ピットロード 海上自衛隊 護衛艦 DD-109 はるさめ (初代) (レジン製船底パーツ付) 1/700 スカイウェーブ J シリーズ J-046S プラモデル

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海上自衛隊 護衛艦 DD-109 はるさめ (初代) (レジン製船底パーツ付)

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3,740円 3,366円(税込)

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「海上自衛隊 護衛艦 DD-109 はるさめ (初代) (レジン製船底パーツ付) (プラモデル) (ピットロード 1/700 スカイウェーブ J シリーズ  No.J-046S )」です


●1959(昭和34)年に就役した 海上自衛隊の護衛艦、初代「むらさめ型」の3番艦「DD-109 はるさめ (初代)」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット

●初代「むらさめ型」の中で唯一「可変深度ソナー(VDS)」や「68式射撃指揮装置」を装備し、また、目に見えない所にも多くの差異を持つ実験艦的な位置づけを持った護衛艦「DD-109 はるさめ」を再現した内容となっています
 ・ 船体後半に「オランダ坂」と言われるスロープを持ち、対空能力重視で多くの砲を備えた重武装護衛艦「DD-109 はるさめ (初代)」の船体を再現しています

●ピットロード社製「海上自衛隊 護衛艦 DD-109 はるさめ (初代)」をベースに、フルハルモデル用の船底、舵、スクリューなどのレジン製パーツとディスプレイスタンドを追加したスペシャルバージョンとなります

【 「海上自衛隊 護衛艦 DD-109 はるさめ (初代) (レジン製船底付)」のキット内容について 】


●海上自衛隊「DD-109 はるさめ(初代)」を再現した組立キットです

●「DD-109 はるさめ (初代)」は短魚雷落射機を装備し、前部3インチ砲にカバーが装備されていない「竣工時」の姿と3連装短魚雷発射管を装備した「1979(昭和54)年以降~最終状態」を選択して作成することができます

●艦体喫水線までが再現された洋上モデルと、喫水線以下も再現されたフルハルモデルとを選択することができます


●「はるさめ(初代)」は、船体と艦橋外壁及び装備品のパーツで構成されています
 ・ 船体部は一体成型のパーツで構成、喫水線部分までが再現されています
 ・ 現用艦に通じる舷窓のないフラットな舷側が再現されています
 ・ 船底部は、 洋上モデル用としての船体下を塞ぐ平らな船底パーツと、フルハルモデル用としての船底が再現されたパーツ(レジン製パーツ)が付属、選択して使用します
 ・ フルハルモデル用の舵、プロペラ(スクリュー)などは別パーツ化(レジン製パーツ)して再現しています

●上甲板は艦尾部作業甲板の部分が分割されています
 ・ 甲板全体にある歩行帯は繊細な凸モールドで再現、ガイド無しでの塗装が容易となっており、単調となりがちな1/700スケール艦艇の良いアクセントとなっています

●上甲板上の構築物となる「マスト」「砲塔」「魚雷発射管」「煙突部」「後部構造物」などを個別にブロック化して構成、それぞれを甲板上に取り付けて完成させます

海上自衛隊 護衛艦 DD-109 はるさめ (初代) (レジン製船底付)の商品画像

「DD-109 はるさめ(初代)」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています
●艦橋
 ・ 上下構造物共に半円形の前面を持つ艦橋部を再現しています
 ・ 艦橋部分は、前部、側面、上構、天板、射撃指揮装置架台に分割したパーツ構成となっています
 ・ 射撃指揮装置架台は前後が一体成型の就役時のものと、前後2パーツ構成で後段が更に高くなった1965(昭和40)年「68式射撃指揮装置」導入後の2種類を付属
 ・ 艦橋上構の窓、リブ、旗箱、水密扉、救命浮き輪などのディテールがモールドで再現されています

●メインマスト、後檣
 ・ メインマストは四脚檣型、側面はトラスが張られており上下のヤードは別パーツとなっています
 ・ マスト上に設置された「OPS-1対空レーダー」「OPS-16 対水上レーダー」は別パーツにて再現されています

● 第1煙突・第2煙突
 ・ ファンネルキャップは別パーツ化されています
 ・ 煙突側面のダクトや補助ボイラー用小煙突などがモールドされています

●探照灯台座、及び探照灯は別パーツで構成

●主砲塔部 「5インチ 54口径単装砲 Mk.39」 ×3
 ・ 砲塔は基部と砲身とを分割したパーツで構成されています

●主砲塔部 「50口径 3インチ連装速射砲 Mk.33」 ×1
 ・ 砲塔は基部と砲身とに分割され、これにシールドパーツを取り付ける構成となっています
 ・ シールドの有無により「就役直後」と後日装備完了後の姿を作り分けることが出来ます

●5インチ・3インチ装填演習砲 ×各1
 ・ 5インチは探照灯台座左舷、3インチは第2煙突の直後に装備されます

●対潜弾発射装置 「ヘッジホッグ Mk.15」 ×1
 ・ 架台と発射機の分割式、艦橋の直前に装備されています

●短魚雷落射機 (左右)
 ・ 竣工時に使用、後部射撃統制装置架台の両脇に装備されます
 ・ 短魚雷落射機を装備する際は短魚雷発射管取付け穴のモールドを削り取る必要があります

●3連装短魚雷発射管 (左右)
 ・ 1979年(昭和54年)以降に装備、後部射撃統制装置架台の両脇に装備されます

●「MK.63 射撃指揮装置」 (×1)
 ・ 1965年(昭和40年)まで装備、艦橋上部雛壇の下段に装備

●「MK.57 射撃指揮装置」 (×2)
 ・ 1965年(昭和40年)まで装備、1基を艦橋上部雛壇の上段に、もう1基を第2煙突後方の架台に装備し、装置本体と架台は別パーツで構成されています

●爆雷投射器 (Y砲)
 ・ 砲本体と爆雷ラックは甲板と別パーツ化して再現しています

●爆雷装填台
 ・ 竣工時に使用、作業甲板は船体と別パーツで構成され、爆雷投下軌条も別パーツで再現されています

●可変深度ソナー(VDS)
 ・ 1967年(昭和42年)以降の装備、専用の後部甲板に曳航体やワイヤードラム、ドラムホルダー、支柱を組み合わせる形で再現しています

●内火艇、カッター、救命筏及びボートダビッド

●艦首及び艦尾旗竿
 など


●フルハルモデル用のディスプレイスタンドが付属しています


●デカールは「DD-109 はるさめ(初代)」の1隻分が付属
 ・ 艦首・艦尾の「日章旗」「海軍旗」、艦名、ハルナンバー、昭和45年まで採用されていた船体側面の大判の艦名表記が付属
 ・ 「DD-107 むらさめ(初代)」の艦名、ハルナンバーを再現したデカールも付属、「DD-107 むらさめ(初代)」として作製することも可能です


●「DD-109 はるさめ(初代)」の船体サイズ
 ・ 全長 : 約154mm


【 「海上自衛隊 護衛艦 DD-109 はるさめ (初代) (レジン製船底付)」のパッケージ内容 】


 ・ 海上自衛隊 護衛艦 DD-109 はるさめ(初代) ×1(レジン製パーツを含む)
 ・ デカールシート ×3
 ・ ディスプレイスタンド ×1


●スポット生産品


【 「DD-109 はるさめ (初代)」について 】


●戦後約10年の技術的空白を埋め、国産護衛艦のスタイルを確立した「あやなみ型」に続き建造された戦後3番目の国産護衛艦(当初は甲型警備艦)が初代「むらさめ型」です

●戦後2番目の国産護衛艦「あやなみ型」は対潜護衛艦「DDK」としてデビューしましたが、続く初代「むらさめ型」は性格が異なり、対空戦闘を主眼に対水上打撃力の強化も目指し、多くの砲を搭載した結果、汎用護衛艦「DDA(A:All Purpose)」と称されました
●「あやなみ型」で実績を積んだ、長い船首楼の継ぎ目をスロープ化した「オランダ坂」を有する独特の艦型は、初代「むらさめ型」にも引き継がれ、この時代の国産護衛艦の大きな特徴となっています

●対空能力を優先した初代「むらさめ型」は、対空誘導兵器がまだ一般的ではなかった時代に「5インチ 54口径単装砲 Mk.39」を3基、及び「50口径 3インチ連装速射砲 Mk.33」を2基、計5基を搭載して対空火力の充実を図り、対潜用の副装備として「Mk.15 ヘッジホッグ」「爆雷投射機(Y砲)」「短魚雷落射機」「爆雷投下軌条」も併せ持つ重武装護衛艦として建造されました
●このような重武装を施した結果、初代「むらさめ型」の排水量に占める兵装の重量は18パーセントにも及び、重武装で知られた旧帝国海軍時代の駆逐艦の平均13~15パーセントを上回り、ハリネズミの様な重武装護衛艦となりました

●初代「むらさめ型」に装備された主砲「5インチ 54口径単装砲 Mk.39」は初代「むらさめ型」と初代「あきづき型」の2型式のみに装備された特殊な砲で、もともとアメリカ海軍の「ミッドウェー級空母」3隻だけに搭載されていた珍しい砲でした
●「ミッドウェー級空母」は改装を受けた際、この砲を下ろし、1隻あたり18門装備されていたこの砲は「MAP(Military Assistance Program:軍事援助計画)」供与として無償でわが国に供与されましたが、当時、わが国が手にすることの出来た最新鋭の「5インチ砲」でした
●この「5インチ砲」は比較的軽い砲身を持ち、発射速度は毎分15発、シールドは護衛艦搭載にあたり薄い高張力鋼で作られた軽いものに変更され、重武装でかさむ重量の軽減に役立っています

●初代「むらさめ型」の3番艦となる「DD-109 はるさめ (初代)」は先に建造された「DD-107 むらさめ」「DD-108 むらさめ」の2艦とは計画年度が異なり、この時期のいくつかの新技術が取り入れられて開発が進められました
●人間工学に基づき、乗員の疲労軽減と作業能率の向上を目的とした艤装が各所に採り入れられたほか、27ものブロックに分割・製造された船体を船台の上で組み合わせる工法が取られ、緊急時における護衛艦の大量建造の実証が成されました

●また、「DD-109 はるさめ (初代)」は同型艦3隻の中で最も多く手が加えられ、多くの新装備が導入されました
●初代「むらさめ型」で唯一搭載された「可変深度ソナー(VDS)」を始めとする装備の中で、特筆すべきものに国産の「68式射撃指揮装置」があります
●1959(昭和34)年度からスイスの「コントラバス社」製の射撃統制装置を参考に、これを上回る性能を目指して開発が進められ、1965(昭和40)年「はるさめ」に搭載、小型・高性能で省力化を実現した画期的なものでした
●しかし、正式化はされたものの、先進性が災いし、用兵者側が無人方位盤になじめなかった事から「はるさめ」のみの搭載に留まり、後の「72式射撃指揮装置 1型」の母体となりました
●「DD-109 はるさめ (初代)」は1959(昭和34)年の就役当初は舞鶴地方隊に編入、新編の「第3護衛隊 第10護衛隊」に配属されました
●1984(昭和59)年、第10護衛隊の解隊により「第3護衛隊群直轄」に変更、翌1985(昭和60)年特務艦に変更され艦籍番号を「ASU-7008」と改正されています
●1989(平成元)年の除籍まで、わが国の海防を30年間にわたって勤め上げ、多くの武装を纏った老武者は去ったのです

ピットロード 1/700 スカイウェーブ J シリーズ 「海上自衛隊 護衛艦 DD-109 はるさめ (初代) (レジン製船底パーツ付)」
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