零戦21型 第3航空隊 (X-143号機 中瀬正幸1飛曹 搭乗機)
「零戦21型 第3航空隊 (X-143号機 中瀬正幸1飛曹 搭乗機) (プラモデル) (SWEET SWEET デカール No.14-D032 )」です
●太平洋戦争前期における帝国海軍の主力戦闘機「零式艦上戦闘機 21型」を1/144スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット
●戦争初期、セレベス島ケンダリーに派遣された「第3航空隊」の「中瀬正幸」1飛曹の搭乗機を再現しています
●高い空戦能力によって太平洋戦争緒戦における日本軍の勝利に大きく貢献し、日本の戦闘機を代表する存在となった「零式艦上戦闘機 21型」を再現、空力性を重視した滑らかな機体に視認性の高いキャノピーを装備した洗練された姿を再現した内容となっています
【 「中瀬正幸 1飛曹の零式艦上戦闘機 21型」について 】
●「中瀬正幸」一飛曹は1940年7月15日、横山大尉率いる最初の零戦隊(「12試艦戦」)6機で中国戦線に、一番乗りした「零戦」の搭乗員です
●1940年10月4日の成都攻撃に於いて僚機4機と共に敵の大平寺飛行場に強行着陸して、敵指揮所に放火する破天荒の壮挙を行っています
●中国戦線での初戦果は1941年3月14日の成都攻撃の空戦で6機(不確実1機)を挙げました
●さらに5月26日の南てい攻撃では、敵20機に対して味方2機の不利な状況にも臆せず空戦を挑み敵機3機を撃墜しました
●「中瀬正幸」の横須賀航空隊仕込みの空戦技術は天才的で近接射撃を得意としていました
●空戦技術の腕と度胸と不屈の敢闘精神を兼ね備えた「中瀬正幸」は、第12航空隊の中心的な搭乗員として中国戦線で活躍します
●1941年9月、「中瀬正幸」は新編成の第3航空隊に移り、太平洋戦争開戦と同時にフィリピン、インドネシア方面の航空戦に活躍し戦果を重ねています
●1942年2月3日、「中瀬正幸」はスラバヤの空戦で撃墜7機を記録
●同年2月9日、ケンダリー基地を発進した「中瀬正幸」はセレベス島マッカサル付近を哨戒中に敵の装甲車を発見、これを銃撃します
●しかし、この銃撃中に敵弾を受けて「中瀬正幸」は負傷、それでも不屈の精神でケンダリー基地に辿り付きましたが、着陸と同時に絶命したのでした
●「零戦」最初のエースである「中瀬正幸」の愛機の左操縦席付近には、桜の撃墜マークが18個(一説には20個)描かれていたと言われています
【 「零戦21型 第3航空隊 (X-143号機 中瀬正幸1飛曹 搭乗機)」のキット内容について 】
●この帝国海軍の主力戦闘機「零式艦上戦闘機 21型」を再現したプラスチックモデル組み立てキットです
●SWEET社のリサーチ力と実機への深い造詣、そして高い成型技術によって「零式艦上戦闘機 21型」を再現、機体のフォルムを捉えながら1/144のスケールに沿ってパネルラインや動翼のラインなどが高い精度と表現力によって再現された内容となっています
●ミニスケールながら表面の彫刻、ディテール表現は「零戦21型」の特徴を良く捉えて極めてシャープに再現、パーツ構成は組み立てが苦にならないよう適度に抑えられたパーツ数となっており、手のひらに収まるサイズで「零式艦上戦闘機 21型」の精巧な「ミニチュア」の姿を気軽に楽しむことができます
●機体マーキングを再現した、カルトグラフ社製のプリントによる「第3航空隊」の「中瀬正幸」1飛曹の搭乗機の機体デカールが付属しています
・ 本キットには日の丸マークのデカールも付属しています
●パッケージには「零式艦上戦闘機 21型」の機体パーツが1機分セットされています
【 機体胴体 】
●「零式艦上戦闘機 21型」の機体胴体は左右分割のパーツで構成、エンジンカウリング部、主翼部は別ブロック化されています
・ 機体全体にはスケール感に沿ったパネルラインなどが繊細かつシャープな彫刻で再現されています
・ 垂直尾翼は胴体左側パーツと一体成型され、胴体パーツは垂直尾翼の基部のラインで分割されています
・ 胴体前部には機銃口が凹ラインで再現されています
・ 胴体には尾脚が一体成型され、脚を展開した状態で再現されています
・ 着艦フックは胴体パーツ上に非常に精密な彫刻で再現されています
【 カウリング 】
●カウリング部は左右分割のパーツで再現、カウル下部の排気管とオイルクーラーは別パーツ化されています
・ カウルフラップは凹ラインの彫刻で再現され、機体胴体部から続く機銃用の溝も丁寧な凹ラインで再現されています
・ カウル内部の「栄12型エンジン」も別パーツ化して再現され、「栄12型 エンジン」のシリンダーやパイプ、ロッドなどが非常に繊細な彫刻で再現されています
●プロペラは、スピナーとプロペラ本体とを一体成型したパーツで再現
・ プロペラブレードはピッチの入った状態でスピナー上に設置されています
・ プロペラは「栄12型エンジン」へと差込む形で接合、完成後も回転させることが可能です
【 主翼・尾翼 】
●主翼は一体成型のパーツで再現、翼端の折り畳み部分は別パーツ化されています
・ 翼端は展開した状態と、折り畳んだ状態を選択して組み立てることができます
・ 動翼と主翼の分割ラインは、パネルラインとは異なるタッチの彫刻で再現されています
・ 動翼自体のならだかなラインもスケールに沿った表現で再現されています
・ 脚収納庫内には、脚カバーの支柱などのディテールが再現されています
●水平尾翼は一体成型されたパーツで再現されています
・ 昇降舵部分は、パネルラインとは異なるタッチの彫刻で再現されています
・ 昇降舵表面のなだらかなラインもスケールに沿った表現で再現されています
【 脚 】
●主脚部は機体胴体とは別ブロック化されており、脚柱と左右の脚カバー、脚柱付根覆、タイヤと個別にパーツ化して再現しています
【 コクピット 】
●キャノピーは、1ピースのクリアパーツで構成、キャノピーを閉じた状態を再現しています
・ キャノピー枠はクリアパーツ上に繊細な凸モールドで再現されています
・ コクピット内部は再現されていません
・ コクピット後方に設置されたアンテナは別パーツ化して再現、装着の有無を選択することができます
【 兵装類 】
●「零戦21型」の機外兵装として
・ 落下式増槽 ×1
が付属、装着の有無を選択できます
【 「零戦21型 第3航空隊 (X-143号機 中瀬正幸1飛曹 搭乗機)」の塗装とマーキング 】
●「零式艦上戦闘機 21型」のマーキング及び塗装例として
・ 第3航空隊 「中瀬正幸」1飛曹 搭乗機 「X-143」 (レベス島ケンダリー / 1942年2月)
の1種が説明書内に記載されいます
●主翼と胴体の日の丸マーク、撃墜マーク、胴体、尾翼に記された識別帯、機体標識、主翼の表示線、機体番号、プロペラの表示線などを再現したデカールが付属しています
・ 「X-143」ほか、「X-1××」の下2桁を再現したバラ数字のデカールもセットされていますので、任意の機体を製作することも可能です
●デカールのプリントはカルトグラフ社製です
【 「零戦21型 第3航空隊 (X-143号機 中瀬正幸1飛曹 搭乗機)」のパッケージ内容 】
・ 零式艦上戦闘機 21型×1機分
・ デカールシート ×1枚
●2014年 デカール替えバリエーションキット