ミリタリー・クラシックス Vol.48
「ミリタリー・クラシックス Vol.48 (雑誌) (イカロス出版 ミリタリー クラシックス (MILITARY CLASSICS) No.048 )」です
(2015年1月21日発売)
【 巻頭特集 】吶喊する迫撃の海鷲「97艦攻」と「天山」
●日本の航空母艦の艦載機の代表的存在となるのが「零式艦上戦闘機」であり、その空戦能力の高さは太平洋戦争の緒戦における日本海軍の活躍の原動力ともなりました
●しかし、「零式艦上戦闘機」はあくまでも敵の戦闘機や爆撃機などを迎撃するという制空戦闘機であり、実際に敵艦を攻撃して戦果を挙げるのは艦上爆撃機や艦上攻撃機です
●その艦上爆撃機である「99式艦上爆撃機」は、高い命中精度により活躍しましたが、航空爆弾による攻撃は敵艦の戦闘能力を奪うことが主な目的であり、それに対して敵艦を沈める役割を持っていたのが航空魚雷を搭載した艦上攻撃機です
●艦上攻撃機は、攻撃時には水面ぎりぎりの低高度で飛行、敵艦の回避行動を予測して編隊を組んで同時攻撃を行うことから、攻撃機の基本性能はもちろん、その搭乗員には高い技量を必要としました
●今号の「ミリタリー・クラシックス」では、トドメの一撃として航空魚雷を敵艦へと突き刺して大きな戦果を挙げた艦上攻撃機「97式艦上攻撃機」と「天山」を特集、艦上攻撃機の歴史をはじめ、機体の性能、艦上攻撃機の戦術、そしてその戦果を詳細に解説します
【 第2特集 】電撃戦の先鋒となった快速の軽騎兵「2号戦車」
●1935年、ドイツ軍の再軍備化に伴い、本格的な戦車開発を開始、「1号戦車」~「4号戦車」という4車種に絞って開発と生産が行われました
●この4つの車種は、大きさなどからそれぞれの役割を持っており、「2号戦車」は偵察任務を行う軽戦車という位置付けでした
●このため、「2号戦車」の武装は20mm機関砲と同軸機銃という、砲塔に収まる車長が1人で操作できる装備となり、車体には操縦手と無線手の2名が配置しています
●本来、戦車部隊の主力戦車としては「3号戦車」を運用する予定でしたが、「3号戦車」は開発と生産が遅れ、ポーランド戦やフランス戦などの大戦初期においては、戦車数の不足からこの「2号戦車」が戦車部隊の主力として運用が行われています
●今号の「ミリタリー・クラシックス」では、第2特集として「2号戦車」にスポットライトを当て、性能、各部の構造、部隊編成、各型式や派生型などを詳しく解説します
●戦争後期における「タイガー1」や「パンター」などの重量級戦車とは比べ物にならない性能ながら、ドイツ戦車部隊の主力として恥じない活躍をみせた「2号戦車」、ドイツ電撃戦を支えた立役者を多角的に解剖します!
【 「ミリタリー・クラシックス Vol.48」の内容目次 】
■「97艦攻」と「天山」
●名シーンセレクション
・ 真珠湾攻撃
・ ミッドウェー海戦
・ 南太平洋海戦
・ ペンシルヴァニア撃破
●これが九七艦攻と天山だ!
●97艦攻・天山 実戦塗装図集
●図解 中島 97式3号艦上攻撃機
●97艦攻と天山のメカニック
●日本海軍艦上攻撃機の系譜
●97艦攻、天山の運用方法と部隊編制
●97艦攻と天山の各型式
●97艦攻の戦術・戦法
●暁の海鷲 97艦攻・天山の戦歴
●97艦攻&天山人物列伝
●97艦攻の搭乗員になってみよう!
●まけた側の良兵器集
●ランダムアクセス
■軽戦車「2号戦車」
●2号戦車実戦塗装図集
●2号戦車のメカニック
●2号戦車の開発の経緯
●2号戦車の運用と部隊編制
●2号戦車の各型式と派生型
●2号戦車の戦闘記録
●2号戦車と各国軽戦車の比較
■ 連 載
●ねいばるインスティテュート
●帝国軍人MMK
●クラシック軍装研究室
●もしも☆WEAPON
●マンガ戦車戦史
●Benvenuti!知られざるイタリア将兵録
●奮戦の航跡 この一艦
●陸海軍航空隊 蒼天録
●第2次大戦全戦史
●特殊作戦行動
●ミリタリー人物伝
●栄光なき敗者の栄光
●俺が考えた日本艦攻と2号戦車
■ 情 報
●「零戦里帰りプロジェクト」レポート
【 「ミリタリー・クラシックス Vol.48」の仕様 】
●版型 : AB版 / ソフトカバー
●全158ページ
●発行日 : 2015年3月1日
●コード : 4910184410358