ガリレオ出版 グランドパワー 2015年7月号 月刊 グランドパワー 254 雑誌

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グランドパワー 2015年7月号

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「グランドパワー 2015年7月号 (雑誌) (ガリレオ出版 月刊 グランドパワー  No.254 )」です

 (2015年5月27日発売)

●第1次世界大戦から現代に至るまでの戦闘車両をピックアップして、キャプションをつけた写真や線図イラストとともに深く掘り下げて特定の車輌を解説する「月刊 グランドパワー」です

●「グランドパワー 2015年7月号」では、戦後初のドイツ国産戦車で、ヨーロッパ標準戦車の地位に上り詰めた「レオパルト 1」を特集、その開発の軌跡と構造の詳細に迫ります

【 「グランドパワー 2015年7月号」について 】


■特集 : レオパルト 1の開発と構造
●第2次世界大戦が終結したヨーロッパでは、敗戦国のドイツを除くと戦車開発技術を持つ国はイギリスとソ連しか存在していませんでした

●特にフランスは独仏戦までは陸軍大国として多くの戦車を保有していましたが、事実上の敗戦によって戦車の開発技術を喪失してしまい、ヨーロッパとしての標準戦車の開発をフランスが各国に呼び掛けたのが「レオパルト 1」の誕生のきっかけとなります

●このフランスの呼びかけには多くの国が参画することになりますが、結局は戦車を開発できる下地を持っているのは西ドイツとフランスだけで、他の国は資金援助となり、この標準戦車の選定対象として西ドイツ製の「レオパルト 1」と、フランス製の「AMX-30」との比較検討が行われました
●「レオパルト 1」と「AMX-30」は、コンセプト的に非常に似た性格を持った戦車で、当時の米ソの戦車が防御力を重視していたのに対して、機動性能に重きを置いたものでした
●各国での比較の結果、「レオパルト 1」が勝利を収めましたが、フランスは「AMX-30」を諦めることができず、それぞれが独自に各国に導入を進めるという結果となりました

●「レオパルト 1」は、敗戦によって途絶えた戦車技術を再び結集して開発を進めた傑作戦車で、防御力は当時の米ソの戦車よりも劣りましたが、機動性能は高く、将来のアップデートを考慮して余裕のある構造になっているのが特徴でした
●また、攻撃力、防御力、機動性能といったカタログデータには現れない、運用の行いやすさや、稼働率、光学機器の性能、操縦性能などが優秀で、戦車としての完成度は極めて高いものでした

●結果的に「レオパルト 1」はヨーロッパだけではなく、世界各国で導入され、「レオパルト 2」などの戦後第3世代戦車が登場して久しくなりますが、現在でも現役として運用が続いているのです

●「グランドパワー 2015年7月号」では、この「レオパルト 1」を特集、その開発の経緯から、試作車の数々、そしてその構造を詳しく解説します

●また、「レオパルト 1」の各型式(生産バッジ)による違いも解剖、当初の鋳造砲塔から中空装甲を用いた角張った砲塔への推移、また「レオパルト 1A1A」などの初期生産型の近代化改修も解説します

●最近になって模型界では注目を集めるようになった戦後第2世代戦車、その代表格となる「レオパルト 1」の軌跡を追った内容となっています


【 「グランドパワー 2015年7月号」の内容目次 】


●滝が原駐屯地 創立41周年記念行事
●神町駐屯地 創設59周年記念行事
●板妻駐屯地 創立53周年記念行事
●レオパルト 1の開発と構造
 ・ レオパルト 1 主力戦車写真集
●マニュアルで見る「M24」軽戦車 その5
●ソ連軍軽戦車の系譜 (9)水陸両用戦車 その4

【 「グランドパワー 2015年7月号」の内容について 】


■巻頭カラーページ (16ページ)
●前半は、2015年4月12日に行われた「滝が原駐屯地 創立41周年記念行事」の様子を収録、評価支援隊の「74式戦車」や「96式装輪装甲車」などの姿を収めています
●カラー中項には、2015年4月19日に行われた「神町駐屯地 創設59周年記念行事」の様子を掲載、第6戦車大隊の「74式戦車」や第6特殊武器防護隊の「NBC偵察車」などを収録しています
●カラー後半は、2015年4月19日に行なわれた「板妻駐屯地 創設53周年記念行事」と同年4月29日に行なわれた「下志津駐屯地 創設60周年記念行事」の様子を収録、貴重な「11式 短距離地対空誘導弾」の発射装置の写真も含まれています

■レオパルト 1の開発と構造 (58ページ)
●第2次大戦後の東西冷戦時代から西ドイツの戦車に関する状況を概観しながら解説します
●フランス、イタリア、オランダ、ベルギー、ルクセンブルグが1950年代に計画して、後日西ドイツも参加した戦車開発計画である「FINABEL計画」から開発史を解説、試作段階の車体や「AMX-30」との比較テストの模様、各国での比較試験なども詳しく紹介します
●生産型の車体は、「戦闘区画」「機関系」「走行装置」「電気系」「砲塔」「武装」「潜水装置」に区分して、それぞれを詳しく解説
●生産型の各型は「第1次生産シリーズ」「レオパルト 1A1」「レオパルト 1A2」「レオパルト 1A3」「レオパルト 1A4」とともに、近代化改修が行なわれた「レオパルト 1A1A1」「レオパルト1A1A2」「レオパルト 1A2A1」「レオパルト 1A3A1」「レオパルト 1A5」の各タイプについて解説をします
●実現しなかった「120mm滑腔砲搭載型」「レオパルト 1A6」「レオパルト 1f」などの発展型の計画も収録
●オーストラリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、ギリシャ等の多くの国に輸出した各型の特徴も解説します

■レオパルト1主力戦車写真集 (26ページ)
●西ドイツ連邦軍が装備していた「レオパルト 1A1A1」の演習時や整備時の写真を収録、細部や演習時の装備品の状態などが分かります
●後半はオーストラリア軍の「レオパルト AS1」の写真などを掲載しています

■マニュアルで見る「M24」軽戦車 その5 (22ページ)
●アメリカ陸軍が1951年に製作した軽戦車「M24」のマニュアルより、今回は「エンジン」「動力伝達装置」「起動輪」等を抜粋して収録します
●オイル注入などの整備方法、動力伝達装置の構造などを写真を交えて解説しています

■ソ連軍軽戦車の系譜 (9) 水陸両用戦車 その4 (16ページ)
●ソ連軍の水陸両用戦車の開発史を辿る第4弾です
●今回は、水陸両用戦車「T-37A」の改良型である、「T-37A パーキンスディーゼル搭載型」「T-43 装輪装軌式水陸両用戦車」「シティコフ戦車 (T-37B)」「T-37V」「モロトフ戦車」を解説します


【 「グランドパワー 2015年7月号」の仕様 】


●版型 : B5版
●全144ページ / モノクロ写真123枚、カラー写真37枚収録
●発行日 : 2015年7月1日
●コード : 4910135010750

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