日本海軍機塗装図ハンドブック 零戦編
「日本海軍機塗装図ハンドブック 零戦編 (本) (大日本絵画 航空機関連書籍 No.23143 )」です
●日本海軍の戦闘機「零式艦上戦闘機」の塗装とマーキングを掲載したカラーイラスト集です
●「日本海軍機塗装図 ハンドブック」の第1弾として「零式艦上戦闘機」の塗装とマーキングを収録、「零戦 11型」~「零戦 52型」の塗装及びマーキングを有名な部隊の機体からマイナーな機体まで網羅した内容となっています
【 「日本海軍機塗装図ハンドブック 零戦編」の概要 】
●日本海軍を代表する戦闘機「零式艦上戦闘機」は、太平洋戦争を通じて日本海軍の主力戦闘機として運用されました
●この「零式艦上戦闘機」は、時期や部隊によって多数の機体塗装、部隊番号表記、指揮官機識別帯などのが存在しています
●本書「日本海軍機塗装図 ハンドブック 零戦編」は、現在判明している「零戦」装備部隊の、バラエティに富んだほぼすべての塗装例を側面図のかたちで網羅
●塗装とマーキングは、空母飛行機隊、基地航空隊などの日本海軍航空隊の部隊区分によって分類して収録、各機体はカラーイラストによるカタログ形式で見やすく掲載されています
●また、マーキングとともに併記した解説では、三菱製、中島製の違いや、部隊によって異なる機体番号の表記ルールなども詳細に紹介します
●様々なキットが発売され、映画化などにより人気が再燃している「零式艦上戦闘機」、日本の戦闘機を代表する存在として不動の地位を得ているこの「零戦」のキットを製作する際の塗装とマーキングの「参考書」として、役立つ一冊となっています
【 「日本海軍機塗装図ハンドブック 零戦編」の内容目次 】
●零戦基本塗装の変遷
・ 零戦出現以前の海軍戦闘機の塗装
・ 初期の零戦の基本塗装
・ 敵味方識別帯の導入
・ 日の丸に白フチが付く
・ 現地迷彩が始まる
・ 工場での迷彩塗装
・ 最終形態
・ 特殊な塗装例
・ 指揮官機標識
●空母飛行機隊の零戦
●基地航空隊の零戦
●番号冠称航空隊の零戦
●特設飛行隊の零戦
●練習飛行隊の零戦
●部隊不詳の零戦
●「補遺」 戦地で見られた零戦の塗装
●索引
【 「日本海軍機塗装図ハンドブック 零戦編」の内容について 】
●零戦基本塗装の変遷
・ 「零戦」の基本塗装である「飴色塗装」~「現地迷彩」~「後期迷彩」といった時期による変遷をイラストにより解説します
●空母飛行機隊の零戦
・ 太平洋戦争初期における空母に搭載された「零戦」航空隊の塗装とマーキングを掲載、航空母艦「赤城」「加賀」「飛龍」「蒼龍」「翔鶴」「瑞鶴」「龍驤」「飛鷹」「隼鷹」「瑞鳳」「祥鳳」の各航空隊が収録されています
●基地航空隊の零戦
・ 陸上基地に配備された「零戦」航空隊の塗装とマーキングが収録されています
●番号冠称航空隊の零戦
・ 1942年、戦域の拡大に伴い、それまでの基地航空隊の運用から柔軟性の向上と部隊の新設を考慮した部隊改編が行われました
・ この部隊改編によって、従来の基地飛行隊を含めて100から1000番台の部隊番号が与えられ、これは番号冠称航空隊とも呼ばれています
・ この番号冠称航空隊の塗装とマーキングを掲載、編成時期の関係から「後期迷彩」の塗装が中心となっています
●特設飛行隊の零戦
・ 1944年、日本海軍では搭乗員や整備兵、地上員、機材が含まれた従来の航空隊の編成から、搭乗員による飛行機隊と、整備兵、地上員、各種機材のみの航空隊という2つの編成とし、飛行機隊が消耗すると新たな飛行機隊が交代で配属されるようになり、これは特設飛行隊制と呼ばれています
・ この戦争後期における特設飛行隊制による「零戦」の塗装とマーキングを収録
●練習飛行隊の零戦
・ 内地に配備されていた練習飛行隊の「零戦」の塗装とマーキングを掲載、練習航空隊ならではの機体と塗装とが収録されています
●部隊不詳の零戦
・ 当時の写真は存在しているものの、部隊が特定されていない「零戦」の塗装とマーキングを収録
●「補遺」 戦地で見られた零戦の塗装
・ 塗装とマーキングが判る「零戦」の戦場写真を掲載
【 「日本海軍機塗装図ハンドブック 「零戦編」」の奥付 】
●版型 : AB版 / ソフトカバー
●全96ページ / オールカラー
●イラスト : 二宮茂樹
●発行日 : 2014年10月26日
●ISBNコード : 9784499231435