海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう (同型艦用デカール付)
潜水艦 SS-501 そうりゅう潜水艦 SS-502 うんりゅう潜水艦 SS-503 はくりゅう潜水艦 SS-504 けんりゅう潜水艦 SS-505 ずいりゅう潜水艦 SS-506 こくりゅう潜水艦 そうりゅう型海上自衛隊潜水艦海上自衛隊所属艦艇潜水艦
「海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう (同型艦用デカール付) (プラモデル) (ピットロード 1/350 スカイウェーブ JB シリーズ No.JB004S )」です
●2009年に就役した 海上自衛隊の通常動力型潜水艦「そうりゅう型」を1/350スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット
●「葉巻型」のフォルムに日本の潜水艦技術の粋をつぎ込んだ「そうりゅう型潜水艦」をフルハルモデルで再現
・ 艦体のほぼ全身を覆う吸音タイルのモールド、初めて採用されたX型舵など、「そうりゅう型潜水艦」が持つ特徴をメカニカルかつ緻密に立体化、海上自衛隊の最新鋭潜水艦の姿を再現した内容となっています
●ピットロード社製「海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう」をベースに、デカールを同型艦の艦番号と艦名表示を含んだものへと変更した限定スペシャルバージョンです
・ 「SS-501 そうりゅう」「SS-502 うんりゅう」「SS-503 はくりゅう」「SS-504 けんりゅう」「SS-505 ずいりゅう」「SS-506 こくりゅう」の中からいずれか1艦を選択して作製することができます
【 海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう (同型艦用デカール付) (ピットロード 1/350 スカイウェーブ JB シリーズ JB004S) プラモデルの内容 】
●「そうりゅう型潜水艦」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
・ そうりゅう型潜水艦の「葉巻型の」船体のライン、船体のほぼ全面に貼り詰められた「吸音タイル」、「潜舵」や「X舵」のエッジなどがシャープに仕上げられ、かっちりとしたシルエットを演出
・ アクセスハッチを始めとするパネルラインなども細い凹モールドで再現しています
●「そうりゅう型潜水艦」が持つ、特徴ある葉巻型のフォルムのイメージを忠実に再現
・ 長胴化された船体の全体に装着された「吸音タイル」、前面基部が流線形化され水中抵抗を少なくした「セイル」、そして着底時の破損を考慮し、かつ水中運動性の高い「X舵」など、そうりゅう型潜水艦で初採用となったポイントを再現しています
●「そうりゅう型潜水艦」の船体は、左右貼り合わせの船体上部ブロックと喫水線ラインで区切られた船体下部ブロックの3パーツで構成、船体部に艦橋ブロックと方向舵、スクリュー等の船体尾部のパーツを取り付けて全体を組み上げます
・ 巧みな船体分割により塗り分けが容易となっており、ウォーターラインの上下でトーンの差を演出するなどの塗装法にチャレンジすることができます
・ 船体全体の主なパネルラインや吸音タイルの組み付けは繊細な凹モールドで再現、1/350スケールのならではの情報量をパーツ上に表現したディテールが再現されています
●「そうりゅう型潜水艦」の船体全部を再現したフルハルモデルとなっています
・ 喫水線ラインより上部にあたる部分は別パーツ化していますので、洋上モデルとして製作することも可能です
●艦橋パーツは、微妙な傾斜と表面上の緻密なディテールをスライド金型を使用して再現
・ ステルス性を考慮したそうりゅう級の特徴となる流線形となる艦橋前面基部もしっかりと再現しています
・ 潜望鏡やアンテナ類等の艦橋構造物は全て別パーツで構成、非常に細く、シャープに成型しています
・ このほか、展望塔や排気塔にスライド金型を使用して開口部を再現しており、単調となりがちな潜水艦モデルの良いアクセントとなっています
・ 艦橋上部は潜行時のハッチが閉じられたものと潜望鏡・アンテナ類展開時のハッチ開放状態のものの2種類をセットしており、お好みに応じて製作することが出来ます
●潜舵やX舵のエッジ部分は非常に薄く成型しており、潜舵の翼端灯までしっかり再現しています
・ スクリューはおやしお型と異なる形の微妙なカーブを持つ7翅プロペラを再現、ブレードの厚みなどシャープな造型となっております
●デカールは「SS-501 そうりゅう」「SS-502 うんりゅう」「SS-503 はくりゅう」「SS-504 けんりゅう」「SS-505 ずいりゅう」「SS-506 こくりゅう」の6隻分が付属
・ 艦名、セイルナンバー、船体各部に記された水深表記等をデカールにて再現しています
・ 船体2箇所とセイルの日章旗海軍旗はデカールの貼り合わせにより立体的に再現、オプションパーツの旗竿と共に取り付けることが出来ます
●ディスプレイスタンドが付属しています
・ 艦底部にはスタンドの台座に対応したレール状のガイドが設けられており、完成後も「そうりゅう型潜水艦」を安定して展示することができます
●そうりゅう型潜水艦の完成時のサイズ
・ 全長 : 約240mm
【 海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう (同型艦用デカール付) (ピットロード 1/350 スカイウェーブ JB シリーズ JB004S) のパッケージ内容 】
・ 潜水艦 そうりゅう型 ×1
・ ディスプレイスタンド ×1
・ デカールシート ×1
・ 組立て説明書 ×1
●限定品 (「海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう」をベースとしたデカール変更アイテム)
【 海上自衛隊 そうりゅう型潜水艦 について 】
●潜水艦「そうりゅう型」は、2009年3月にネームシップとなる「SS-501 そうりゅう」が就役した海上自衛隊の新型潜水艦です
●原子力潜水艦は、推進力を得るために酸素を必要とせず、化学反応によって酸素を供給することも可能なため、乗員の食料等の確保を除けば、極めて長期間に渡り潜行することが可能です
●対してディーゼルエンジンを搭載する通常動力型潜水艦は、エンジンを動かす際には酸素を消費し、同時に乗員用の酸素も必要なため、一定の時間毎に浮上やシュノーケルによる空気の取り入れることが必要となります
●このため、潜水艦の動力源としては原子力であることが望ましいのですが、海上自衛隊の潜水艦では、日本の沿岸部での活動が中心なことと、国の政策として自衛隊の艦には原子力を使用しないこと、そして通常動力型の潜水艦がバッテリー航行した場合は原子力潜水艦よりも静寂性が高いことなどを理由に、通常動力型潜水艦を建造し、整備してきました
●ただし、上記のような通常動力型潜水艦の欠点を克服する努力も行われ、海上自衛隊初の「非大気依存推進(AIP)」を装備した潜水艦として建造が行われたのが「そうりゅう型」です
・ 「そうりゅう型」は動力源として最もエネルギー交換率が良い「スターリング・エンジン」を搭載、同エンジンは通常のディーゼルエンジンよりも酸素の使用量が極めて少ないのが特徴です
・ ただし、「スターリング・エンジン」では大きな出力を得ることが難しく、高速航行用としてディーゼルエンジンも搭載しています
・ 「スターリング・エンジン」を搭載した「そうりゅう型」は2週間という水中持続力を誇り、この時間は従来の潜水艦とは比較にならない性能となっています
・ 「そうりゅう型」の船体は先代のおやしお型(1998年~2008年就役、同型艦11隻)と同様の葉巻型ですが、舵に水中運動性が高く破損の危険性の少ないX舵を採用、上部構造物にも吸音タイルを貼り、流線形化されたセイル前面基部など、既存の艦と異なった外観となり、性能も大幅に向上しています
●通常動力型潜水艦の建造と整備に特化せざるを得なくなった海上自衛隊は、この分野での建造技術を切磋琢磨し向上させ、通常動力型潜水艦の性能は世界でトップレベルであり、原子力潜水艦までを必要としない各国の海軍から熱い視線を浴びています
●日本では武器輸出に関する3原則により、潜水艦などの装備を輸出することはできませんが、近年この3原則を見直す動きがあり、「そうりゅう型潜水艦」は世界各国の海軍から最も注目を集める存在となっているのです