イギリス マーク 2 菱形戦車 雄型 アラス戦 1917年
「イギリス マーク 2 菱形戦車 雄型 アラス戦 1917年 (プラモデル) (マスターボックス 1/72 AFVキット No.MB72005 )」です
●第1次世界大戦時におけるイギリス軍の菱形戦車「マーク 2 戦車 雄型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●世界初の近代戦車として登場した「マーク 1 戦車」の小規模改良型となる「マーク 2 戦車」の「雄型」を再現、「マーク 1 戦車」の特徴である尾輪と屋根を撤去し、シンプルとなった形状を再現した内容となっています
●マスターボックス社製「イギリス Mk.1 菱形戦車 雄型 (57mm砲搭載) 1916年」をベースに、「マーク 2 戦車」を再現するため屋根と尾輪を省き、車体後部パネル、履帯などを新規パーツへと変更したバリエーションキットです
【 「マーク 2 戦車」について 】
●1916年、イギリス海軍は塹壕戦によって硬直化した戦線を突破する兵器として世界初の近代戦車「マーク 1 戦車」を開発します
●この「マーク 1 戦車」は1916年9月に戦場に投入、機銃弾を受けながら突き進む姿はドイツ軍をパニックに陥れましたが、機械的な故障が多発したうえ歩兵との連携が不調に終わったため、戦局に与えた影響は極僅かなものでした
●特に、「マーク 1 戦車」は重量級の巨体を動かすことから、機械的な問題点を多く抱えており、初陣の後はその改善と改良に力が注がれることになりました
●「マーク 2 戦車」は、この「マーク 1 戦車」をベースとした最初の改良型で、操舵と超壕能力向上を兼ねた尾輪は撤去、その他小規模な改修を受けていますが、基本構造は「マーク 1 戦車」と大きな変化はありません
●この「マーク 2 戦車」は50両が生産されて戦場に投入、同車が登場した頃にはドイツ軍は戦車に対しての様々な対抗策が生み出されており、「マーク 2 戦車」は熾烈な戦いに身を投じることになったのでした
【 「イギリス マーク 2 菱形戦車 雄型 アラス戦 1917年」のキット内容について 】
●このイギリス軍の菱形戦車「マーク 2 戦車 雄型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●多数のリベットが存在する実車の特徴とディテール表現を重視しながら、スライド式金型による一体成型を多用してパーツ数を抑え、ミニスケールとして「マーク 2 戦車 雄型」のフォルムとディテールを再現した内容となっています
●「マーク 2 戦車 雄型」は、「車体中央部」、左右の「足周り」と「スポンソン」の5ブロックで構成されています
【 車体中央部 】
●車体中央部は、各パネル(4パーツ)を箱組み状に組み合わせて作製します
・ 操縦席部分は1パーツで構成され、スライド金型を使用して各面のリベットやディテールが彫刻されています
・ 操縦席前面の視察ハッチは別パーツで、開閉状態を選択できます
・ 前部のフック、前照灯が別パーツ化
【 スポンソン 】
●「6ポンド砲」の砲身は一体成型のパーツで再現
・ 主砲のターレットは上下に分割したパーツ構成となっています
・ 砲身は、完成後も上下に可動させることができます
●スポンソンは、本体と天板との2パーツで構成
・ スライド金型を使用して各面のリベット、後部のドアなどがスケールに沿った強弱あるモールドで再現されています
【 足周り 】
●車体の側面を兼ねた足周りは、左右に分割したパーツ構成となっています
・ 側面部にはパネルライン、リベット、ボルトなどのディテールがスケールに沿ったモールドで再現
【 履 帯 】
●履帯は、軟質素材によるベルト式履帯が付属しています
・ 履帯表面部には、各履板の滑り止めと、リベットが彫刻されています
・ 履帯は、接地圧を低減するための延長板が付いた状態が再現
【 塗 装 】
●ボックスには、「マーク 2 戦車 雄型」のイギリス軍仕様となる1種の塗装例が記載されています
【 「イギリス マーク2型 菱形戦車 雄型 (6ポンド砲搭載) アラス戦 1917年」のパッケージ内容 】
・ イギリス軍 マーク 2 戦車 雄型 ×1
●2014年 一部新金型