海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう型
「海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう型 (プラモデル) (ピットロード 1/700 スカイウェーブ J シリーズ No.J073 )」です
●海上自衛隊の通常動力型潜水艦「そうりゅう型」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●2009年から竣工した海上自衛隊の最新鋭潜水艦「そうりゅう型」を再現、葉巻型の船体構造に、艦尾にクロス状の舵(X舵)を装備した特徴的なシルエットを再現した内容となっています
●「そうりゅう型潜水艦」のキットパーツを2隻分セットしています
●「SS-501 そうりゅう」「SS-502 うんりゅう」「SS-503 はくりゅう」「SS-504 けんりゅう」「SS-505 ずいりゅう」「SS-506 こくりゅう」「SS-507 じんりゅう」の合計7隻分の艦名表示、艦番号を再現したデカールが付属、この中から2隻を選択して作製することができます
【 「海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう型」のキット内容について 】
●この海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう型」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●海上自衛隊の艦艇を積極的にモデル化してきたピットロード社のリサーチ力と、実艦への深い造詣により潜水艦「そうりゅう型」を再現、同社らしいスケールに沿ったメリハリのある造形と彫刻で、最新鋭潜水艦らしいシャープなフォルムとディテールを再現した内容となっています
●喫水線以下の部分も再現したフルハルモデルです
●「そうりゅう型は、「船体」「上部デッキ」「艦橋などの上部構造物」をそれぞれブロック化して分割した構成となっています
●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、上部デッキ、構造物を船体ブロックへと取り付けて完成させます
●船体は左右に分割したパーツで再現
・ 船体には、パネルライン、魚雷発射管扉、下部のパネルなどを凹状のモールドで再現しています
・ 艦尾のX舵は1枚ずつ個別にパーツ化
・ スクリューは別パーツとなります
●上部デッキは一体成型となったパーツで再現
・ 上部デッキの甲板部分には、各種ハッチ、ボラードなどのディテールをモールドで再現しています
●艦橋は、一体成型となったパーツで再現
・ スライド金型を使用して、上部の見張り所、潜望鏡部分などの凹みを再現
・ 艦橋にはパネルラインを凹状のモールドで再現しています
・ 安定翼は1枚ずつ個別にパーツ化
・ 上部の潜望鏡、アンテナ類も1本ずつ個別にパーツ化しています
●展示用のディスプレイスタンド(×2)が付属しています
●説明書には、「そうりゅう型」の1種の塗装例が記載されており、艦名表示、艦番号、喫水表示、日章旗、自衛艦旗などを再現したデカールが付属しています
・ 「SS-501 そうりゅう」「SS-502 うんりゅう」「SS-503 はくりゅう」「SS-504 けんりゅう」「SS-505 ずいりゅう」「SS-506 こくりゅう」「SS-507 じんりゅう」の艦名表示、艦番号を再現したデカールが付属、この中から2隻を選択して使用します
●「海上自衛隊 潜水艦 そうりゅう型 2隻入」の成型色
・ そうりゅう型本体、ディスプレイスタンド : ブラック
【 「海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう型」のパッケージ内容 】
・ 潜水艦 そうりゅう型 ×2
・ ディスプレイスタンド ×2
・ デカールシート ×1
・ 組立て説明書 ×1
【 「潜水艦 そうりゅう型」について 】
●原子力潜水艦は、推進力を得るために酸素を必要とせず、化学反応によって酸素を供給することも可能なため、乗員の食料等の確保を除けば、極めて長期間に渡る潜行が可能です
●これに対しディーゼルエンジンを搭載する通常動力型潜水艦は、エンジンを動かす際には酸素を消費し、また乗員用の酸素も必要となるため、一定の時間毎に浮上やシュノーケルによる空気の取り入れる必要があります
●このため、潜水艦の動力源には原子力エンジンを搭載するのが望ましいのですが、海上自衛隊の潜水艦では、日本の沿岸部での活動が中心なことと、国の政策として自衛隊の艦には原子力を使用しないこと、そして通常動力型の潜水艦がバッテリー航行した場合は原子力潜水艦よりも高い静寂性を得られるなどの諸点から、戦後から現代に至るまで通常動力型潜水艦を建造し、整備し続けてきました
●同時に通常動力型潜水艦の欠点を克服する努力を続け、非大気依存推進(AIP)を装備した潜水艦として建造されたのが「そうりゅう型潜水艦」です
・ 「そうりゅう型」の動力源は、海上自衛隊において初めて「スターリング・エンジン」を採用、このエンジンは通常のディーゼルエンジンよりも酸素の使用量が極めて少なく、エネルギー交換率が非常に良いのが最大の特徴です
・ ただ、「スターリング・エンジン」は大きな出力を得ることが難しく、高速航行用としてディーゼルエンジンも搭載しています
・ 「ステーリング・エンジン」を搭載した「そうりゅう型」は2週間という水中持続力を誇り、この潜水時間は従来の潜水艦とは比較にならないほど高い性能となっています
●通常動力型潜水艦の建造と整備に特化せざるを得なかったわが国の海上自衛隊は、この分野での建造技術の向上を続けた結果、通常動力型潜水艦の性能は世界でトップレベル地位にあり、原子力潜水艦までを必要としない各国の海軍から熱い視線を浴びています
●日本では武器輸出に関する3原則により、潜水艦などの装備を輸出することはできませんが、近年この3原則を見直す動きがあり、「そうりゅう型潜水艦」は世界各国の海軍から最も注目を集める存在となっているのです