大日本絵画 F-14 トムキャット オペレーション イラキフリーダム (イラクの自由作戦のアメリカ海軍F-14トムキャット飛行隊) オスプレイ エアコンバットシリーズ 23157 本

「F-14 トムキャット オペレーション イラキフリーダム (イラクの自由作戦のアメリカ海軍F-14トムキャット飛行隊) （本） (大日本絵画 オスプレイ エアコンバットシリーズ  No.23157 )」です

●2003年のイラク戦争におけるアメリカ海軍の戦闘機「F-14 トムキャット」の作戦行動と活躍を描いた戦記及び写真資料集です

【 「F-14 トムキャット オペレーション イラキフリーダム （イラクの自由作戦のアメリカ海軍F-14トムキャット飛行隊）」の概要 】

■イラク戦争を戦ったトムキャットの知られざる死闘
●艦隊防空に特化した「最強の艦載戦闘機」としてその存在感を示しながらも、現在では全機が退役した「F-14 トムキャット」

●米ソ冷戦下において艦隊防空を担う制空戦闘機として、高出力エンジン2基と可変翼の採用によりキャパシティの大きさと機動性能を両立、遠大な射程距離を持つ「AIM-54 フェニックスミサイル」を搭載し、防空戦闘ではピカ一の能力を示しました

●しかし、皮肉なことに、強力な航空戦力を持つアメリカ海軍に対して空軍力によって対抗するような国はなく、戦闘機自体も制空能力重視から、様々な任務に運用できるマルチロール機へとシフトするようになり、「F-14」はその制空能力を発揮することができませんでした

●その「F-14」の最後の戦いの舞台となったのが、2001年以来続く「アフガン～イラク」での対テロ戦争でした
●この一連の戦いでは元々対空戦闘に特化した機体であった「F-14」が対地攻撃や前線航空管制といった任務を充てられ、固定目標への爆撃や近接航空支援といった現代的な作戦に参加、複座であるがゆえの余裕を持ったシステムと長大な航続距離を活かし、様々な任務に於いて戦果を挙げています

●本書「F-14 トムキャット オペレーション イラキフリーダム （イラクの自由作戦のアメリカ海軍F-14トムキャット飛行隊）」ではこれらの戦闘のうち、イラク上空の監視任務である「サザンウォッチ作戦」からイラク本土への侵攻となった「イラクの自由作戦」における「F-14」の戦闘機部隊の運用方法や実戦への参加を収録、「F-14」がいかに運用され、いかに戦ったのかを詳細に記録しています

●イラク戦争の前哨戦ともなった「サザンウォッチ作戦」での恒常的出撃と監視任務を支えた苦闘から、旧型機である「F-14」に最新式の誘導爆弾を搭載するためのプロセス、そして空陸に亘る大規模戦闘となった「イラクの自由作戦」で「F-14」が果たした幅広い役割を、実戦を戦ったアメリカ海軍パイロットたちの証言から立体的に読み解きます

●巻頭には作戦に参加した「F-14」の大判カラー図版を掲載し、本文中にもふんだんにカラー・モノクロ写真を掲載、ビジュアルとともに「F-14」の作戦行動の実際を読み解いていきます

●今まで日本語で語られることのなかった「F-14」部隊の最後の活躍をまとめあげた、体系的資料の決定版となっています

【 「F-14 トムキャット オペレーション イラキフリーダム （イラクの自由作戦のアメリカ海軍F-14トムキャット飛行隊）」の内容目次 】

●カラー図
　・ カラー塗装図解説
●第1章　南方監視作戦
●第2章　「衝撃と畏怖」
●第3章　戦場の形成　
●第4章　「ブラックナイツ」
●第5章　北部の戦い　
●第6章　今もつづく作戦　
●イラクの自由作戦参加トムキャット部隊一覧表


■著者「トニー・ホームズ」のプロフィール
●「トニー・ホームズ」は西オーストラリア州フリーマントル出身
●1989年からオスプレイ・アビエーションの編集者を務め、担当シリーズはエアクラフト・オブ・ジ・エーセス、コンバット・エアクラフト、アヴィエーション・エリート・ユニッツで、自身も過去17年間にオスプレイで20冊以上の書籍を上梓しています
●米海軍航空隊の専門家で、本書執筆のため、「イラクの自由作戦」から帰還してまもない「F-14」パイロットおよびレーダー要撃管制士官30名以上に独占取材する許可を与えられました
●本書に豊富に掲載している実戦写真も、「F-14」のパイロットやレーダー要撃管制士官から提供されたものです

【 「F-14 トムキャット オペレーション イラキフリーダム （イラクの自由作戦のアメリカ海軍F-14トムキャット飛行隊）」の奥付 】

●版型 ： A4版 / ソフトカバー
●全96ページ / 写真77点収録
●著者 ： トニー・ホームズ
●発行日 ： 2015年5月22日
●ISBNコード ： 9784499231572