ウラル 4320 6×6トラック
「ウラル 4320 6×6トラック (プラモデル) (ズベズダ ART OF TACTIC HOT WAR No.7417 )」です
●1970年代に登場したソ連軍の大型トラック「ウラル 4320」を1/100スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●現在も生産と運用が続いている旧東側諸国の代表的な大型トラック「ウラル 4320」を再現、ソ連製トラックらしい骨太で質実剛健さに溢れたフォルムを再現した内容となっています
【 「ウラル 4320」軍用トラックについて 】
●第2次世界大戦時のソ連は、トラックなどの自動車開発技術に立ち遅れ、自国では1920年代のアメリカのトラックのコピー生産する方法を採りました
●大戦後、ソ連では積極的にトラックの開発を推し進め、大戦中にアメリカから供与されたトラックを参考として「KrAZ214 トラック」などのトラック開発します
●このような車両はアメリカ製のトラックの影響が強いものでしたが、当時のアメリカ製トラックは世界の頂点的な存在であり、それを参考としたソ連製トラックも質実剛健ながら良好な性能を誇っていました
●しかしながら、1960年代に入るとこのような戦後世代のトラックも性能的に不十分なものとなり、時代に沿った新型のトラックが求められることになります
●この1960年代、新たに求められた要望に応じ、1965年に「ウラル自動車工場」で開発された積載量4.5tの汎用トラックが「ウラル-375D」です
●1976年には、この「ウラル-375D」をベースに発展型となる「ウラル 4320」を開発、同車は240馬力のディーゼルエンジンを搭載した6輪駆動型トラックで、最大積載量は6tとなっています
●「ウラル 4320」は、頑丈さとシンプルな構造により機械的な信頼性も高く、ソ連軍を始めとする東側諸国の主力トラックとなり、現在でも運用と生産が続いているのです
【 「ウラル 4320 6×6トラック」のキット内容について 】
●このソ連軍の大型トラック「ウラル 4320」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●「ウラル 4320」を1/100のスケールに沿った表現で再現、一体成型によりパーツ数を抑えながらも、実車のフォルムやディテール、そしてポイントを捉えた内容となっています
●「ウラル 4320」を構成するパーツは29点で、20分程度で組み立てを完了することが可能、気軽にAFVモデルを楽しみたい人、塗装の練習を行ないたい人、もしくはコレクションとして数を揃えたい人などに最適なキットです
・ AFVモデルにおいてソフトスキン系の車両は、実車の構造を反映して構成するパーツが多く、これを敬遠する人や、AFVモデル初心者の人への入門キットとしてお薦めします
●接着剤不要のスナップキットとなっています
●「ウラル 4320」は、「車体」「荷台」「幌」の3ブロックで構成しています
【 車 体 】
●車体は、シャーシのメインフレームにボンネット及びキャビン、デファレンシャル、タイヤなどを取り付けて作製します
・ ボンネット及びキャビンは、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製、歪みが生じないように桁のパーツを挟み込んで組み立てます
・ 「ウィンド」はキャビンのパーツ上にモールドにて再現
・ 「デファレンシャル」はそれぞれ一体成型のパーツで再現
・ 「タイヤ」はスペアタイヤを含めて7本、個別にパーツ化しています
【 荷 台 】
●荷台は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します
【 幌 】
●幌は、左右に分割したパーツで再現
・ 歪みが生じないように桁のパーツを挟み込んで組み立てます
●ウォーゲーム使用時に使用する旗のパーツが付属しています
●「ウラル 4320 6×6トラック」の完成時のサイズ
・ 全長 : 7.5cm
【 「ウラル 4320 6×6トラック」のパッケージ内容 】
・ ウラル 4320 軍用トラック ×1
・ 旗 ×1
・ 組立て説明書 ×1
●2015年 完全新金型
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【 「ズベズダ社 ART OF TACTIC HOT WAR」について 】
●ズベズダ社が展開する第2大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)として開発されたシリーズ
・ スケールモデル専門メーカーとして様々なキットを開発してきたズベズダ社のノウハウを、ベース付の駒にギュっと凝縮、パーツ数を抑えた手軽に作れるスケールモデルとしてプラモデルの楽しみを味わう事ができます
・ ボードゲームの駒として利用されることを前提としているため、戦車や歩兵、飛行機などでスケールが一貫していないから利用価値がないと思うのは大間違い、簡素な作りながらミニスケールモデルとしての完成度は十二分にあり、難しく複雑に考えることばかりがスケールモデルじゃないと、手にしたとき目から鱗が落ちる思いで気づくことでしょう