカの第1次世界大戦の参戦を受けて「BB-34 ニューヨーク」はヨーロッパ方面へと移動、作戦行動を取ります
●アメリカの参戦時期はドイツ海軍の活動がピークを越した頃であり、「BB-34 ニューヨーク」は大きな海戦には参加しませんでしたが、衝突により「Uボート」1隻を撃沈するという戦果を挙げています

●1925年から「BB-34 ニューヨーク」は近代化改装を受け、それまでの籠状マストから三脚檣型のマストへと変更、メインマストには戦闘艦橋を配置しています
●しかし、基本となる設計思想の古さは近代化改装によって補えるものではなく、第2次世界大戦にアメリカが参戦しても、「BB-34 ニューヨーク」は大西洋方面において実質的に練習艦として用いられました

●1945年1月、ヨーロッパ方面において戦局が一段落すると、「BB-34 ニューヨーク」は太平洋方面に移動、硫黄島攻略作戦においてその主砲の威力を発揮します
●1945年3月には沖縄上陸作戦に参加、上陸支援に活躍しますが、特攻機による体当たり攻撃を受け損傷、6月にはハワイへと帰還しました

●ハワイに到達した「BB-34 ニューヨーク」は出撃準備の状態で終戦を迎え、帰還兵を乗せて本国へと帰投しています

●1946年、「BB-34 ニューヨーク」はビキニ環礁における核実験の標的艦となることが決定、2度に渡る核実験にも耐え抜き、最終的には通常攻撃による標的として用いられ、その永き戦歴に終止符を打ったのでした



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