ロシア 37mm連装対空砲 2門搭載 装甲貨車
「ロシア 37mm連装対空砲 2門搭載 装甲貨車 (プラモデル) (Ummt 1/72 ミリタリー No.648 )」です
●第2次世界大戦時におけるソ連軍の37mm機関砲搭載対空装甲貨車を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●「37mm機関砲 61-K」を2門装備したタイプを再現しています
●装甲列車などの対空用として用いられた37mm機関砲搭載対空装甲貨車を再現、2軸式の簡素な無蓋貨車に装甲ボックスを設け、内部に機関砲を装備した姿を表現した内容となっています
【 「37mm機関砲搭載対空装甲貨車」について 】
●1920年代~1930年代、世界的なモータリゼーションの流れから各国では道路整備が進められましたが、ソ連では共産主義体制からこのような流れとはならず、ソ連国内での道路事情は劣悪なままでした
●このような国内の事情から第2次世界大戦時のソ連軍の陸上輸送は鉄道が中心となっており、その鉄道網を守ることはソ連軍にとって死活問題となりました
●このため、ソ連では鉄道網の防御用として装甲列車が発達、装甲列車用の車両が次々と生み出されました
●37mm機関砲搭載対空装甲貨車は、このような車両の1種で、無蓋貨車の上に2つの装甲ボックスが設けられ、武装として「37mm機関砲 61-K」が各1門搭載されました
●この37mm機関砲搭載対空装甲貨車は1943年以降に46両が生産され、対空戦闘に活躍、ソ連軍の輸送路の確保に従事したのでした
【 「ロシア 37mm連装対空砲 2門搭載 装甲貨車」のキット内容について 】
●このソ連軍の37mm機関砲搭載対空装甲貨車を再現したプラスチックモデル組立キット
●基本躯体はプラパーツ、細かなディテール部分についてはエッチングパーツで「37mm機関砲搭載対空装甲貨車」を再現した内容となっています
●「37mm機関砲搭載対空装甲貨車」は、「貨車本体」と2つの「装甲ボックス」、2門の「37mm機関砲 61-K」の5ブロックで構成されています
【 貨車本体 】
●貨車本体は、前後方向に4分割した車体下部をベースに、側面パネル、車輪部などを取り付ける構成となっています
・ 各パネルを箱組み状に貼り合わせて組み立て、これに車軸部などを取り付ける構成となっています
・ 側面パネルは前後に分割したパーツ構成
・ 車体下部の上面部と側面パネルには木パネルを再現した木目表現が彫刻にて再現されています
・ 車輪は、車輪と車軸とに分割したパーツ構成
・ サスペンションはそれぞれ一体成型のパーツで再現され、ブレーキ装置は別パーツ化されています
・ 連結装置は、6パーツで構成されています
【 装甲ボックス 】
●各装甲ボックスは、前後に分割したパーツで構成、分割面のディテールはエッチングパーツで再現します
【 37mm機関砲61-K 】
●「37mm機関砲 61-K」は、「砲身」「砲架」「ベース」の3ブロックで構成されています
●砲身は機関部も含めて一体成型のパーツで再現
・ 機関部のディテールはエッチングパーツを貼り付けて再現します
●砲架は左右に分割したパーツ(エッチングパーツ)により構成、砲身部を挟み込んで作製します
・ 左右に分かれた照準器は細分化したパーツ構成で再現
●ベースは、円形のパーツを3層に重ねて再現します
・ ベース上に配置される照準席、操作ハンドル、フットペダルなどが別パーツ化されています
●機関砲の砲架、操作ハンドル、機関部のディテール、装甲ボックスのディテール、連結装置の一部などをを再現するエッチングパーツが付属
●貨車の車体の長さに合わせた線路が付属しています
【 「37mm連装対空砲 2門搭載 装甲貨車」の塗装とマーキング 】
●説明書には「37mm機関砲搭載対空装甲貨車」のソ連軍仕様となる1種の塗装例が記載されており、貨車の各種表示、番号などを再現したデカールが付属しています
【 「ロシア 37mm連装対空砲 2門搭載 装甲貨車」のパッケージ内容 】
・ ソ連軍 37mm機関砲搭載対空装甲貨車 ×1
・ 線路 ×1
・ デカールシート ×1
●2014年 一部新金型