イプシロンン ロケット
「イプシロンン ロケット (プラモデル) (アオシマ スペースクラフト シリーズ No.010 )」です
●日本の宇宙航空研究開発機構「JAXA」の小型ロケット「イプシロン」を1/200スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●小型ロケット「イプシロン」と打ち上げ用の発射台、そして搭載される人工衛星「ひさき」が再現されています
●小型衛星打ち上げ用の小型ロケット「イプシロン」を再現、発射台もパッケージされており、発射台に据え付けられた姿を楽しむことができる内容となっています
【 「イプシロン ロケット」について 】
●宇宙開発の歴史は、より遠くの天体に探査機を送ったり、高機能を備えることにより大型化した人工衛星を打ち上げたりすることにより、そのロケットは徐々に大型となりました
●このロケットの大型化の流れは留まることはなく、退役したスペースシャトルに替わる宇宙への輸送手段としてぺイロードの大きなロケット、宇宙船が開発されています
●一方、技術の進歩により単一の目的を持つ人工衛星は小型化が進み、現在の日本では一つの大学が小型の人工衛星を製作できる程にもなりました
●また、世界では国家的プロジェクトにより人工衛星を造るのだけではなく、民間が開発、運用を行う人工衛星が増え、今や宇宙開発は国家の事業ではなく、商業用として行われるようになっています
●このような商業用として宇宙利用では、莫大な費用を掛ける訳には行かず、小型の人工衛星に沿った小型で低コスト、そして失敗の少ない安全なロケットが求められています
●小型ロケット「イプシロン」はこのような時代の流れから、宇宙航空研究開発機構「JAXA」と「IHIエアロスペース」社が共同開発したロケットです
・ この小型ロケット「イプシロン」では、低コストながらコントロールが難しい固体燃料を採用、技術革新によってこの固体燃料を安全に運用できるようになっています
・ また打ち上げ前の点検を自動的に行うことができる人工知能「A.I」が装備され、これまでに多くの時間を必要とした点検作業が1/6程度の時間で済むようになりました
・ そして、ロケットの管制システムも通常のパソコン1台で可能となり、これまでの小型ロケットと比べても大幅なコストダウンが達成されています
●この小型ロケット「イプシロン」は、宇宙の商業利用を促進する起爆剤として活用される予定で、宇宙への敷居を大きく下げる存在として世界から注目されているのです
【 「イプシロン ロケット」のキット内容について 】
●この小型ロケット「イプシロン」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●いたずらにディテールを追い求めるのではなく、パーツ数を抑え、気軽にイプシロンロケットの姿と、ロケット発射台の構造とを楽しむことに重きを置いた内容となっています
●「イプシロン ロケット」のフェアリング部は、クリアーパーツも用意されており、内蔵されている人工衛星などをディスプレイすることができます
【 イプシロン ロケット 】
●「イプシロン ロケット」は、「1段ロケット」「フェアリング部」の2ブロックで構成されています
・ 1段ロケットは左右に分割したパーツ構成で、これにエンジンノズル部を取り付けます
・ フェアリング部は左右に分割したパーツ構成で、下部に2段用のモーターを取り付けます
・ フェアリング部は、成型色パーツとクリアパーツの2種のパーツをセット、クリアパーツを使用して内蔵される「人工衛星 ひさき」と「人工衛星用モーター」を展示することができます
【 発射台 】
●発射台は、「ベース」「ブーム」「ロケット台座」「煙道」「旋回台座」の5ブロックで構成されています
●ベースは、上下に分割したパーツ構成
・ ベースから延びるシリンダーは左右に分割したパーツ構成となっており、上下に可動とすることができます
・ 旋回台座にバランスを取って載せるための、ベース先端部に装着する金属製のオモリが付属しています
●ブームは、ブロックごとにパーツ化した内蔵アームに、両側からブームの側面部を貼り合わせて作製します
・ ブームと「イプシロン ロケット」とを繋ぐケーブルがパーツ化、装着の有無を選択できます(ケーブルを取り付ける際には「イプシロン ロケット」は発射台に接着します)
●ロケット台座は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製
●ロケット台座から延びる煙道は、左右に分割したパーツ構成となります
●旋回台座は1パーツで再現
・ 旋回台座とベースとはポリキャップで接続し、旋回可動となります
【 アクセサリーパーツ 】
●アクセサリーパーツとして、「人工衛星 ひさき」と「人工衛星用モーター(ロケット)」、そしてフィギュア(×1)が付属しています
・ 「人工衛星 ひさき」は、各パネルを箱組み状に貼り合わせる構成で、これに太陽電池パネルを取り付けて作製します
・ 「人工衛星 ひさき」は、太陽電池パネルを展開した状態と、フェアリング部への内蔵時における太陽電池パネルを畳んだ状態とを選択できます
・ 「人工衛星用モーター」は、左右に分割したパーツ構成で、エンジンノズル部は別パーツとなります
・ 「人工衛星 ひさき」と「人工衛星用モーター」はフェアリング部に内蔵させることができます
【 「イプシロン ロケット」のマーキング 】
●「イプシロン ロケット」のマーキングとして、第1段ロケット部分に描かれた「EPSILON」の文字、日章旗マーク、赤色の帯などを再現したデカールが付属しています
●「イプシロン ロケット」の成型色
・ イプシロンロケット、人工衛星、旋回台座など : ホワイト
・ 発射台 : オレンジ
【 「イプシロンロケット」のパッケージ内容 】
・ イプシロンロケット ×1
・ 発射台 ×1
・ 人工衛星ひさき ×1
・ 人工衛星用モーター ×1
・ フィギュア ×1
・ デカールシート ×1
●2014年 完全新金型